黒に染まる
“ライシャ事変”に巻き込まれ、命を落としたとされる美貌の前神官長のルーディス。
その親友の騎士団長ヴェルディは、彼の死後、長い間その死に囚われていた。
事変から一年後、神殿前に、一人の赤子が捨てられていた。
不吉な黒髪に黒い瞳の少年は、ルースと名付けられ、見習い神官として育てられることになった。
※疫病が流行るシーンがあります。時節柄、トラウマがある方はご注意ください。
その親友の騎士団長ヴェルディは、彼の死後、長い間その死に囚われていた。
事変から一年後、神殿前に、一人の赤子が捨てられていた。
不吉な黒髪に黒い瞳の少年は、ルースと名付けられ、見習い神官として育てられることになった。
※疫病が流行るシーンがあります。時節柄、トラウマがある方はご注意ください。
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初めまして。ご感想ありがとうございます!!
「騎士団長が大変です」から読んで頂いたそうで、共に長いお話を読んで下さりありがとうございました。
>ルーディスの遺体はどうなっちゃったのかな?
葬りました。今度こそちゃんとお墓に入りました。
>お時間のある時に後半全部そうだったように全体を三人称にまとめるかすると、より洗練された作品になると思います。
はい!! そうさせて頂こうと思います。勢いに任せて書くところがあるので、ご指摘して頂けると気づかされることも多く(書いている時は、書いている本人は気付かないものなので><)とてもありがたいです。
>王家は無くなっちゃったけどその後どうなったのかな?…と続編が気になります。主人公二人が無事でしたし。王国再建したのかな?!
前王の弟の息子(イーブリン騎士団長)を呼び戻して王に据えての再建ですね!! 主人公達も頑張ります。
>穢れちゃったちょっとエッチな14歳の神官、というのも見てみたいような気がしますw ルースは若いしまだまだ伸びしろありそうです❤️
悪い事をいっぱい教わっても素直に受け止めそうで……( *¯ ꒳¯*) ヴェルディ騎士団長が手取り足取り喜んで教え込みます。
>作者様、まだまだ世間では疫病が治らないのでどうぞご注意してお過ごしください。素晴らしい執筆を楽しみにしてます❤️
ありがとうございます。いとまっちさまもどうぞご自愛くださいませ。本当に早く、疫病が終息することを願っております。お読み下さりありがとうございました。
読んで頂きありがとうございます。
この物語の最後をハッピーエンドと捉えるかどうかは人それぞれ判断に分かれるところがあると思い、ハッピーエンドタグを実はつけておりません。ですが、作者である自分の中では、ルースもルーディスも、ヴェルディと最後は結ばれる、状況の中で最善を尽くしたという意味で、彼らの中の幸せは確かにあったと思っています。
物語を好きだと言って下さって有難うございました。ご感想とても嬉しいです。
この作品が凄く好きだったので、何回も読んでいます。続きはもうないのは分かるんですが、でも惜しいように思えてしまいます。
感想ありがとうございます。何回も読んで頂いているとのこと、とても嬉しいです。
自分の中でこの小説は、かなり綺麗に終わってしまったもので、続きはなく考えています。
でも、お言葉ありがとうございます。励みになります。
とても面白くて一気読みしました。
だんだんとダークな世界観になっていってそこも好きでした。
ライト様のやってることエグすぎてそこも世界観的にも悪い人的にもよかったです。
眠りにつくルーディスが記憶を持っていき眠るところは、作中でも言われてた神官根性というか聖人の行為で胸が締め付けられました。
素敵な作品、ありがとうございました。
感想ありがとうございます。
ダークな世界観と言って頂き、とても嬉しいです。
“もう一人のルーディス”が記憶を抱えて眠りにつくことについては、おそらく読み手の方々様々なご意見があったと思いますが、みろく様にそのように受け止めて頂けて、そのことにも嬉しく思っています。
こちらこそ、お読み下さり、ありがとうございました。
完結有難うございます。お疲れ様です。
13日に戻ってこようそう思っていましたが胸がドキドキとして中々踏み出せず…ですが読んで良かったです。
胸がきゅっとしましたが、
2人が、皆が、幸せに向かって進み始めているので国もきっと大丈夫ですね。
もう1人のルーディスが全てを抱え眠りにつきましたが、それが一番の方法だとしてもやはり寂しいですね。
ルースの中で眠っていますが、
ヴェルディの愛、周りの仲間たちからの愛は眠るもう1人のルーディスに、
きっと嫌と言うほど伝わっているだろうな…なんて思っています。
…いや必ずそうです(圧)
作品が終わってしまった事が悲しいと言うか寂しいと言うか…そうです寂しいです。
しかし完結したからこそこれからの2人の幸せに続いてると思うと嬉しいのです。
素敵な、大好きな作品が完結すると寂しさと嬉しさで大変です。その気持ちも含めて好きなんですけどね…
私の中でこちらの作品は一生忘れることのない、記憶に残り続ける物語だと思います。
美しく読みやすい文章に
圧巻のストーリー…
本当に素敵な作品を有難うございました!
感想ありがとうございます。
過分なお言葉に、嬉しいやら光栄やら、こちらも胸がいっぱいです。
小説を書いて、そのことが誰かの心に中残ってもらえるということが、やはり書き手冥利に尽きるといいますか、本当にお言葉嬉しく思っています。
そして、ヴェルディの愛は、もう一人のルーディスに必ず嫌と言うほど(笑)伝わっています。
だからこそ、彼は「知っている」と言って眠りについたのですから。
ありがとうございました。
完結、素敵なお話ありがとうございました。
王家は報いを受けましたが、疫病では国民も被害が広がって本当に王様仕事…と思ってました。
もう1人のルーディス、思い返せば、ルースがヴェルディのことを好きになるように手助けするって言ってるってことは最初からヴェルディの気持ち知っていましたね…!現れるたびに、お前は本当にルースが好きだな、というルーディスの心のうちは…と今更ながら思ってその場面を読み返していました。
もう表面化はしないけどルースが黒く染まったままなのが、ルーディスの魂がそこにある証拠というのは、少し寂しいけど、そばにいられるのはよかったと思いました。
ダルクはかなり強い力を持ってて大変そうだなぁと思いました。シューマッハさんとなんだかいい感じに見えてしまいました(*´-`)
今後の作品も楽しみです。
感想ありがとうございます(*'ω'*)
最後まで読んで下さりとても嬉しいです。
王家に関してはある意味救いがなくて、特に兄公爵がルーディス神官長のことにこれほど執着していなければ、ルーディスも生きていたかと思います。ただ、結果的に兄公爵に譲り渡すところから王家は堕ちていってしまって、国民どころじゃなくなってしまった感じです。国民にとってはたまらないでしょうね……
“もう一人のルーディス”は、ルースが生まれた時から、ヴェルディの悲しみぶりやその想いを知っていたので、こいつならルースを任せられると思う一方で、自分自身の想いは決して叶わないことは知っていたので、早い段階から諦めがあったと思います。ルースとルーディスの“統合”パターンも考えたのですが、ライシャ事変のことを抱え込む時点でだめでしたので、眠ってもらうしかありませんでした……。
深く読んで頂き、ありがとうございました。
いつもとても励まされる思いでした(*'ω'*)
感想ありがとうございます。
もうあと少しで完結となりますが、追って頂きありがとうございます。
>ルースに転生するまで一年ぐらい空白があるんですよね…。
このあたりが、“もう一人のルーディス”が光の無い闇にいる理由になります……。
別の場所で追いかけていました。過去の謎がこれから解明されるのかなぁと思うとドキドキします。
ルースの色が黒い理由がわかったあたりルーディスの気持ちの吐露がとても悲しいです。ルースが知らない過去部分、もう1人のルーディスの言葉端からも、もしかしたら今でさえ、と思うと苦しい気持ちです。
ルース自体は呪われていても病んでいないのが救いですが、もう1人のルーディスも救われてほしいです。
そんななか、ルーディスの形見の髪の毛が後数本.と眺めるヴェルディにクスっとさせてもらいました。
惜しみつつもちゃんと分けるのが偉いなぁと思いました。
続きもたのしみです。
感想ありがとうございます。
ルースとルーディス、二人はこれから更に波乱になると思いますので、また引き続き、見守って頂けると嬉しいです。二人の思いを追って頂けて嬉しいです。ありがとうございます。
文章が素敵で、ストーリーの流れも大好きで一気に時間も忘れて読んでしまいました。今後の展開が楽しみです😢
感想ありがとうございます。今後の展開が楽しみとの言葉、とても嬉しいです。
最後までどうぞよろしくお願いします。
苦しい、すごく苦しい…
全てを悪い方悪い方へと考えてしまう。救いが欲しい。
裏切ってほしくない…
でも裏切ってほしい…
どうしようも無い感情が心の中をぐるぐると暴れて救いようが無い。そんな気持ち。
一度離れてからまた来よう。
できれば、2月13日にもう一度。
貴方の文章は私にとって麻薬のように感じます。
心を躍らせて、不安になって、
苦しいのにどうしても離れられない。希望を捨てきれない。
だからまた戻ってきてしまう…
こんな素敵な事があるでしょうか?
貴方が生み出す魔法に一気に引き込まれてしまったようです。
少しだけ時間を置いてからまたじっくりと貴方の生み出す魔法に引き込まれたいなと思います。
久々の高揚感です。
貴方を心から応援します。
そして麻薬のようだと、悪い意味で書いたわけではありませんが不快に思われたなら申し訳ありません。
長々と失礼しました。
感想ありがとうございます。
重い話ではありますが、最後には綺麗にまとまるように……頑張ったつもりです。
是非13日にまたお立ち寄り頂けたら嬉しく思います。
不快になど思うことは全くありません。
むしろ、忌憚なく感じたお言葉を寄せて頂き、嬉しく感じました(読んで下さった方にそうした感情を与えられた小説を書けたのだとちょっと嬉しく思うくらいです)。
感想ありがとうございました。
初めまして!
面白くて第二章五話まで一気読みしてしまいました。
世界観も作り込まれていて読み応えがありますねぇv
今後の更新が楽しみです!
寒さ厳しき折、ご自愛くださいませ。
こちらこそ初めまして。
感想ありがとうございます。
一気読みして下さったとのこと嬉しく思います。
今月いっぱいは一日三回ほど更新ができると思っています。
また読んで頂けたら嬉しいです!
Berg AZ様もお体を大切にお過ごしください。感想ありがとうございました。
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