バンパイアの乙女ゲーにトリップですか？へー悪役令嬢ですか、一言良いですか？ふざけんな

2章 ......はい、皆様のご想像の通りトリップしちゃった(泣)

もはやただのイケメン

「帰ったぜー」
……デカ過ぎじゃないかしら
確かに乙女ゲームの攻略対象が貧乏とか聞い
た事ないけども

なんて言ったらいいのかしら……
お城か？シンデ⚫ラ城くらい凄いわ
まあ、横に長いのだけど……

「あー、先に言っておくが、最近……」
「あっ！！ハルノ君だぁ♡って、あれ？そのぉこぉだあれぇ～？」
「黙れアバズレ氏ね消えろ」

「もぉー。ハルノ君ったらぁ♡照れ屋さんなのは分かるけどちょっとヒドイゾ～」
「名前を呼ぶなアバズレ氏ね退け
大丈夫か？行くぞ」

めっちゃ言うじゃない！！暴言吐きまくりね
てか、女の子居るのね……
ん？

『 ある乙女ゲームの中に入ってヒロインの暴走を止めて欲しんだ』

こいつか？その暴走ヒロインってのは
光のような金に桃色の混じった髪に赤っぽい瞳、顔は………中の上って感じね。胸は言うまでもないわね

「きゃわわぁ！ブスじゃん！？瞳の色片方ずつぅ違うしぃ汚らしぃもんぷんぷん」
確かに汚れてはいるけど……

「お前よりかは綺麗、いやお前の何全倍も何億倍もな。マジのブスがこいつ貶してるんじゃねーよ」

ヤダイケメン
ハルノ貴方凄くイケメンね。大層おモテになられるんでしょうね

「畱李何してるんですか？
あれ？そちらの女性は誰ですか？ハルノ」
……可愛い

なんて言うかサラサラのが切りそろえられた黒髪も紅い瞳も色気がチラホラしてる童顔も……なんか、ショタっぽい。

「僕が治療しましょうか？」
「え？いや悪いし良いわよ？ね、ハルノ？」
「……こいつはダメだぞ」

「ちぇー
分かりましたよ……じゃ、行きましょ？お姉さん」
え？何がダメなの？誰か教えてハイS⚫ri