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第十三章 失われたものを取り戻すために
第十五話 地下の水場(上)
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ルーシェは、アルバート王子に対し、カルフィーの屋敷へ忍び込んで、友親を探そうと提案した。
とにかく友親の居場所が分からないと、協力もしてもらえないのだ。
きっと友親は、あのカルフィーの屋敷の中にいるとルーシェは確信していた。
そしてもし友親が見つかったのなら、友親がカルフィーを説得してくれるはずだと、先の事については、ルーシェは随分と楽観的な予想をしていたのだ。
だが友親の行方が分からない中では、カルフィーの屋敷に忍び込み、何かしらの情報を得るしかない。アルバート王子は、出来るだけカルフィーや他の者達に見つからないようにすることを条件に、カルフィーの屋敷へ忍び込もうというルーシェの提案を受け入れたのだった。
そしてその日の夜も遅い時刻、アルバート王子を背に乗せた紫色の竜であるルーシェは、ハタハタとカルフィーの広大な屋敷の上で飛びながら留まっていた。眼下にはカルフィー魔術師の屋敷の棟が幾つもある。
心話で、アルバート王子に話しかけるルーシェ。
(だだっ広いけど、どこに友親がいると思う?)
その問いかけに、アルバート王子は答えた。
(一番警備が厚いところだ)
カルフィー魔術師の、友親への態度を見ればあの魔術師がどんなにか友親のことを大事にしているのか分かる。友親が転びそうになればすぐさまその手を取り、過保護なほど周囲を護衛達で固めて守っているのだ。当然屋敷でも、最も奥まった警戒の強い場所にいるはずだ。
(違いないね)
あの長髪の優男であるカルフィー魔術師のことを、ルーシェは気に食わなかったが、彼が友親を大切にしていることだけは認めていた。
ルーシェは王子を背に乗せたまま、屋敷の棟を見回した。
警護する私兵の数の多い場所を探すように目を彷徨わせる。
それが、敷地の中心部にある平屋の建物だと分かると、王子に尋ねた。
(あれかな)
ルーシェが伝えると、王子は頷いた。
(そうだろう。近づいてみてくれ)
ルーシェは空からその円形の平屋の建物に近づいた。
建物自体は小さかった。そこには警護する私兵の数がおかしなくらい、いっぱいいる。
十人ほどの警護の私兵が二メートル間隔で立っているような様子で、地上から近づくのは明らかに無理だった。
(どうする、王子)
(月が雲に隠れた時に、屋根の上に降りてくれ)
ルーシェは空を見上げた。灰色の雲が真っ白い月の前にゆっくりとかかろうとしていた。
風に運ばれた雲が、白い月を隠して、目の前が暗く翳った時、ルーシェは王子を背に乗せたまま、音を立てぬようにゆっくりと平屋の建物の屋根に降り立った。
だが、降りた瞬間に、弦を弾いたような音がビィンと響き渡る。
「!!!!」
ルーシェとその背中に乗るアルバート王子目掛けて、平屋の建物の屋根の縁から、無数の矢が撃ち込まれた。
屋根に接触すると反応する魔道具のようだ。
(あの野郎!!)
カルフィー魔術師の警戒ぶりに悪態をつきながら、ルーシェは土魔法を展開させて、自分とアルバート王子の周囲に、ぶ厚い土の壁を出現させた。護衛騎士バンナムと何度も訓練した魔法である。もはや危機を察するだけで反射的にそれを作ることが出来る。そしてその土魔法の壁に、何本もの矢が食い込んでいく。
当然、平屋の周囲で警戒していた私兵達も、空から侵入者が現れたことに声を上げ、笛を吹いていた。
「侵入者だ!!」
「侵入者がいるぞ!!」
大きな声で叫ばれ、屋根の上に上ろうと梯子を運んで来ようとする者達まで出てきている。
(どうする?)
大きな竜の姿よりも、人間の幼児の姿の方が攻撃は当たりにくい。
ルーシェは幼児の姿になると、アルバート王子の膝にしがみつく。
アルバート王子は声に出して言った。
「屋根を土魔法で穴が開けられるだろう。そこから入るぞ」
「分かった」
ルーシェは王子の指示の元、土魔法で平屋の建物の屋根に穴を開ける。土魔法の使い手であるルーシェは、こうした建造物も砂に返すこともできるのだ。屋根が一部砂のように崩れて、人が入れるほどの大きさの穴が開くと、王子は幼児姿のルーシェをいつものように背負い、建物の中へと入って行ったのだった。
建物の中は明るかった。
壁に明りの魔道具が点灯している。
そこは円形の部屋で、地下へと続く階段が開いていた。
どうやらこの円形の建物は、地下の部屋へと続く階段のための建物であったようだ。部屋の中には階段しかないのだ。
建物の中へ入ることは、私兵達には許されていないようで、建物の外が騒がしい。
人も集まっている気配がする。
「先へ進むぞ」
アルバート王子はそう言うと、ルーシェを背中に背負ったまま階段を降り始めた。
その階段は長かった。
明りの魔道具が壁につけられているため、暗さはまったくない。
王子はルーシェを背負ったまま急ぎ足で下っていく。
背負われながら、ルーシェが不吉なことを気弱な声で言う。
「もし下に友親がいなかったら、どうしよう……」
階段は一本道なのである。そして地下だから、窓を破って空へと逃げることも出来ない。追い詰められたらまさに袋の鼠状態である。
「後のことを今は考えるな」
こうなったら先へ進むしかないのだ。
アルバート王子は長い階段を、とにかく下へ下へと下り続けていったのだった。
やがてようやく階段が尽きたところで、扉が現れた。
扉には鍵が掛かっている。
それを、アルバート王子が手加減しながら腰から抜いた“勇者の剣”を一閃させると、扉は大きな音を立てながら前へと倒れたのだった。
そこは広々とした円形の部屋だった。
木の扉が倒れた先には石の床がしばらく続く。そしてそれが突然途切れたかと思うと、浅い、膝丈ほどの水をたたえたプールのようなものが現れる。
アルバート王子はルーシェを背中に背負ったまま歩いていく。
想像とは違った部屋であった。
三橋友親は、地下の部屋で匿われているか、閉じ込められている状況ではないかと考えていた。
長い階段を降りた、石の壁と床で囲まれたその部屋には、浅い水場があるだけだった。
人のいる様子は見えない。
静まり返った部屋に、ルーシェはゴクリと唾を飲み込んでいた。
「…………友親はいないみたいだ」
だが、誰もいないガランとした、ただ、水がたたえられている地下にある部屋の地上部分に、あれほど警備の私兵を置くことが解せなかった。
ルーシェを背負ったままのアルバート王子が、水場の近くにゆっくりと近寄る。
綺麗な水で、底の灰色をした石の部分まで透けて見えるくらいだった。
長い階段を降りた先にあった水は、ルーシェが好奇心から触れてみたところ、ひんやりと冷たい。
深い地下にある水だ。湧き水なのだろうか。
不思議なことに、その水に触れていると、何故か力が満ち溢れてくるような気がした。何らかの効用のある地下水のようだ。
「飲めるのかな」
そんなことをポツリと口にした後、ルーシェは視線を先にやって、小さく悲鳴を上げたのだった。
浅い水の中で、横たわっていた人影があった。
水の中でユラユラと揺れる黒髪に、彫りの浅いその顔立ちをルーシェはよく知っていた。
「友親!!!!」
ルーシェは気が付くと、すぐさま水の中に飛び込んだ。大人の膝丈までの水は、幼児のルーシェの胸ほどまでに達する。溺れそうになるルーシェを慌ててアルバート王子は掴んで、自分の腕の中に抱き上げた。
ルーシェは半狂乱になっていた。
「友親、友親が!! どうして友親が!!」
地下の部屋の水の中で横になっているのか分からない。
死んでいるのか、ピクとも動かない。
ルーシェは泣きじゃくり、アルバート王子の胸にしがみつく。
アルバート王子は水の中を歩き、水の中で静かに仰向けに横たわっている友親のそばに近寄ろうとした。
その時、背後の壊した扉の方から制止の声が響き渡った。
「トモチカを起こすな!!!!」
恐らく相当急いで来たのだろう。息を切らし、顔を強張らせ、声を張り上げて部屋に飛び込んで来たのは、友親の伴侶の一人で、彼の護衛を務めていたケイオスだった。
とにかく友親の居場所が分からないと、協力もしてもらえないのだ。
きっと友親は、あのカルフィーの屋敷の中にいるとルーシェは確信していた。
そしてもし友親が見つかったのなら、友親がカルフィーを説得してくれるはずだと、先の事については、ルーシェは随分と楽観的な予想をしていたのだ。
だが友親の行方が分からない中では、カルフィーの屋敷に忍び込み、何かしらの情報を得るしかない。アルバート王子は、出来るだけカルフィーや他の者達に見つからないようにすることを条件に、カルフィーの屋敷へ忍び込もうというルーシェの提案を受け入れたのだった。
そしてその日の夜も遅い時刻、アルバート王子を背に乗せた紫色の竜であるルーシェは、ハタハタとカルフィーの広大な屋敷の上で飛びながら留まっていた。眼下にはカルフィー魔術師の屋敷の棟が幾つもある。
心話で、アルバート王子に話しかけるルーシェ。
(だだっ広いけど、どこに友親がいると思う?)
その問いかけに、アルバート王子は答えた。
(一番警備が厚いところだ)
カルフィー魔術師の、友親への態度を見ればあの魔術師がどんなにか友親のことを大事にしているのか分かる。友親が転びそうになればすぐさまその手を取り、過保護なほど周囲を護衛達で固めて守っているのだ。当然屋敷でも、最も奥まった警戒の強い場所にいるはずだ。
(違いないね)
あの長髪の優男であるカルフィー魔術師のことを、ルーシェは気に食わなかったが、彼が友親を大切にしていることだけは認めていた。
ルーシェは王子を背に乗せたまま、屋敷の棟を見回した。
警護する私兵の数の多い場所を探すように目を彷徨わせる。
それが、敷地の中心部にある平屋の建物だと分かると、王子に尋ねた。
(あれかな)
ルーシェが伝えると、王子は頷いた。
(そうだろう。近づいてみてくれ)
ルーシェは空からその円形の平屋の建物に近づいた。
建物自体は小さかった。そこには警護する私兵の数がおかしなくらい、いっぱいいる。
十人ほどの警護の私兵が二メートル間隔で立っているような様子で、地上から近づくのは明らかに無理だった。
(どうする、王子)
(月が雲に隠れた時に、屋根の上に降りてくれ)
ルーシェは空を見上げた。灰色の雲が真っ白い月の前にゆっくりとかかろうとしていた。
風に運ばれた雲が、白い月を隠して、目の前が暗く翳った時、ルーシェは王子を背に乗せたまま、音を立てぬようにゆっくりと平屋の建物の屋根に降り立った。
だが、降りた瞬間に、弦を弾いたような音がビィンと響き渡る。
「!!!!」
ルーシェとその背中に乗るアルバート王子目掛けて、平屋の建物の屋根の縁から、無数の矢が撃ち込まれた。
屋根に接触すると反応する魔道具のようだ。
(あの野郎!!)
カルフィー魔術師の警戒ぶりに悪態をつきながら、ルーシェは土魔法を展開させて、自分とアルバート王子の周囲に、ぶ厚い土の壁を出現させた。護衛騎士バンナムと何度も訓練した魔法である。もはや危機を察するだけで反射的にそれを作ることが出来る。そしてその土魔法の壁に、何本もの矢が食い込んでいく。
当然、平屋の周囲で警戒していた私兵達も、空から侵入者が現れたことに声を上げ、笛を吹いていた。
「侵入者だ!!」
「侵入者がいるぞ!!」
大きな声で叫ばれ、屋根の上に上ろうと梯子を運んで来ようとする者達まで出てきている。
(どうする?)
大きな竜の姿よりも、人間の幼児の姿の方が攻撃は当たりにくい。
ルーシェは幼児の姿になると、アルバート王子の膝にしがみつく。
アルバート王子は声に出して言った。
「屋根を土魔法で穴が開けられるだろう。そこから入るぞ」
「分かった」
ルーシェは王子の指示の元、土魔法で平屋の建物の屋根に穴を開ける。土魔法の使い手であるルーシェは、こうした建造物も砂に返すこともできるのだ。屋根が一部砂のように崩れて、人が入れるほどの大きさの穴が開くと、王子は幼児姿のルーシェをいつものように背負い、建物の中へと入って行ったのだった。
建物の中は明るかった。
壁に明りの魔道具が点灯している。
そこは円形の部屋で、地下へと続く階段が開いていた。
どうやらこの円形の建物は、地下の部屋へと続く階段のための建物であったようだ。部屋の中には階段しかないのだ。
建物の中へ入ることは、私兵達には許されていないようで、建物の外が騒がしい。
人も集まっている気配がする。
「先へ進むぞ」
アルバート王子はそう言うと、ルーシェを背中に背負ったまま階段を降り始めた。
その階段は長かった。
明りの魔道具が壁につけられているため、暗さはまったくない。
王子はルーシェを背負ったまま急ぎ足で下っていく。
背負われながら、ルーシェが不吉なことを気弱な声で言う。
「もし下に友親がいなかったら、どうしよう……」
階段は一本道なのである。そして地下だから、窓を破って空へと逃げることも出来ない。追い詰められたらまさに袋の鼠状態である。
「後のことを今は考えるな」
こうなったら先へ進むしかないのだ。
アルバート王子は長い階段を、とにかく下へ下へと下り続けていったのだった。
やがてようやく階段が尽きたところで、扉が現れた。
扉には鍵が掛かっている。
それを、アルバート王子が手加減しながら腰から抜いた“勇者の剣”を一閃させると、扉は大きな音を立てながら前へと倒れたのだった。
そこは広々とした円形の部屋だった。
木の扉が倒れた先には石の床がしばらく続く。そしてそれが突然途切れたかと思うと、浅い、膝丈ほどの水をたたえたプールのようなものが現れる。
アルバート王子はルーシェを背中に背負ったまま歩いていく。
想像とは違った部屋であった。
三橋友親は、地下の部屋で匿われているか、閉じ込められている状況ではないかと考えていた。
長い階段を降りた、石の壁と床で囲まれたその部屋には、浅い水場があるだけだった。
人のいる様子は見えない。
静まり返った部屋に、ルーシェはゴクリと唾を飲み込んでいた。
「…………友親はいないみたいだ」
だが、誰もいないガランとした、ただ、水がたたえられている地下にある部屋の地上部分に、あれほど警備の私兵を置くことが解せなかった。
ルーシェを背負ったままのアルバート王子が、水場の近くにゆっくりと近寄る。
綺麗な水で、底の灰色をした石の部分まで透けて見えるくらいだった。
長い階段を降りた先にあった水は、ルーシェが好奇心から触れてみたところ、ひんやりと冷たい。
深い地下にある水だ。湧き水なのだろうか。
不思議なことに、その水に触れていると、何故か力が満ち溢れてくるような気がした。何らかの効用のある地下水のようだ。
「飲めるのかな」
そんなことをポツリと口にした後、ルーシェは視線を先にやって、小さく悲鳴を上げたのだった。
浅い水の中で、横たわっていた人影があった。
水の中でユラユラと揺れる黒髪に、彫りの浅いその顔立ちをルーシェはよく知っていた。
「友親!!!!」
ルーシェは気が付くと、すぐさま水の中に飛び込んだ。大人の膝丈までの水は、幼児のルーシェの胸ほどまでに達する。溺れそうになるルーシェを慌ててアルバート王子は掴んで、自分の腕の中に抱き上げた。
ルーシェは半狂乱になっていた。
「友親、友親が!! どうして友親が!!」
地下の部屋の水の中で横になっているのか分からない。
死んでいるのか、ピクとも動かない。
ルーシェは泣きじゃくり、アルバート王子の胸にしがみつく。
アルバート王子は水の中を歩き、水の中で静かに仰向けに横たわっている友親のそばに近寄ろうとした。
その時、背後の壊した扉の方から制止の声が響き渡った。
「トモチカを起こすな!!!!」
恐らく相当急いで来たのだろう。息を切らし、顔を強張らせ、声を張り上げて部屋に飛び込んで来たのは、友親の伴侶の一人で、彼の護衛を務めていたケイオスだった。
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