Tsukakoko 〜疲れたらここへ来て〜

やまとゆう

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最終章 新しい「疲れたら此処へ来て」

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施設名:  【Tsukakoko ~疲れたらここへ来て~】


責任者:  麻倉 斗和
世界一大切な助手:  麻倉 雫
世界一可愛い助手:  麻倉 律

施術内容:  

・体全身のストレッチ ・心のストレッチ ・体の栄養補給(和食、洋食、中華 どんな料理でも提供)  ・自分を労る空間の提供 ・ヘアスタイリング ・ヘッドスパ ・その他、個人的に抱えている悩みの相談、共有


施設概要:    

人は寝たり起きたりを繰り返す生き物だ。ずっと起きてられる人なんていないし、ずっと寝ている人もいない。毎日、自分のすべきことがあって自分の生きる時間がある。

 そんな人たちが疲れきった時に行き着く場所。そこがここ。この店、
 「Tsukakoko」だ。名前の由来は至ってシンプル。

 疲れたらここへ来て。

 ここへ来てくれたら、君の抱いている悩みは全て無くなることはないかもしれないけれど、1時間前よりも心を軽くすることが出来る。ここへ来てくれたら、君を襲う体の痛みは綺麗さっぱり無くなることはないかもしれないけれど、1時間前よりは確実に楽にすることが出来る。体を完璧にリセットすることは難しいけれど、明日を生きようと思える気持ちにさせることは出来る。

 この店はそういうところ。少し真面目すぎて可愛すぎる天使のような助手がいる店だけれど、僕を入れて3人で必ず君に安らぎの時間と明日を生きる活力をお送りするよ。だから、この店を覚えていてほしい。Tsukakokoへようこそ。合言葉は至ってシンプル。

 疲れたらここへ来て。                

口コミ:

・彼は私の心と体を癒してくれました。いかがわしいように聞こえますが、決してそういう意味ではありません。私が傷ついていた時に寄り添ってくださり、美味しい料理を作ってくださり、大袈裟かもしれませんが、私の命を救ってくれました。そんなわけないだろと思ったそこのあなた、騙されたと思って一度足を運んでみてください。想像を超えた癒しが待っています! (20代女性 会社員)

・私のくだらない痴話喧嘩を何ひとつ嫌な顔をせずに、向き合ってくれた斗和先生は、この世界にいる誰よりも優しくて、寛大な心を持っているお医者さんだと思います。私の心の悩みを解決してくれたことのみならず、私が幸せになることができたのは間違いなく先生のおかげだと思っています。人生を生きるなかで誰しも悩みを持つと思いますが、もし困ったら、ぜひTsukakokoへ行ってみてください。 (50代女性 スナック経営者)

・常識のないナヨナヨした男だという第一印象だった。横につれてたお嬢ちゃんが丁寧な対応をしてくれたおかげで、一度施術を受けてみることにした。お嬢ちゃんも去ることながら、そのナヨナヨ男も大した腕だった。終いには俺の足に眠っていた病魔を見つけてくれた。そいつが牙を向く前に俺は治療をすることができた。悔しいが今では俺はそのナヨナヨ男を恩人だと思っている。体に不調を感じる時がある人は、一度診てもらうことを勧める。  (70代後半男性 建築業)

・私の娘みたいに思っている女の子、私の孫みたいに思っている男の子、そして、家族のように思っている先生が営業しているお店です。お店、というよりも、誰がそこへ行っても我が家だと思えるようなアットホームな雰囲気と、そこへ行くことによって満たされる体や心の満足感をぜひ、多くの方に味わっていただきたいと思います!   (50代女性 病院経営)

・こうして文章を書いているだけで涙を流してしまいそうになる僕は、相当彼らに肩入れをしていることを自分でも思います。ただ、それでも言わせてほしい。ありがとう。あの時、この店をするって思ってくれて。あの時、僕と一緒に生きてくれて。あの時、雫ちゃんと一緒になってくれて。今、雫ちゃんと律くんと一緒に生きてくれて。娘も君たち3人のことが大好きだよ。全然、レビューを書いていないけど、これを読んでいる多くの人にTsukakokoの魅力が伝わりますように。
(50代男性 料理店兼図書館経営)
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