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留学生
第60話 水着
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最近、酷く苦情が多い。
一般生徒、それも女子からの苦情だ。
「わかった。私が行くわ」
風紀委員のメンバーから報告を受け、私は報告にあった場所へと向かう。
中庭に出た所で、目的地が目に入る。
そこには肌を露わにした女性の姿があった。
「エヴァ・デュカスさん。校内では服を着ろと、何度も言っているはずだけど?」
女性の名はエヴァ・デュカス。
ギリシアからの短期留学生だ。
彼女は何を思ったか、ここ最近ずっと水着姿で活動していた。
「あら、学内は服装自由のはずよ」
確かに、制服を強制するルールはない。
だからと言って、下着姿に近い水着常用が許容されると考えるのは拡大解釈もいい所だ。
「はぁ……」
私は深いため息をつく。
「ルールでは明文されていないだけで、風紀を乱す格好になるのよ。その恰好は」
実際、遠巻きに男子生徒達がにやにやしながら彼女の体を眺めている。
彼らは私が一睨みすると、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
「あら、これがアウトだったら水泳の授業もできないじゃない?」
「授業は別だっての!いいからさっさと服を着てこいよ!」
横にいた少女――皇理沙がエヴァに食って掛かる。
目立つ髪に派手なメイク。
エヴァの様に水着ではないが、個人的には彼女のヴィジュアルもギリギリのラインだ。
まあ今はそれはどうでもいい。
「とにかく。何度も言ってるけれど、ほかの生徒からも苦情がすごいのよ。普通の服を身に着けてちょうだい」
この格好を注意するのは今回が初めてではない。
ここ数日、昼休みの度に苦情が来て、その度に私が彼女を注意する羽目になっている。
本来ならとっくに反省室送りなのだが、残念ながら彼女は通常の生徒ではなかった。
留学生相手では、いくら風紀委員長といえどおいそれと取り締まる事ができない。
彼女もそれが分かっているからこそ、堂々と私の言葉を無視する。
「ははは、氷部も毎度大変だな」
エヴァ・デュカスのこの行動。
その元凶とも呼ぶべき男が軽く笑いかけてきた。
ぶん殴ってやろうかしら?
「笑い事ではないわよ。こっちは毎回毎回女生徒達から苦情が来てるの。あなたからも彼女に注意してくれないかしら?鏡君」
「苦情?嫉妬の間違いじゃないの?」
私の言葉にエヴァが鼻で笑った。
まあ確かに……それが全くないとは言えないだろう。
有名女優だけはあって、彼女は綺麗だ。
スタイルも抜群で、同性として彼女に嫉妬してしまうのも無理はない。
だが常時水着姿が非常識である事もまた事実。
嫉妬云々を抜きにしても、それを通報されたら風紀委員としては取り締まらざるを得ないのだ。
「まあ氷部の言わんとする事がわからんでもないが、明確なルール違反をしてるわけじゃないからなぁ」
大きな胸を見たいのか、鏡君はエヴァ寄りの発言をする。
「……」
鏡君はまっすぐ此方を見てはいるが、私にはわかる。
実際はエヴァ・デュカスの大きな胸を注視している事が。
どうやってそんな器用な真似をしているのかまでは分からないが、私の勘が間違いないとそう呟いていた。
本当に、男って生き物は……
「そうよねぇ」
エヴァが鏡君にしな垂れかかろうとしたので、咄嗟に能力で壁を作ってそれを遮った。
流石に、目の前で半裸の女性が男子に密着するのを黙って見過ごす程私も甘くはない。
「ちょっと、冷たいじゃない」
「風紀委員が目の前にいるという事を、忘れないで頂戴」
「いいぞ!せっかくだし、もう反省部屋に突っ込んでやれ!」
「それが出来たら苦労しないわ」
皇さんのリクエストには、残念ながら答えられない。
私にできる事は注意だけだ。
そんなものが効く相手ではないと分かってはいても、風紀委員としてマメに続けるしかなかった。
「いい加減、諦めた方がいいんじゃない?それとも、私をダシに誰か会いたい人間がいるとか?」
エヴァが此方を見て、小馬鹿にした様に笑う。
私だって忙しい身だ。
苦情がなければ、わざわざこんな所に出向いてきたりはしない。
「そんな訳ないでしょ」
一瞬鏡君と目が合ったが、特に意味はない。
なのに、何故か皇さんが私に白い眼差しを向けてくる。
誤解もいい所だ。
「とにかく。貴方がその恰好をやめない限り、私は風紀委員長として注意し続けるだけよ」
「鬱陶しいわね」
まるで自身が被害者であるかの様な口ぶりだが、それは完全にこっちのセリフだった。
無駄な事に時間をとられるこっちの身にもなってほしい。
「ふーむ……よっと!いい案を思いついたわ」
エヴァは何を思ったかその場でバク転して、着地と同時に指鉄砲で私を撃つそぶりを見せる。
その際、彼女の特大の胸が激しく揺れた。
それを見て鏡君の友達が――名前は覚えてない――「おぉ……」と低く唸り声をあげる。
「……」
私がその男子に軽蔑の眼差しを向けると、気まずそうに彼は俯いた。
鏡君の方も睨みつけて――少し顔が緩んだのを私は見逃さない――やったが、彼には涼しい顔で受け流されてしまう。
自分は一切見ていないというその態度……相変わらず図太い神経してるわ。
「いてっ!?」
「デレデレすんな!」
とは言え、皇さんにはそのポーカーフェイスは通用しなかったようだ。
思いっきり股間を蹴り上げられていた。
それを見て溜飲が下りる。
いい気味。
「で?名案っていうのは?」
「あなたと私で勝負するのよ。勝った方が、相手の言うことを聞く。どう?」
「……」
悪い話ではない。
彼女を倒せば、これ以上くだらない事に係わらずに済む。
けど――
「風紀委員長の私が、ギャンブルに乗ると本気で思っているの?」
お金をかけていないから犯罪ではない。
だが賭け事をするという行為自体が、風紀の乱れにつながる事だ。
魅力的な提案ではあったが、私がそれを受ける事は許されない。
「ふん。つまらない女ね」
「確かに。それはつまらないわねぇ。勝負、受けてあげたら?」
「先生は口出し無用でお願いします」
千堂貴美子教諭。
彼女が近づいて来ていたのには気づいていたが、まさか私たちのやり取りに口出しをしてくるとは……
普段はまともに仕事をしない癖に、余計な首を突っ込んで来るのは止めて貰いたいものだ。
「ふーん。じゃあ、先生も明日っから水着にしようかしら。男子達、きっと喜ぶわね」
「何で先生が水着になる必要があるんですか!?」
毎日エヴァを注意するのですら手間だというのに、そこに先生まで加わったら溜まった物じゃないわ。
普通なら冗談で流す事も出来るが、この先生だけは冗談抜きでやりかねない。
とういうか絶対やる。
「えー、だってエヴァさんだけが男子達の視線を独り占めにするのはずるいじゃない。先生だって、皆にあつぅーい視線を注がれたいのよ」
いい年をした女性の発言とは到底思えない。
本当にロクでもない不良教師の見本みたいな人だ。
「ふふ、どうする?私との勝負を受けないなら、水着姿が増えちゃうわよ?まあ彼女が水着になった所で、私の敵じゃないけどね」
「あら、言ってくれるわね。小娘には負けないわよ」
エヴァと千堂先生が睨みあう。
きっと二人の頭の中では、熾烈な水着勝負が繰り広げられているのだろう。
そして放っておけば、それは間違いなく現実のものとなる。
流石にそれだけは、なんとしても阻止しなければならない。
「分かったわ。エヴァ・デュカス。あなたとの勝負、受けましょう」
毒を食らわば皿まで。
風紀委員として正しくない行動であっても、それが結果的に良好な風紀に繋がるのなら、あえてその賭けに乗ろうではないか。
「ふふ、じゃあ決まりね」
「先生も私が勝ったら、水着になるのは禁止ですよ」
「オッケーオッケー。じゃあエヴァちゃん頑張ってねぇ。水着勝負期待してるわよ」
どっちの応援してんのよ……まったく。
こうして渋々私は、エヴァ・デュカスと勝負をする事になる。
まあこうなった以上仕方がない。
彼女を倒し、学園に平穏を取り戻すとしましょう。
一般生徒、それも女子からの苦情だ。
「わかった。私が行くわ」
風紀委員のメンバーから報告を受け、私は報告にあった場所へと向かう。
中庭に出た所で、目的地が目に入る。
そこには肌を露わにした女性の姿があった。
「エヴァ・デュカスさん。校内では服を着ろと、何度も言っているはずだけど?」
女性の名はエヴァ・デュカス。
ギリシアからの短期留学生だ。
彼女は何を思ったか、ここ最近ずっと水着姿で活動していた。
「あら、学内は服装自由のはずよ」
確かに、制服を強制するルールはない。
だからと言って、下着姿に近い水着常用が許容されると考えるのは拡大解釈もいい所だ。
「はぁ……」
私は深いため息をつく。
「ルールでは明文されていないだけで、風紀を乱す格好になるのよ。その恰好は」
実際、遠巻きに男子生徒達がにやにやしながら彼女の体を眺めている。
彼らは私が一睨みすると、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
「あら、これがアウトだったら水泳の授業もできないじゃない?」
「授業は別だっての!いいからさっさと服を着てこいよ!」
横にいた少女――皇理沙がエヴァに食って掛かる。
目立つ髪に派手なメイク。
エヴァの様に水着ではないが、個人的には彼女のヴィジュアルもギリギリのラインだ。
まあ今はそれはどうでもいい。
「とにかく。何度も言ってるけれど、ほかの生徒からも苦情がすごいのよ。普通の服を身に着けてちょうだい」
この格好を注意するのは今回が初めてではない。
ここ数日、昼休みの度に苦情が来て、その度に私が彼女を注意する羽目になっている。
本来ならとっくに反省室送りなのだが、残念ながら彼女は通常の生徒ではなかった。
留学生相手では、いくら風紀委員長といえどおいそれと取り締まる事ができない。
彼女もそれが分かっているからこそ、堂々と私の言葉を無視する。
「ははは、氷部も毎度大変だな」
エヴァ・デュカスのこの行動。
その元凶とも呼ぶべき男が軽く笑いかけてきた。
ぶん殴ってやろうかしら?
「笑い事ではないわよ。こっちは毎回毎回女生徒達から苦情が来てるの。あなたからも彼女に注意してくれないかしら?鏡君」
「苦情?嫉妬の間違いじゃないの?」
私の言葉にエヴァが鼻で笑った。
まあ確かに……それが全くないとは言えないだろう。
有名女優だけはあって、彼女は綺麗だ。
スタイルも抜群で、同性として彼女に嫉妬してしまうのも無理はない。
だが常時水着姿が非常識である事もまた事実。
嫉妬云々を抜きにしても、それを通報されたら風紀委員としては取り締まらざるを得ないのだ。
「まあ氷部の言わんとする事がわからんでもないが、明確なルール違反をしてるわけじゃないからなぁ」
大きな胸を見たいのか、鏡君はエヴァ寄りの発言をする。
「……」
鏡君はまっすぐ此方を見てはいるが、私にはわかる。
実際はエヴァ・デュカスの大きな胸を注視している事が。
どうやってそんな器用な真似をしているのかまでは分からないが、私の勘が間違いないとそう呟いていた。
本当に、男って生き物は……
「そうよねぇ」
エヴァが鏡君にしな垂れかかろうとしたので、咄嗟に能力で壁を作ってそれを遮った。
流石に、目の前で半裸の女性が男子に密着するのを黙って見過ごす程私も甘くはない。
「ちょっと、冷たいじゃない」
「風紀委員が目の前にいるという事を、忘れないで頂戴」
「いいぞ!せっかくだし、もう反省部屋に突っ込んでやれ!」
「それが出来たら苦労しないわ」
皇さんのリクエストには、残念ながら答えられない。
私にできる事は注意だけだ。
そんなものが効く相手ではないと分かってはいても、風紀委員としてマメに続けるしかなかった。
「いい加減、諦めた方がいいんじゃない?それとも、私をダシに誰か会いたい人間がいるとか?」
エヴァが此方を見て、小馬鹿にした様に笑う。
私だって忙しい身だ。
苦情がなければ、わざわざこんな所に出向いてきたりはしない。
「そんな訳ないでしょ」
一瞬鏡君と目が合ったが、特に意味はない。
なのに、何故か皇さんが私に白い眼差しを向けてくる。
誤解もいい所だ。
「とにかく。貴方がその恰好をやめない限り、私は風紀委員長として注意し続けるだけよ」
「鬱陶しいわね」
まるで自身が被害者であるかの様な口ぶりだが、それは完全にこっちのセリフだった。
無駄な事に時間をとられるこっちの身にもなってほしい。
「ふーむ……よっと!いい案を思いついたわ」
エヴァは何を思ったかその場でバク転して、着地と同時に指鉄砲で私を撃つそぶりを見せる。
その際、彼女の特大の胸が激しく揺れた。
それを見て鏡君の友達が――名前は覚えてない――「おぉ……」と低く唸り声をあげる。
「……」
私がその男子に軽蔑の眼差しを向けると、気まずそうに彼は俯いた。
鏡君の方も睨みつけて――少し顔が緩んだのを私は見逃さない――やったが、彼には涼しい顔で受け流されてしまう。
自分は一切見ていないというその態度……相変わらず図太い神経してるわ。
「いてっ!?」
「デレデレすんな!」
とは言え、皇さんにはそのポーカーフェイスは通用しなかったようだ。
思いっきり股間を蹴り上げられていた。
それを見て溜飲が下りる。
いい気味。
「で?名案っていうのは?」
「あなたと私で勝負するのよ。勝った方が、相手の言うことを聞く。どう?」
「……」
悪い話ではない。
彼女を倒せば、これ以上くだらない事に係わらずに済む。
けど――
「風紀委員長の私が、ギャンブルに乗ると本気で思っているの?」
お金をかけていないから犯罪ではない。
だが賭け事をするという行為自体が、風紀の乱れにつながる事だ。
魅力的な提案ではあったが、私がそれを受ける事は許されない。
「ふん。つまらない女ね」
「確かに。それはつまらないわねぇ。勝負、受けてあげたら?」
「先生は口出し無用でお願いします」
千堂貴美子教諭。
彼女が近づいて来ていたのには気づいていたが、まさか私たちのやり取りに口出しをしてくるとは……
普段はまともに仕事をしない癖に、余計な首を突っ込んで来るのは止めて貰いたいものだ。
「ふーん。じゃあ、先生も明日っから水着にしようかしら。男子達、きっと喜ぶわね」
「何で先生が水着になる必要があるんですか!?」
毎日エヴァを注意するのですら手間だというのに、そこに先生まで加わったら溜まった物じゃないわ。
普通なら冗談で流す事も出来るが、この先生だけは冗談抜きでやりかねない。
とういうか絶対やる。
「えー、だってエヴァさんだけが男子達の視線を独り占めにするのはずるいじゃない。先生だって、皆にあつぅーい視線を注がれたいのよ」
いい年をした女性の発言とは到底思えない。
本当にロクでもない不良教師の見本みたいな人だ。
「ふふ、どうする?私との勝負を受けないなら、水着姿が増えちゃうわよ?まあ彼女が水着になった所で、私の敵じゃないけどね」
「あら、言ってくれるわね。小娘には負けないわよ」
エヴァと千堂先生が睨みあう。
きっと二人の頭の中では、熾烈な水着勝負が繰り広げられているのだろう。
そして放っておけば、それは間違いなく現実のものとなる。
流石にそれだけは、なんとしても阻止しなければならない。
「分かったわ。エヴァ・デュカス。あなたとの勝負、受けましょう」
毒を食らわば皿まで。
風紀委員として正しくない行動であっても、それが結果的に良好な風紀に繋がるのなら、あえてその賭けに乗ろうではないか。
「ふふ、じゃあ決まりね」
「先生も私が勝ったら、水着になるのは禁止ですよ」
「オッケーオッケー。じゃあエヴァちゃん頑張ってねぇ。水着勝負期待してるわよ」
どっちの応援してんのよ……まったく。
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