天上の果実
大きな果実の実が頭に当たったことにより、記憶を失った婚約者のルシス。
目を覚ました彼に、私はこう言った。
「愛しい人。あなたと私は愛し合っていました。来年には式を挙げる予定なのですよ」
それは少しの真実と多くの嘘を織り交ぜた言葉だった。
ルシスは私を嫌い、厭うていた。
記憶を無くした少年と、彼を囲いこむ王子の物語です。
※なお、ルシスの兄と弟の物語も併せて掲載します。完結まで予約済みです。
目を覚ました彼に、私はこう言った。
「愛しい人。あなたと私は愛し合っていました。来年には式を挙げる予定なのですよ」
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凄いです。1度読んだだけでは足りず、ずっと 頭の片隅に残って お気に入りに入れてなかったから 探すのに苦労して やっと見つけて また読んで、少なすぎず、多すぎない 表現に ギュッと心を掴まれました。マイナスイオンが 感じられるようなお話でした。素敵です。
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