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【短編】
騎士団の夏の野外訓練 (6)
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北ガンガルドの森での討伐二日目。
この日もバーナードは威圧で、バーナードの覇気に耐えられない小物の魔獣達を蹴散らした後、大物だけをピンポイントで倒していた。
フィリップの気配感知よりも先に、マグルの魔道具“大型魔獣検知君三号”を使って、倒しにいってしまうのでとても敵わない。
夕方近くになった頃には、フィリップは明らかに気落ちしていた。
(ちょっと、やりすぎたか)
そんなフィリップを見て、少しばかりバーナードは胸が痛んだ。
勝負事には絶対に負けたくないバーナードである。特にフィリップは、長年自分に付き従い気心の知れた副騎士団長で、かつ自分の能力をよく知る伴侶であったから、遠慮なくやってしまったところがあった。
元気のないフィリップに、バーナードは言った。
「……今回は俺の勝ちだが」
「ええ、団長の圧勝です……。勝てるなんて言った私が馬鹿でした」
「おい、いじけるなよ」
「獲物を早く見つけることができる私の勝ちだと思っていたのに、貴方がマグルにそんな魔道具を用意してもらっているなんて思いもしませんでした。そうした計算も含めて、団長は素晴らしいです。とても敵いません」
青い目が虚ろである。
勝つつもりでいた分だけ、ショックが大きかったのだろう。
気落ちしているフィリップに、勝ち条件を突き付けるのは酷だと思ったバーナードは、フィリップに言った。
「わかったわかった。今回は俺の言い出した勝ち条件は無しにしてやる」
「……なら、噛んでもいいんですよね」
「……噛んでいいというわけではない。噛むなという禁止をしないだけだ。だからといって噛みまくっていいわけじゃないぞ!!」
「それって噛んでいいということですよね」
「くどいぞ!! フィリップ」
噛まれることが好きではないバーナードは少し怒っていた。
ため息をついて言う。
「お前だけだ。噛ませるのは」
「……団長」
その言葉に青い目を潤ませ、そしてバーナードに抱き着いたフィリップは、遠慮なくガブリと彼の首筋に噛みついたのだった。
北ガンガルドの森の中、バーナードの怒りの声が響き渡った。
また噛まれた首を押さえ、無意識に蹴り飛ばしたフィリップを睨みつける。
「馬鹿野郎!! どうしてこんな場所で噛みつこうという気になるんだ。場所をわきまえろ!!」
「誰もいない森の中なのだから、構わないでしょう、バーナード」
「わきまえろ!!」
「団長は意地悪です」
「どこかだ」
「知っていますか? 人狼は、伴侶として選ぶのは一人だけです。その生涯一人だけしか愛しません」
「…………」
「私には貴方だけなのです。貴方だけを生涯愛します」
キッパリと言われる、まるでプロポーズのような言葉にバーナードは立ち尽くし、頬を染めている。
「人狼の数が少ない原因はそれにあるのでしょうね。不器用な魔族です。でも、私はそれで良かったと思っています」
森の中、フィリップはバーナードの手を掴み、その甲に口づけしながら言った。
「貴方だけなのです」
繰り返されるその甘い言葉に、バーナードは動揺したように目を逸らしていた。
「だから」
だが、その後の言葉が悪かった。
「だから噛むのは仕方ないと思って下さい」
「どこが仕方ないんだ!!!!」
バーナードの怒鳴り声が森の中響き渡ったのだった。
その後二日間の北方地方観光も楽しかったが、何度かくだらないことが原因で喧嘩もした。
ただいつものように、夜を過ごした後は仲直りをする二人であった。
たくさんの土産を買って、彼らはまた王都へと帰還したのだった。
おまけ
北方地方旅行を終えたバーナード騎士団長とフィリップ副騎士団長が、王都へ帰還した。
彼らは移動の際に、世話になったマグル王宮副魔術師長の部屋へと早速お土産を片手にやってきていた。
手渡された土産は二種類。
一つはフィリップが選んだチーズタルトであった。
フィリップの手土産菓子の選択眼に全幅の信頼を寄せているマグルは笑顔でそれを受け取っていた。
「北方地方は、乳製品美味しいんだよね。ありがとう。楽しみに食べるよ」
本当に嬉しそうである。
大切に受け取った後、棚にしまっている。
その後、椅子に座っているバーナード騎士団長から寄越された土産品に、毎度のことながら言葉を失っていた。
「………………で、これは何かな。バーナード」
「北方地方の銀細工のミニチュアの剣だ。とても精巧だろう。お前のところの人形につけてやろうと思って」
マグルはぎぎぎと音を立てて、後ろを振り返る。
その棚の上には、以前、バーナードが旅行に出る度に買ってきた土産の呪いの人形達が置かれているのだ。
黒々とした人型の人形が、ぐるぐると綿の巻かれた羊人形にまたがっている。羊人形の体には金属製のおたまや小さな鍋のミニチュアが括り付けられている。
魔除けの効果があるはずなのに、どうも見ていると正反対の効果がありそうな人形達であった。
それは夜な夜な、マグルの部屋の中を駆けずり回っているという不気味な噂まで流れていた。
「騎士だからな。剣を持たせないと」
「おい、その人形は騎士なのか」
羊の綿人形に跨っている、性別不明の真っ黒い人形である。とても騎士には見えない。
「騎士だろう」
なぜかバーナードはキッパリと言って、棚の上から勝手にその人形を取り出すと、人形の手に剣を勝手に接着していた。
「凛々しいな!! どうだ」
ドヤ顔でその不気味な人形を片手で掲げて見せるバーナード。
ちょっとこいつおかしい。
マグルはそう思ったが、口には出さない。ただフィリップの顔色も良くないので、恐らくはフィリップも同じことを思っているはずだ。
そう思うなら、旅先で買うのを止めろよ!!
内心マグルはフィリップに怒っていた。
「次の旅行先では盾を買ってこないとな」
まだ行ってもいない旅先で、バーナードはすでに買う土産のことまで決めていた。
嬉々としている彼に、なんとなく不気味さを感じるマグルであった。
この日もバーナードは威圧で、バーナードの覇気に耐えられない小物の魔獣達を蹴散らした後、大物だけをピンポイントで倒していた。
フィリップの気配感知よりも先に、マグルの魔道具“大型魔獣検知君三号”を使って、倒しにいってしまうのでとても敵わない。
夕方近くになった頃には、フィリップは明らかに気落ちしていた。
(ちょっと、やりすぎたか)
そんなフィリップを見て、少しばかりバーナードは胸が痛んだ。
勝負事には絶対に負けたくないバーナードである。特にフィリップは、長年自分に付き従い気心の知れた副騎士団長で、かつ自分の能力をよく知る伴侶であったから、遠慮なくやってしまったところがあった。
元気のないフィリップに、バーナードは言った。
「……今回は俺の勝ちだが」
「ええ、団長の圧勝です……。勝てるなんて言った私が馬鹿でした」
「おい、いじけるなよ」
「獲物を早く見つけることができる私の勝ちだと思っていたのに、貴方がマグルにそんな魔道具を用意してもらっているなんて思いもしませんでした。そうした計算も含めて、団長は素晴らしいです。とても敵いません」
青い目が虚ろである。
勝つつもりでいた分だけ、ショックが大きかったのだろう。
気落ちしているフィリップに、勝ち条件を突き付けるのは酷だと思ったバーナードは、フィリップに言った。
「わかったわかった。今回は俺の言い出した勝ち条件は無しにしてやる」
「……なら、噛んでもいいんですよね」
「……噛んでいいというわけではない。噛むなという禁止をしないだけだ。だからといって噛みまくっていいわけじゃないぞ!!」
「それって噛んでいいということですよね」
「くどいぞ!! フィリップ」
噛まれることが好きではないバーナードは少し怒っていた。
ため息をついて言う。
「お前だけだ。噛ませるのは」
「……団長」
その言葉に青い目を潤ませ、そしてバーナードに抱き着いたフィリップは、遠慮なくガブリと彼の首筋に噛みついたのだった。
北ガンガルドの森の中、バーナードの怒りの声が響き渡った。
また噛まれた首を押さえ、無意識に蹴り飛ばしたフィリップを睨みつける。
「馬鹿野郎!! どうしてこんな場所で噛みつこうという気になるんだ。場所をわきまえろ!!」
「誰もいない森の中なのだから、構わないでしょう、バーナード」
「わきまえろ!!」
「団長は意地悪です」
「どこかだ」
「知っていますか? 人狼は、伴侶として選ぶのは一人だけです。その生涯一人だけしか愛しません」
「…………」
「私には貴方だけなのです。貴方だけを生涯愛します」
キッパリと言われる、まるでプロポーズのような言葉にバーナードは立ち尽くし、頬を染めている。
「人狼の数が少ない原因はそれにあるのでしょうね。不器用な魔族です。でも、私はそれで良かったと思っています」
森の中、フィリップはバーナードの手を掴み、その甲に口づけしながら言った。
「貴方だけなのです」
繰り返されるその甘い言葉に、バーナードは動揺したように目を逸らしていた。
「だから」
だが、その後の言葉が悪かった。
「だから噛むのは仕方ないと思って下さい」
「どこが仕方ないんだ!!!!」
バーナードの怒鳴り声が森の中響き渡ったのだった。
その後二日間の北方地方観光も楽しかったが、何度かくだらないことが原因で喧嘩もした。
ただいつものように、夜を過ごした後は仲直りをする二人であった。
たくさんの土産を買って、彼らはまた王都へと帰還したのだった。
おまけ
北方地方旅行を終えたバーナード騎士団長とフィリップ副騎士団長が、王都へ帰還した。
彼らは移動の際に、世話になったマグル王宮副魔術師長の部屋へと早速お土産を片手にやってきていた。
手渡された土産は二種類。
一つはフィリップが選んだチーズタルトであった。
フィリップの手土産菓子の選択眼に全幅の信頼を寄せているマグルは笑顔でそれを受け取っていた。
「北方地方は、乳製品美味しいんだよね。ありがとう。楽しみに食べるよ」
本当に嬉しそうである。
大切に受け取った後、棚にしまっている。
その後、椅子に座っているバーナード騎士団長から寄越された土産品に、毎度のことながら言葉を失っていた。
「………………で、これは何かな。バーナード」
「北方地方の銀細工のミニチュアの剣だ。とても精巧だろう。お前のところの人形につけてやろうと思って」
マグルはぎぎぎと音を立てて、後ろを振り返る。
その棚の上には、以前、バーナードが旅行に出る度に買ってきた土産の呪いの人形達が置かれているのだ。
黒々とした人型の人形が、ぐるぐると綿の巻かれた羊人形にまたがっている。羊人形の体には金属製のおたまや小さな鍋のミニチュアが括り付けられている。
魔除けの効果があるはずなのに、どうも見ていると正反対の効果がありそうな人形達であった。
それは夜な夜な、マグルの部屋の中を駆けずり回っているという不気味な噂まで流れていた。
「騎士だからな。剣を持たせないと」
「おい、その人形は騎士なのか」
羊の綿人形に跨っている、性別不明の真っ黒い人形である。とても騎士には見えない。
「騎士だろう」
なぜかバーナードはキッパリと言って、棚の上から勝手にその人形を取り出すと、人形の手に剣を勝手に接着していた。
「凛々しいな!! どうだ」
ドヤ顔でその不気味な人形を片手で掲げて見せるバーナード。
ちょっとこいつおかしい。
マグルはそう思ったが、口には出さない。ただフィリップの顔色も良くないので、恐らくはフィリップも同じことを思っているはずだ。
そう思うなら、旅先で買うのを止めろよ!!
内心マグルはフィリップに怒っていた。
「次の旅行先では盾を買ってこないとな」
まだ行ってもいない旅先で、バーナードはすでに買う土産のことまで決めていた。
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