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第十二章 黒竜、再び王都へ行く
第四話 王都の家と想いの終着
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王国の王都への入場は簡単に、問題なく終わった。
妊娠しているマリアンヌが、リヨンネの妻であるという設定も、すんなりと兵士達には受け入れられた。妊娠している彼女が供なく一人で旅をするのはおかしく、やはり夫(仮)であるリヨンネが付き添って、故郷である王都へ連れて来るという設定は、自然であったのだ。そしてそれに女性であるシェーラが同行することもおかしくなかった。ただキースだけが、無表情でなんと無しに不満を漂わせているだけである。
王都の、リヨンネが用意してくれたバンクール家所有の家は、品の良い素敵な家であった。
貴族達の住む区画から少し離れていながらも、治安の悪い地域からは遠く、近辺には金持ちの住民が多く住む一角であった。一区画ずつが大きく、その家は建物自体は小さいが、庭はそこそこ広かった。
建物は白い漆喰に濃い茶色の柱がアクセントになっていた。庭先に綺麗な花が咲いているのに気が付いたシェーラが「見て見て、マ…………アンヌ、綺麗なお花がいっぱいよ!!」と声を上げている。
この王都にいる間、マリアンヌは名をアンヌと名乗ることになっていた。アンヌはよくある名前であるし、マリアンヌに近いため、馴染みやすいだろうと思われた。そしてこのように、シェーラが間違えたとしても誤魔化しが利くので良かった。
リヨンネが入口の瀟洒な鉄の扉を開けて、煉瓦の敷き詰められたどこかお洒落な小路を歩いて行くと、その先に家の扉があった。シェーラはマリアンヌの横を歩きながらも、キョロキョロと好奇心いっぱい辺りを見回していた。
この家に到着したのは夜も遅い時刻である。だから庭の奥の方まで見てまわることは、明日の朝にしようとシェーラは心の中で決めていた。自分のテリトリーを把握することはそこに棲む竜の大切な仕事であった。
リヨンネは建物の扉を開ける。建物は二階建てであった。
中は当然薄暗く、すぐさまリヨンネとキースが、明りの魔道具を灯していく。
マリアンヌとシェーラは思わず「まぁ」と嬉しそうに声を上げていた。
薄いブルーの壁紙が貼られた感じの良い室内であった。入って正面がホールになっている。
リヨンネが簡単に説明する。
「アンヌ様のお部屋は一階奥になります。隣にシェーラの部屋を設けました。私とキースの部屋は入口近くです。こちらが食堂で、浴室はここです。二階にも部屋がありますが、今は、あまり使うことはないでしょう。基本、すべてが一階で済ませられるようになっています」
階段を上ることのないように、全て一階にまとめられている物件を選んだのであった。
奥のマリアンヌの部屋は、綺麗な小花模様の壁紙が貼られた可愛らしい部屋で、すぐ隣のシェーラの部屋も色違いで対になっていた。そして天蓋のついたこれまたどこかロマンティックな寝台に、シェーラが「これはいいじゃない!!」と大喜びで、何故かその寝台の上に靴を脱いで仁王立ちしていた。
「気に入ったわ!! リヨンネ、ご苦労だったわね!!」
「は……はぁ」
ちゃんとシェーラのツボを押さえた少女趣味満載の部屋である。窓辺には白いレースのカーテンが揺れ、中の家具も優美でありながらも最新の流行を押さえた型であった。
「リヨンネ、何から何まで本当にありがとう」
マリアンヌも嬉しそうに部屋の中を見てまわり、リヨンネに言うと、リヨンネは一礼した。
「いいえ。部屋を気に入ってもらえたようで、何よりです」
「とても気に入ったわ」
「そうですか」
ホッとしたような顔をして、それからマリアンヌとシェーラの事前に送っていた荷物の場所を教えた。
「こちらがお二人の荷物になります。整理は明日にして、今日はもうお休みになって下さい」
「分かりました」
「私とキースはあちらの部屋にいます」
リヨンネはそう言って、リヨンネとキースの部屋だという入口近くの部屋を指さしたのであった。
「では、おやすみなさい」
「おやすみなさい」
リヨンネはキースを伴って入口近くの部屋に入る。
この部屋が、リヨンネとキースの過ごす部屋になる。いつものように二人で一つの部屋にしていた。
「はぁ、疲れたね」
リヨンネは寝台の一つに座ると、ため息をついてゴロリと横になっていた。
王都へ行き、マリアンヌ姫の正体がバレないように入場門をくぐり抜けることが関門であったのだ。幸いにも、それは簡単にくぐり抜けられた。バンクール家末子というリヨンネの立場への信頼は大きい。妊娠しているマリアンヌも、リヨンネの妻という肩書ですんなりと認められ、兵士からは「体を大事にな」と労わられながら入場したほどであった。
「…………そうですね」
うまくいったのに、キースは不機嫌そうである。
キースが不機嫌な理由もなんと無しにリヨンネも察していた。
そして何年も一緒に過ごしている中で、さすがにリヨンネも気が付き始めていた。キースの自分に対する想いに。
「ごめんよ。これが一番いいやり方だったんだ」
思わず言い訳を言ってしまうと、キースは「分かっています」と短く答えた。
そして不機嫌さを見せながらも、キースが荷物の中からリヨンネの寝間着を取り出し始める。
「これが先生の寝間着です」
「ありがとう」
「……先生は」
「ん、何かな」
「謝るということは、私の気持ちもお分かりなのですよね」
そう問い詰めるように言うと、リヨンネは少しだけ眉を寄せながら言った。
「まぁ…………ね」
ごにょごにょと何か口にしている。
紫竜ルーシェの結婚式の際、寂しそうに立ち尽くすリヨンネにキースは言ったのだ。
『大丈夫ですよ。先生が寂しくないように、ずっと僕がおそばにおります。先生が嫌だと言っても、ずっとずっとおそばにおります』
その言葉に、リヨンネはあの時返事も出来ず、ただ耳を赤く染めて立っているしかなかった。
そして今も同じようにリヨンネは耳を赤くしている。
それを見て、キースは(ああ、この人は可愛い人だな)と思い、思わず身をかがめてリヨンネに口づけした。
「……キース」
一歩足を踏み出してしまったキースに、リヨンネは戸惑いながらも抵抗はしない。
「あの時も言いましたでしょう。ずっと僕は先生のおそばにおります。先生が……好きなので」
「私は君よりもうんと年上で」
「知っております」
「碌な稼ぎも無くて」
「知っております」
「何の取り得も無くて」
その言葉に、キースは困ったような、そんな笑みを浮かべた。
「そんなことを言わないで下さい。僕の好きな人は、何の取り得がない人ではないです。頭が良くて、みんなが頼りにする、誰よりも優しくて素敵な人です」
何か困ったことがあれば、皆、リヨンネを頼るではないか。
今のマリアンヌ姫だって彼を頼っている。アルバート王子も、リヨンネならば彼女のことを守ってくれると信じたから、彼女のことを託したのだ。そして何年にもわたってそばに仕えるキースも、リヨンネを尊敬している。
キースの言葉にリヨンネはなおも顔を赤らめて「そんなに褒めても何も出ないよ」と手を振って言うものだから、その唇をまたキースは自分の唇で塞いだ。
リヨンネの目が見開かれている。
「先生は、僕のことは嫌いですか」
熱をたたえた瞳で、リヨンネを見つめてキースは言う。彼のそばに膝をついて、なおも唇を重ねようとする。
リヨンネは戸惑いながらもハッキリと答えた。
「嫌いじゃない。好きだ」
その言葉に内心、キースは雷に撃たれたように心を震わせていた。
「じゃあいいですね」
キースはニッコリと笑みを浮かべ、自分の服を脱ぎ始め、そしてリヨンネの服も脱がし始める。手際よく二人の服が寝台の下にバサバサと落ちていく。
リヨンネは戸惑いながらも、流されようとしていた。
彼は少しばかり目を見開き、(え、このまま次にいっちゃうの)というような顔をしている。そのことをおかしく思いながらも、キースは今のこの機会を逃すつもりはなかった。
そしてその夜、リヨンネとキースは今まで以上に仲良く過ごし、二人の関係は、ようやく長いトンネルを抜けて、人知れず春を迎えたのだった。
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貴族達の住む区画から少し離れていながらも、治安の悪い地域からは遠く、近辺には金持ちの住民が多く住む一角であった。一区画ずつが大きく、その家は建物自体は小さいが、庭はそこそこ広かった。
建物は白い漆喰に濃い茶色の柱がアクセントになっていた。庭先に綺麗な花が咲いているのに気が付いたシェーラが「見て見て、マ…………アンヌ、綺麗なお花がいっぱいよ!!」と声を上げている。
この王都にいる間、マリアンヌは名をアンヌと名乗ることになっていた。アンヌはよくある名前であるし、マリアンヌに近いため、馴染みやすいだろうと思われた。そしてこのように、シェーラが間違えたとしても誤魔化しが利くので良かった。
リヨンネが入口の瀟洒な鉄の扉を開けて、煉瓦の敷き詰められたどこかお洒落な小路を歩いて行くと、その先に家の扉があった。シェーラはマリアンヌの横を歩きながらも、キョロキョロと好奇心いっぱい辺りを見回していた。
この家に到着したのは夜も遅い時刻である。だから庭の奥の方まで見てまわることは、明日の朝にしようとシェーラは心の中で決めていた。自分のテリトリーを把握することはそこに棲む竜の大切な仕事であった。
リヨンネは建物の扉を開ける。建物は二階建てであった。
中は当然薄暗く、すぐさまリヨンネとキースが、明りの魔道具を灯していく。
マリアンヌとシェーラは思わず「まぁ」と嬉しそうに声を上げていた。
薄いブルーの壁紙が貼られた感じの良い室内であった。入って正面がホールになっている。
リヨンネが簡単に説明する。
「アンヌ様のお部屋は一階奥になります。隣にシェーラの部屋を設けました。私とキースの部屋は入口近くです。こちらが食堂で、浴室はここです。二階にも部屋がありますが、今は、あまり使うことはないでしょう。基本、すべてが一階で済ませられるようになっています」
階段を上ることのないように、全て一階にまとめられている物件を選んだのであった。
奥のマリアンヌの部屋は、綺麗な小花模様の壁紙が貼られた可愛らしい部屋で、すぐ隣のシェーラの部屋も色違いで対になっていた。そして天蓋のついたこれまたどこかロマンティックな寝台に、シェーラが「これはいいじゃない!!」と大喜びで、何故かその寝台の上に靴を脱いで仁王立ちしていた。
「気に入ったわ!! リヨンネ、ご苦労だったわね!!」
「は……はぁ」
ちゃんとシェーラのツボを押さえた少女趣味満載の部屋である。窓辺には白いレースのカーテンが揺れ、中の家具も優美でありながらも最新の流行を押さえた型であった。
「リヨンネ、何から何まで本当にありがとう」
マリアンヌも嬉しそうに部屋の中を見てまわり、リヨンネに言うと、リヨンネは一礼した。
「いいえ。部屋を気に入ってもらえたようで、何よりです」
「とても気に入ったわ」
「そうですか」
ホッとしたような顔をして、それからマリアンヌとシェーラの事前に送っていた荷物の場所を教えた。
「こちらがお二人の荷物になります。整理は明日にして、今日はもうお休みになって下さい」
「分かりました」
「私とキースはあちらの部屋にいます」
リヨンネはそう言って、リヨンネとキースの部屋だという入口近くの部屋を指さしたのであった。
「では、おやすみなさい」
「おやすみなさい」
リヨンネはキースを伴って入口近くの部屋に入る。
この部屋が、リヨンネとキースの過ごす部屋になる。いつものように二人で一つの部屋にしていた。
「はぁ、疲れたね」
リヨンネは寝台の一つに座ると、ため息をついてゴロリと横になっていた。
王都へ行き、マリアンヌ姫の正体がバレないように入場門をくぐり抜けることが関門であったのだ。幸いにも、それは簡単にくぐり抜けられた。バンクール家末子というリヨンネの立場への信頼は大きい。妊娠しているマリアンヌも、リヨンネの妻という肩書ですんなりと認められ、兵士からは「体を大事にな」と労わられながら入場したほどであった。
「…………そうですね」
うまくいったのに、キースは不機嫌そうである。
キースが不機嫌な理由もなんと無しにリヨンネも察していた。
そして何年も一緒に過ごしている中で、さすがにリヨンネも気が付き始めていた。キースの自分に対する想いに。
「ごめんよ。これが一番いいやり方だったんだ」
思わず言い訳を言ってしまうと、キースは「分かっています」と短く答えた。
そして不機嫌さを見せながらも、キースが荷物の中からリヨンネの寝間着を取り出し始める。
「これが先生の寝間着です」
「ありがとう」
「……先生は」
「ん、何かな」
「謝るということは、私の気持ちもお分かりなのですよね」
そう問い詰めるように言うと、リヨンネは少しだけ眉を寄せながら言った。
「まぁ…………ね」
ごにょごにょと何か口にしている。
紫竜ルーシェの結婚式の際、寂しそうに立ち尽くすリヨンネにキースは言ったのだ。
『大丈夫ですよ。先生が寂しくないように、ずっと僕がおそばにおります。先生が嫌だと言っても、ずっとずっとおそばにおります』
その言葉に、リヨンネはあの時返事も出来ず、ただ耳を赤く染めて立っているしかなかった。
そして今も同じようにリヨンネは耳を赤くしている。
それを見て、キースは(ああ、この人は可愛い人だな)と思い、思わず身をかがめてリヨンネに口づけした。
「……キース」
一歩足を踏み出してしまったキースに、リヨンネは戸惑いながらも抵抗はしない。
「あの時も言いましたでしょう。ずっと僕は先生のおそばにおります。先生が……好きなので」
「私は君よりもうんと年上で」
「知っております」
「碌な稼ぎも無くて」
「知っております」
「何の取り得も無くて」
その言葉に、キースは困ったような、そんな笑みを浮かべた。
「そんなことを言わないで下さい。僕の好きな人は、何の取り得がない人ではないです。頭が良くて、みんなが頼りにする、誰よりも優しくて素敵な人です」
何か困ったことがあれば、皆、リヨンネを頼るではないか。
今のマリアンヌ姫だって彼を頼っている。アルバート王子も、リヨンネならば彼女のことを守ってくれると信じたから、彼女のことを託したのだ。そして何年にもわたってそばに仕えるキースも、リヨンネを尊敬している。
キースの言葉にリヨンネはなおも顔を赤らめて「そんなに褒めても何も出ないよ」と手を振って言うものだから、その唇をまたキースは自分の唇で塞いだ。
リヨンネの目が見開かれている。
「先生は、僕のことは嫌いですか」
熱をたたえた瞳で、リヨンネを見つめてキースは言う。彼のそばに膝をついて、なおも唇を重ねようとする。
リヨンネは戸惑いながらもハッキリと答えた。
「嫌いじゃない。好きだ」
その言葉に内心、キースは雷に撃たれたように心を震わせていた。
「じゃあいいですね」
キースはニッコリと笑みを浮かべ、自分の服を脱ぎ始め、そしてリヨンネの服も脱がし始める。手際よく二人の服が寝台の下にバサバサと落ちていく。
リヨンネは戸惑いながらも、流されようとしていた。
彼は少しばかり目を見開き、(え、このまま次にいっちゃうの)というような顔をしている。そのことをおかしく思いながらも、キースは今のこの機会を逃すつもりはなかった。
そしてその夜、リヨンネとキースは今まで以上に仲良く過ごし、二人の関係は、ようやく長いトンネルを抜けて、人知れず春を迎えたのだった。
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