647 / 711
外伝 その王子と恋に落ちたら大変です 第九章 蝶の夢(上)
第十五話 提案(上)
しおりを挟む
それから、黄金竜ウェイズリーとシルヴェスターがどのような話し合いをしたのか分からないが、再度黄金竜ウェイズリーがユーリスの前に現れた時、小さな黄金竜は「シルヴェスターと“融合”することになった」と告げた。
そうしなければ、自分のエゴを抑えきれないとシルヴェスターは考えたようだ。このままではユーリスから嫌われてしまうぞ、彼が離れてしまうぞと黄金竜ウェイズリーに説得され、シルヴェスターは同意したようだ。
病的なほどユーリスから嫌われることを恐れている黄金竜ウェイズリー。愛しいユーリスから嫌われることをするなんてとんでもないと、黄金竜ウェイズリーは、ユーリスを閉じ込めていたシルヴェスターに怒り心頭だった。
小さな黄金竜は、ユーリスの胸元に飛んできて、頭を擦りつけて甘く鳴きながら言った。
「キュルーキュイキュイキュルルルルル(ユーリス。これから部屋の扉も開けさせる。ただ、シルヴェスターと“融合”している間、一つ問題がある)」
ユーリスが問いかけるようにウェイズリーの金色の瞳を見つめると、黄金竜は言った。
「キュイキュイキュルルルルルキュイキュイキュルル(“融合”している間、お前を“金色の芽”で守れなくなる)」
「王城の中にいれば、皆が守ってくれる。心配しなくても大丈夫だよ、ウェイズリー」
ゴルティニア王国の騎士団は強い。たとえ黄金竜がいなくても、十分国を守る力がある。その騎士団のいる王城にいれば、自分の身は安全だとユーリスは言うのだ。
しかし、黄金竜ウェイズリーは頭を振った。
「キュルゥキュルキュルキュイキュルルル(白銀竜の奴らの件もある。私はお前の身が心配なのだ)」
そうこうしている間に、部屋の扉が開く。
開いた扉から転がるように部屋の中に入って来たのは、ユーリスの副官を務めるセリムだった。
扉が開けられる前に、ユーリスは身を清め、衣服も改め、寝台も綺麗に整えていた。
まさか城の者達に、閉じ込められていた間、ユーリスがずっとシルヴェスター国王に身体を求められていたことなど、知られたくなかった。何事もなかったように、ユーリスは身なりも部屋の状態も整えていたが、副官のイルムはユーリスを見つめ、「おやつれになりましたね。大丈夫ですか」と心配そうに言った。
「そうですか」
「はい」
そう言われてユーリスは鏡を見つめる。確かに、顔色もよくないし、少し痩せたようにも見える。
「キュルキュルキュイキュルルルルゥ(そうだ。お前はしっかりと食べて養生した方がいいのだぞ)」
胸に抱いている小さな黄金竜もそう助言するので、ユーリスは大人しく頷いていた。
そこに、ルドガー王子も部屋に入ってきた。
「ユーリス」
息子のルドガーに会うのも久しぶりのような気がする。ユーリスは自分は大丈夫だと彼に微笑みかける。
ルドガーはユーリスと、黄金竜ウェイズリーに言った。
「内密で話がしたい。いいでしょうか」
そんなことを真剣な表情でルドガーから言われたので、ユーリスと黄金竜は顔を見合わせた後に頷いた。
とはいえ、それからルドガーと三人で話が出来たのは、その日の夜になった時だった。
部屋に閉じ込められている間、何も口にしていなかったユーリスは食事をとり、たまっていた仕事をしなければならなかったし、黄金竜ウェイズリーも、シルヴェスター国王の姿に代わって、政務にとりかからなければならなかった。
そして三人が再び顔を合わせた時、ルドガーは自分達の居る部屋に魔法をかけて、誰にも邪魔されないようにした。
まず、ユーリスはこれまでのことをルドガーにも話しておこうと、その時には再び小さな黄金竜の姿に変わっていたウェイズリーを抱っこしながら、話し始めた。
シルヴェスターと、黄金竜ウェイズリーが、いろいろとあった結果、これから“融合”するつもりだという話を、息子であるルドガーにも告げたのだ。
その話を聞いて、ルドガーは腕を組んで考え込んでいた。
黄金竜ウェイズリーは偉そうに、命令するように息子竜に対して言った。
「キュルキュルキュルルルキュイキュイキュルルルルル(それで、私とシルヴェスターが“融合”している間、ルドガー、お前はユーリスを守るのだぞ)」
その言葉に、ルドガーは片手を挙げた。
「内密で話しておきたいという話を、今、ぼくからもしましょう。プトレイセン王国あたりが随分ときな臭い動きをしています」
黄金竜ウェイズリーは、黄金色の目を怒りに釣り上げる。
「キュルキュルキュルキュルルルルルルゥ!!(あの国がまた何かやり出しているのか!!)」
ゴルティニア王国の北東にあるプトレイセン王国は、自国民が難民としてゴルティニア王国へ流入した件以来、何かと不穏な動きを見せていた。
「そうです」
ふらふらと王城を出て単身うろついているルドガー王子は、このゴルティニア王国周辺で起きている動きを察知することが早かった。プトレイセン王国より更に北の国を巻き込んで、何やら企みをしているようだとルドガーが言うと、ユーリスの腕に抱っこされながらも、小さな黄金竜はこう気炎を上げていた。
「キュルキュルキュイキュイキュッキュッキュルー!!!!(シルヴェスターと“融合”する前に、憂いなきようあの辺りの国を全て焼け野原にするのはどうだ!!!!)」
「ウェイズリー、だめだ」
「キュルキュルキュキュキュルルルルルゥ!!(面倒な人間どもはこの機会に全部一掃しよう!!)」
「ウェイズリー!!」
ユーリスは抱っこしていた小さな黄金竜の身体を持ち上げると、その目をじっと見つめて睨むように言った。
「そんなことをしては駄目だと、前にも言っただろう」
「キュルキュルキュウキュウキュルルゥキュウウウゥゥ(だって私がいない間に、ユーリスに危険が及ぶようなことになればマズイではないか)」
「大丈夫だよ、そんなに心配しなくても。ルドガーもいるんだ。ちゃんと君とシルヴェスターが“融合”している間も、皆が守ってくれる」
ルドガーはユーリスの言葉に頷きつつも、こう言った。
「ぼくはプトレイセン王国を見張らないといけません。それと同時に、王城のユーリスまで守るのは厳しいでしょう」
その言葉に、黄金竜ウェイズリーは尻尾をピンと立たせた。案の定、激しく鳴き喚く。
「キュキュイキュルキュルキュイキュルル!!(やっぱりプトレイセン王国を滅ぼした方が良いと思うぞ、ユーリス!!)」
やたら血気盛んな小さな黄金竜を、押さえつけながら、ユーリスは顔をしかめている。
黄金竜ウェイズリーの言葉は極端なのだ。
目障りだとして、そんな簡単に国を滅ぼしてはならない。
しばらく考え込む様子を見せた後、ルドガーは提案するようにこんなことを述べた。
「ウェイズリーは、“融合”している間も持っている力を分けて、ユーリスを守ることに使えないのですか?」
そうしなければ、自分のエゴを抑えきれないとシルヴェスターは考えたようだ。このままではユーリスから嫌われてしまうぞ、彼が離れてしまうぞと黄金竜ウェイズリーに説得され、シルヴェスターは同意したようだ。
病的なほどユーリスから嫌われることを恐れている黄金竜ウェイズリー。愛しいユーリスから嫌われることをするなんてとんでもないと、黄金竜ウェイズリーは、ユーリスを閉じ込めていたシルヴェスターに怒り心頭だった。
小さな黄金竜は、ユーリスの胸元に飛んできて、頭を擦りつけて甘く鳴きながら言った。
「キュルーキュイキュイキュルルルルル(ユーリス。これから部屋の扉も開けさせる。ただ、シルヴェスターと“融合”している間、一つ問題がある)」
ユーリスが問いかけるようにウェイズリーの金色の瞳を見つめると、黄金竜は言った。
「キュイキュイキュルルルルルキュイキュイキュルル(“融合”している間、お前を“金色の芽”で守れなくなる)」
「王城の中にいれば、皆が守ってくれる。心配しなくても大丈夫だよ、ウェイズリー」
ゴルティニア王国の騎士団は強い。たとえ黄金竜がいなくても、十分国を守る力がある。その騎士団のいる王城にいれば、自分の身は安全だとユーリスは言うのだ。
しかし、黄金竜ウェイズリーは頭を振った。
「キュルゥキュルキュルキュイキュルルル(白銀竜の奴らの件もある。私はお前の身が心配なのだ)」
そうこうしている間に、部屋の扉が開く。
開いた扉から転がるように部屋の中に入って来たのは、ユーリスの副官を務めるセリムだった。
扉が開けられる前に、ユーリスは身を清め、衣服も改め、寝台も綺麗に整えていた。
まさか城の者達に、閉じ込められていた間、ユーリスがずっとシルヴェスター国王に身体を求められていたことなど、知られたくなかった。何事もなかったように、ユーリスは身なりも部屋の状態も整えていたが、副官のイルムはユーリスを見つめ、「おやつれになりましたね。大丈夫ですか」と心配そうに言った。
「そうですか」
「はい」
そう言われてユーリスは鏡を見つめる。確かに、顔色もよくないし、少し痩せたようにも見える。
「キュルキュルキュイキュルルルルゥ(そうだ。お前はしっかりと食べて養生した方がいいのだぞ)」
胸に抱いている小さな黄金竜もそう助言するので、ユーリスは大人しく頷いていた。
そこに、ルドガー王子も部屋に入ってきた。
「ユーリス」
息子のルドガーに会うのも久しぶりのような気がする。ユーリスは自分は大丈夫だと彼に微笑みかける。
ルドガーはユーリスと、黄金竜ウェイズリーに言った。
「内密で話がしたい。いいでしょうか」
そんなことを真剣な表情でルドガーから言われたので、ユーリスと黄金竜は顔を見合わせた後に頷いた。
とはいえ、それからルドガーと三人で話が出来たのは、その日の夜になった時だった。
部屋に閉じ込められている間、何も口にしていなかったユーリスは食事をとり、たまっていた仕事をしなければならなかったし、黄金竜ウェイズリーも、シルヴェスター国王の姿に代わって、政務にとりかからなければならなかった。
そして三人が再び顔を合わせた時、ルドガーは自分達の居る部屋に魔法をかけて、誰にも邪魔されないようにした。
まず、ユーリスはこれまでのことをルドガーにも話しておこうと、その時には再び小さな黄金竜の姿に変わっていたウェイズリーを抱っこしながら、話し始めた。
シルヴェスターと、黄金竜ウェイズリーが、いろいろとあった結果、これから“融合”するつもりだという話を、息子であるルドガーにも告げたのだ。
その話を聞いて、ルドガーは腕を組んで考え込んでいた。
黄金竜ウェイズリーは偉そうに、命令するように息子竜に対して言った。
「キュルキュルキュルルルキュイキュイキュルルルルル(それで、私とシルヴェスターが“融合”している間、ルドガー、お前はユーリスを守るのだぞ)」
その言葉に、ルドガーは片手を挙げた。
「内密で話しておきたいという話を、今、ぼくからもしましょう。プトレイセン王国あたりが随分ときな臭い動きをしています」
黄金竜ウェイズリーは、黄金色の目を怒りに釣り上げる。
「キュルキュルキュルキュルルルルルルゥ!!(あの国がまた何かやり出しているのか!!)」
ゴルティニア王国の北東にあるプトレイセン王国は、自国民が難民としてゴルティニア王国へ流入した件以来、何かと不穏な動きを見せていた。
「そうです」
ふらふらと王城を出て単身うろついているルドガー王子は、このゴルティニア王国周辺で起きている動きを察知することが早かった。プトレイセン王国より更に北の国を巻き込んで、何やら企みをしているようだとルドガーが言うと、ユーリスの腕に抱っこされながらも、小さな黄金竜はこう気炎を上げていた。
「キュルキュルキュイキュイキュッキュッキュルー!!!!(シルヴェスターと“融合”する前に、憂いなきようあの辺りの国を全て焼け野原にするのはどうだ!!!!)」
「ウェイズリー、だめだ」
「キュルキュルキュキュキュルルルルルゥ!!(面倒な人間どもはこの機会に全部一掃しよう!!)」
「ウェイズリー!!」
ユーリスは抱っこしていた小さな黄金竜の身体を持ち上げると、その目をじっと見つめて睨むように言った。
「そんなことをしては駄目だと、前にも言っただろう」
「キュルキュルキュウキュウキュルルゥキュウウウゥゥ(だって私がいない間に、ユーリスに危険が及ぶようなことになればマズイではないか)」
「大丈夫だよ、そんなに心配しなくても。ルドガーもいるんだ。ちゃんと君とシルヴェスターが“融合”している間も、皆が守ってくれる」
ルドガーはユーリスの言葉に頷きつつも、こう言った。
「ぼくはプトレイセン王国を見張らないといけません。それと同時に、王城のユーリスまで守るのは厳しいでしょう」
その言葉に、黄金竜ウェイズリーは尻尾をピンと立たせた。案の定、激しく鳴き喚く。
「キュキュイキュルキュルキュイキュルル!!(やっぱりプトレイセン王国を滅ぼした方が良いと思うぞ、ユーリス!!)」
やたら血気盛んな小さな黄金竜を、押さえつけながら、ユーリスは顔をしかめている。
黄金竜ウェイズリーの言葉は極端なのだ。
目障りだとして、そんな簡単に国を滅ぼしてはならない。
しばらく考え込む様子を見せた後、ルドガーは提案するようにこんなことを述べた。
「ウェイズリーは、“融合”している間も持っている力を分けて、ユーリスを守ることに使えないのですか?」
11
お気に入りに追加
3,611
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
★恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
連載希望のコメントをいただきましたので、
連載に向け準備中です。
*他サイトでも公開中
日間総合ランキング2位に入りました!
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
僕を拾ってくれたのはイケメン社長さんでした
なの
BL
社長になって1年、父の葬儀でその少年に出会った。
「あんたのせいよ。あんたさえいなかったら、あの人は死なずに済んだのに…」
高校にも通わせてもらえず、実母の恋人にいいように身体を弄ばれていたことを知った。
そんな理不尽なことがあっていいのか、人は誰でも幸せになる権利があるのに…
その少年は昔、誰よりも可愛がってた犬に似ていた。
ついその犬を思い出してしまい、その少年を幸せにしたいと思うようになった。
かわいそうな人生を送ってきた少年とイケメン社長が出会い、恋に落ちるまで…
ハッピーエンドです。
R18の場面には※をつけます。
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる