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第一章 幼少期の王宮での暮らし
第九話 飛行訓練という名の苦行(上)
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紫竜ルーシェが、自分の助言を聞き入れてくれたことに、リヨンネはホッとしていた。
人間と同じ食べ物を好み、生肉を口にしない紫竜。
元から小さく生まれ、他の竜ほどは大きく成長しない紫竜といえども、人間と同じ食事をとり続けるとなると、紫竜の成長に大きな影響を与える。
妹姫がお菓子を与えている様子など見れば、つい可愛いからあげてしまう気持ちもわかるが、ある程度、方向修正しなければ大変なことになる。
あくまで、ルーシェは人間ではなく、竜であるからだ。
肉を食べ、運動し、牙を鋭くし、竜らしく成長しなければ、先刻の言葉ではないけれど、“飛べない竜”になってしまう。
竜の中には、水の中に棲む水竜、地底に棲む地竜など、元から翼のない飛べない竜達もいる。
しかし、ルーシェはその背に翼を生やした飛竜であり、飛べる竜である。
もうそろそろ、竜騎兵団にいたルーシェと同年の子竜達も、翼を動かしたりして飛ぶための準備をしているはずだった。
なのに、あの紫竜は主であるアルバート王子にべったりで、飛ぶことなどまったく考えていない様子だった。
ペタペタと歩いて王子の後をついていき、当然のように王子の膝の上に座る。
「飛ぶことも、教えないといけないのでしょうかね」
竜は本能で飛べるはずだった。
山の切り立った崖の上から、一頭、また一頭と翼を広げて飛ぶ幼い竜達。
初めての飛行に皆、おっかなびっくりではあったけれど、飛べない竜はいない。
青空に向けて、小さな竜達が旋回するように飛んで行く光景は、いつ見てもどこか感動的である。
そこでリヨンネは、はたと気が付いた。
山には飛ぶための崖がある。
そこから足を踏み出せば、飛ばざるを得ない。
竜達は、山で生きていくためにはその翼を動かさなければ生きていけないことを知っている。
しかし、この王宮ではどうだ。
ペタペタと歩いていればいい。飛ぶ必要はない。
せがめば、王子が抱っこもしてくれる。そのための布袋まで用意されているのだ。
「……………………」
飛ばなくても良い環境が整っている。
リヨンネは顎に手を当て考え悩んでいた。あまりにも考え悩んでいる様子に、護衛騎士のバンナムが声をかけてくる。
「どうなさったのですか」
リヨンネが眉間に皺を寄せて、深刻な表情で考え込んでいるため、バンナムも心配になってくる。
それで、リヨンネは今現在、紫竜ルーシェが抱えている問題を護衛騎士バンナムに打ち明けた。
そしてバンナムもまた腕を組んで考え始め、そこにたまたま侍女を引き連れて通りかかった妹姫のマリアンヌまでも加わった。
「王宮だと、ルーシェは飛ぶ必要がないから、翼を使って飛ぶことをしない。このままだ飛べなくなってしまうというの?!」
あの兄の大層可愛がっている紫竜が、飛べない竜になんぞなってしまったら、大変なことではないか。
兄は竜騎兵を目指しているのに、パートナーの竜が飛べないなんて、あり得ない。
あまりにも驚いてショックを受けている様子のマリアンヌに、慌ててリヨンネは言った。
「いえ、訓練をすればいいのです。まだ飛べないと決まったわけではないです。ただ、飛ぶ必要がない王宮では、なかなか訓練をするというのも厳しくて」
「私に考えがあります!!」
マリアンヌはそう言った。
「ルーシェを高いところから飛ばす訓練をすればいいのです。そうすれば翼を動かして飛ぶはずです」
「高い所?」
リヨンネと護衛騎士バンナムが揃って首を傾げる。
マリアンヌは言った。
「尖塔に連れていって、そこで訓練をすればいいです。尖塔は、この王宮内で一番高い建物です」
そして、マリアンヌは早速リヨンネとバンナムを連れて、王宮内の片隅に建てられた古びた尖塔に赴いた。
ここは、遠い昔、気の狂った姫を閉じ込めたという噂のある、どこか薄暗い尖塔で、日頃誰も近づくことがない場所だった。
マリアンヌについている侍女も、なんとなしに気味の悪そうな顔をして塔を見上げていた。しかし、七歳のマリアンヌはそういう細かいことをあまり気にしていない様子だった。
細い塔はひょろりと高く長く伸びている。確かに、王宮内で一番高い建物だと言われても納得できる高さであった。
「この塔に入って、一階の窓から順に試していって、ルーシェを飛ばしましょう。最初から最上階に連れていくのは可哀想です」
塔の最上階の窓から突き落として、もし飛べなければ、地面に墜落して確実に死ぬ。一階の窓から試すのは当然のことだった。
バンナムが内心そう思っていると、リヨンネは顎に手を当て、一階の窓をじっと眺めていた。
「窓の下にクッションを置いて、落ちても大丈夫なようにしましょう」
猫ほどの大きさの紫竜である。一階の窓といえども、もし飛べなければダメージを食らうであろう。万が一を考えるのは当然のことだった。
「分かりました。クッションは私が用意します」
「アルバート王子殿下にもご相談しなければなりません。殿下はルーシェの主ですから」
「はい」
まるでマリアンヌ王女は、リヨンネの部下のようにキビキビと返事をしていた。
勢いづいて、兵士のように敬礼でもしそうな様子だった。
「では早速、殿下に相談に参りましょう」
「はい」
そして王女、リヨンネ、護衛騎士バンナム、王女のお付きの侍女といった面々は、ぞろぞろとアルバート王子の私室にやって来た。
その時、紫竜のルーシェは、アルバート王子の膝の上で甘えてピルピルと鳴き、王子の手からその日のおやつらしきクッキーを口にしていた。
そんな平穏な時間が、学者リヨンネの一言で終わってしまった。
「殿下、そろそろルーシェの飛行の訓練を始めた方が宜しいかと思います」
紫竜ルーシェのことなら、なんでも敏感に反応するアルバート王子は、「なんだそれは」と早速、姿勢を正してソファに座り直す。
ただあくまでもその膝には小さな紫竜が座っていた。
そして紫竜は、大きな黒い目で、リヨンネ、王女、護衛騎士バンナムを順繰りに見つめた。
「この王宮では飛ぶ必要があまりにもなくて、このままですとルーシェの飛ぶ力が衰えてしまいます」
「そうだな……」
思い当たることばかりである。
朝起きてから寝るその時まで、ずっと紫竜はアルバート王子のそばにいるのだが、常に王子の後ろについてペタペタと歩いてくるか、甘えて膝の上に這い上るか、椅子に座るかといった様子で、運動らしき運動もしていない。飛ぶなんてことも一切していない。その背にある翼は畳まれたままで、開いた様子などついぞ見たことがない。
そしてルーシェも、リヨンネの指摘に改めて自分の毎日の行動を鑑みた。
食う寝る遊ぶ、勉強するばかりで、運動はしていない。
そういえば、以前にも空を飛べると話をされたが、実際に自分は飛べるのだろうか。
リヨンネは、筋力さえしっかりつければ飛ぶことが出来ると話していたが。
筋力なんてつける訓練も運動もしていない。
今更ながら、このまま何もしなければ、翼が退化してしまうのではないかと、ルーシェ自身も恐怖を覚えた。
「マリアンヌ王女殿下のご提案で、尖塔の窓から飛ぶ訓練をしてはどうかという話になりました」
その言葉には、なんとなしに、マリアンヌは誇らしげな顔をしていた。
「兄様、私がクッションを用意して差し上げます。もしルーシェが飛べなくて墜落しても大丈夫なように、たくさんクッションを窓の外に積み上げて差し上げますわ」
「ありがとう」
飛べなくて墜落しても大丈夫なように。
それは、どこか不吉な言葉であった。しかし、飛べなくて地面に激突すると大変な事になるのは分かる。
有難くマリアンヌ王女の言葉を受け入れることにした。
「では早速、明日から訓練を致しましょう」
何故かマリアンヌ姫が率先して、そんなことを口にしていた。
紫竜のルーシェもアルバート王子も素直に妹姫の言葉に頷くのだった。
人間と同じ食べ物を好み、生肉を口にしない紫竜。
元から小さく生まれ、他の竜ほどは大きく成長しない紫竜といえども、人間と同じ食事をとり続けるとなると、紫竜の成長に大きな影響を与える。
妹姫がお菓子を与えている様子など見れば、つい可愛いからあげてしまう気持ちもわかるが、ある程度、方向修正しなければ大変なことになる。
あくまで、ルーシェは人間ではなく、竜であるからだ。
肉を食べ、運動し、牙を鋭くし、竜らしく成長しなければ、先刻の言葉ではないけれど、“飛べない竜”になってしまう。
竜の中には、水の中に棲む水竜、地底に棲む地竜など、元から翼のない飛べない竜達もいる。
しかし、ルーシェはその背に翼を生やした飛竜であり、飛べる竜である。
もうそろそろ、竜騎兵団にいたルーシェと同年の子竜達も、翼を動かしたりして飛ぶための準備をしているはずだった。
なのに、あの紫竜は主であるアルバート王子にべったりで、飛ぶことなどまったく考えていない様子だった。
ペタペタと歩いて王子の後をついていき、当然のように王子の膝の上に座る。
「飛ぶことも、教えないといけないのでしょうかね」
竜は本能で飛べるはずだった。
山の切り立った崖の上から、一頭、また一頭と翼を広げて飛ぶ幼い竜達。
初めての飛行に皆、おっかなびっくりではあったけれど、飛べない竜はいない。
青空に向けて、小さな竜達が旋回するように飛んで行く光景は、いつ見てもどこか感動的である。
そこでリヨンネは、はたと気が付いた。
山には飛ぶための崖がある。
そこから足を踏み出せば、飛ばざるを得ない。
竜達は、山で生きていくためにはその翼を動かさなければ生きていけないことを知っている。
しかし、この王宮ではどうだ。
ペタペタと歩いていればいい。飛ぶ必要はない。
せがめば、王子が抱っこもしてくれる。そのための布袋まで用意されているのだ。
「……………………」
飛ばなくても良い環境が整っている。
リヨンネは顎に手を当て考え悩んでいた。あまりにも考え悩んでいる様子に、護衛騎士のバンナムが声をかけてくる。
「どうなさったのですか」
リヨンネが眉間に皺を寄せて、深刻な表情で考え込んでいるため、バンナムも心配になってくる。
それで、リヨンネは今現在、紫竜ルーシェが抱えている問題を護衛騎士バンナムに打ち明けた。
そしてバンナムもまた腕を組んで考え始め、そこにたまたま侍女を引き連れて通りかかった妹姫のマリアンヌまでも加わった。
「王宮だと、ルーシェは飛ぶ必要がないから、翼を使って飛ぶことをしない。このままだ飛べなくなってしまうというの?!」
あの兄の大層可愛がっている紫竜が、飛べない竜になんぞなってしまったら、大変なことではないか。
兄は竜騎兵を目指しているのに、パートナーの竜が飛べないなんて、あり得ない。
あまりにも驚いてショックを受けている様子のマリアンヌに、慌ててリヨンネは言った。
「いえ、訓練をすればいいのです。まだ飛べないと決まったわけではないです。ただ、飛ぶ必要がない王宮では、なかなか訓練をするというのも厳しくて」
「私に考えがあります!!」
マリアンヌはそう言った。
「ルーシェを高いところから飛ばす訓練をすればいいのです。そうすれば翼を動かして飛ぶはずです」
「高い所?」
リヨンネと護衛騎士バンナムが揃って首を傾げる。
マリアンヌは言った。
「尖塔に連れていって、そこで訓練をすればいいです。尖塔は、この王宮内で一番高い建物です」
そして、マリアンヌは早速リヨンネとバンナムを連れて、王宮内の片隅に建てられた古びた尖塔に赴いた。
ここは、遠い昔、気の狂った姫を閉じ込めたという噂のある、どこか薄暗い尖塔で、日頃誰も近づくことがない場所だった。
マリアンヌについている侍女も、なんとなしに気味の悪そうな顔をして塔を見上げていた。しかし、七歳のマリアンヌはそういう細かいことをあまり気にしていない様子だった。
細い塔はひょろりと高く長く伸びている。確かに、王宮内で一番高い建物だと言われても納得できる高さであった。
「この塔に入って、一階の窓から順に試していって、ルーシェを飛ばしましょう。最初から最上階に連れていくのは可哀想です」
塔の最上階の窓から突き落として、もし飛べなければ、地面に墜落して確実に死ぬ。一階の窓から試すのは当然のことだった。
バンナムが内心そう思っていると、リヨンネは顎に手を当て、一階の窓をじっと眺めていた。
「窓の下にクッションを置いて、落ちても大丈夫なようにしましょう」
猫ほどの大きさの紫竜である。一階の窓といえども、もし飛べなければダメージを食らうであろう。万が一を考えるのは当然のことだった。
「分かりました。クッションは私が用意します」
「アルバート王子殿下にもご相談しなければなりません。殿下はルーシェの主ですから」
「はい」
まるでマリアンヌ王女は、リヨンネの部下のようにキビキビと返事をしていた。
勢いづいて、兵士のように敬礼でもしそうな様子だった。
「では早速、殿下に相談に参りましょう」
「はい」
そして王女、リヨンネ、護衛騎士バンナム、王女のお付きの侍女といった面々は、ぞろぞろとアルバート王子の私室にやって来た。
その時、紫竜のルーシェは、アルバート王子の膝の上で甘えてピルピルと鳴き、王子の手からその日のおやつらしきクッキーを口にしていた。
そんな平穏な時間が、学者リヨンネの一言で終わってしまった。
「殿下、そろそろルーシェの飛行の訓練を始めた方が宜しいかと思います」
紫竜ルーシェのことなら、なんでも敏感に反応するアルバート王子は、「なんだそれは」と早速、姿勢を正してソファに座り直す。
ただあくまでもその膝には小さな紫竜が座っていた。
そして紫竜は、大きな黒い目で、リヨンネ、王女、護衛騎士バンナムを順繰りに見つめた。
「この王宮では飛ぶ必要があまりにもなくて、このままですとルーシェの飛ぶ力が衰えてしまいます」
「そうだな……」
思い当たることばかりである。
朝起きてから寝るその時まで、ずっと紫竜はアルバート王子のそばにいるのだが、常に王子の後ろについてペタペタと歩いてくるか、甘えて膝の上に這い上るか、椅子に座るかといった様子で、運動らしき運動もしていない。飛ぶなんてことも一切していない。その背にある翼は畳まれたままで、開いた様子などついぞ見たことがない。
そしてルーシェも、リヨンネの指摘に改めて自分の毎日の行動を鑑みた。
食う寝る遊ぶ、勉強するばかりで、運動はしていない。
そういえば、以前にも空を飛べると話をされたが、実際に自分は飛べるのだろうか。
リヨンネは、筋力さえしっかりつければ飛ぶことが出来ると話していたが。
筋力なんてつける訓練も運動もしていない。
今更ながら、このまま何もしなければ、翼が退化してしまうのではないかと、ルーシェ自身も恐怖を覚えた。
「マリアンヌ王女殿下のご提案で、尖塔の窓から飛ぶ訓練をしてはどうかという話になりました」
その言葉には、なんとなしに、マリアンヌは誇らしげな顔をしていた。
「兄様、私がクッションを用意して差し上げます。もしルーシェが飛べなくて墜落しても大丈夫なように、たくさんクッションを窓の外に積み上げて差し上げますわ」
「ありがとう」
飛べなくて墜落しても大丈夫なように。
それは、どこか不吉な言葉であった。しかし、飛べなくて地面に激突すると大変な事になるのは分かる。
有難くマリアンヌ王女の言葉を受け入れることにした。
「では早速、明日から訓練を致しましょう」
何故かマリアンヌ姫が率先して、そんなことを口にしていた。
紫竜のルーシェもアルバート王子も素直に妹姫の言葉に頷くのだった。
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