360 / 365
第9節 教会騎士団内乱編
第359話 斥候と想い
しおりを挟む
情報を集め、私たちは宿屋に集い…だけど予定時刻過ぎてもフウカさんは帰ってこなく
オフェリア「…これだけ待っても帰ってこないだなんて、多分何かあったわね」
クロ「トラブルに巻き込まれたのかな…でもそうなると…」
リュネメイア「詳しくはわからんが…Aランク冒険者であるあやつが、警戒してても不覚をとる相手ということかの」
コトリ「そうなると早く捜索に行かないと」
ウンディーネ「待ちなさいな。場所もわからないし、そして本当にトラブルに巻き込まれたかもわからないじゃない…この状況で不用意に動くのは、余計に危険ではなくて」
クロ「リュネ、どう動くの?」
リュネメイア「……調べていた奴隷関連で行方がわからなくなったとなると、怪しい場所としてはここかの」
ここにいるみんなで集めた情報から分析すると…統括官の館に奴隷が運び込まれていて、そこで奴隷オークションが開かれるらしい。
コトリ「ここでもまた、新政府の統括官が関わってるんだね」
ウンディーネ「でもフウカが本当にそこにいるか確証がないのに、そこへ潜入するだなんて危険じゃないかしら」
リュネメイア「どのみち奴隷解放の依頼もある…なら危険を承知で潜入し、フウカのことも探ってみるか…さて、どうしたものか」
クロ「一応こっちには最強種である真祖のオフェリアさんがいるし、不測の事態にも対処できる戦力はあるけど…」
確証したものがほぼないため、どう動くか話し合っていると
コトリ「っ…!?」
前回と同じように…私の中の導きの結晶が、私にある映像を見せ始める
前みたいにはっきりとはしていなく、ぼんやりとしたものだったが…
『堕天使の人形』を連れた3人の人物たちに敗北し、地面に倒れる私たちの姿で…
まさかオフェリアさんの他にも…という声が聞こえる記憶だった……。
コトリ(い、今のビジョンは…?)
私は胸に手を当てながら考える…今この場面であんな記憶を見せた意味、それは危険予知ということだろうか?なら、私がとれる行動は…
コトリ「……もっとちゃんと事前準備してから向かった方がいいかも、情報や戦力も多分このままじゃ色々と足りてないと思う」
クロ「え」
リュネメイア「……ぬしのその様子…フレイのやつからもらった結晶とやらで、何か視えたようじゃな?」
コトリ「はっきりと視えた訳じゃないけど、統括官の館は当たりで…そこに、オフェリアさんに匹敵する何者かが潜んでる」
オフェリア「……へぇ」
リュネメイア「災害クラスとされる最強種に匹敵する何者かのぉ…はぁ…やはり碌でもない面倒な依頼じゃったか…」
オフェリア「話には聞いていたけど…コトリさんのそれ、危険予知能力ってやつかしら?いわゆる未来視の類い?」
コトリ「詳しくはわからないけど…並行世界の記憶ってことは聞いてる」
つまりさっきの映像は、他の私たちが辿った結末ってことだよね…気をつけないと私も…
リュネメイア「まあとにかく、色々と情報集めのやりなおしと作戦を練る必要がある。面倒ごとは避けたいが…どのみち、フウカのこともあるから放ってはおけん」
クロ「でも、これ以上どこで聞き込みをするの?統括官の館内部の詳しい情報なんて、誰が知って…」
ウンディーネ「それなら1つ、心当たりがあるじゃない」
コトリ「え」
オフェリア「街に入る前に会った商人たちね」
リュネメイア「あやつらか…確かに引っかかるところもあったから、一度色々と聞き出しに行くのもありかの」
今は手掛かりがそこしかなく、私たちは商人たちの所を訪ねることにした……。
私たちは顔を隠すフードを被って街に出て…そして商人の看板を掲げた建物と、その入り口前に立つアーニャさんを見つけた
クロ「いた」
アーニャ「あれ、コトリさんたち…どうしたの?私を探してた、みたいな感じだけど」
リュネメイア「あの商人たちに聞きたい情報があってな、今中にいるかの?」
アーニャ「いるけど、今は会議中だから聞いてみないと…」
確認してくるとアーニャさんが言った直後、店の扉が開き声がきこえて
「アーニャさん、彼女たちを中に入れてくれて構わないよ…誰かに見られる前にね」
扉の隙間からフードを被った人物が見える
リュネメイア「む…この声…まさか…」
招かれて建物の中に入ると、先程あった女性たちもそこにはいた
「彼女たちから聞いた時は驚きましたが、本当にリュネメイア『隊長』だったんですね」
リュネメイア「やはりぬしか『エイデン』」
コトリ「えっ…その名前は確か…」
フードをとるとその素顔は女性で、私にはその顔と名に見覚えがあって…その女性は過去で、キールさんの副官をやっていた1人で…。
リュネメイア「そして今やっと思い出したぞ、さっき会ったぬしたちはキールの隊にいた新人どもか」
「お久しぶりです、リュネメイア隊長。一応経歴など正体を隠していたので、先程は名乗れず申し訳ありませんでした」
今リュネメイアに新人と言われた彼女たちは…105話でオーレリアにリンゴを渡していた女性騎士たちだった。
リュネメイア「驚いたぞ…しかし、なぜぬしらが魔族領におる?正体を隠すと言うたが、それと関係あるのか?」
エイデン「それは私たちの目的が…魔族たちの動向を探ること、そして魔王となったキール隊長を取り戻すため動いているからです」
コトリ「!?」
リュネメイア「……ぬしら、なぜそれを知っておる」
エイデン「商会というのは表の顔…私たちは今、『雷帝』さまとその奥さまのもとで王国斥候をやっています
だからキール隊長のことや魔王のこと、魔族たちが再び戦争を起こそうとしてるのも知っていますし…その辺りの捜査もしています」
「そしてミレナリオ王太子殿下とも、魔族領での活動のために連携しており…穏健派の魔族たちにも存在は極秘で、密かに情報提供などで助力を貸したりもしています」
リュネメイア「王国最強の将である雷帝…その王様直属の部隊に、ぬしらが今所属しておるということか。ふっ…出世したの」
クロ「王国騎士ならミレイと繋がりがあってもおかしくないね…って、そうか…もしかしてミレイが言っていた、当てがあるって…」
ミレイさん…ミレナリオ王太子殿下が言っていた助っ人が、どうやらエイデンさんたち王国斥候のことだったようで
エイデン「それで…リュネメイアさまたちは何か訳あってここを訪ねたようですが、ご用件はなんでしょうか?」
私たちがここへ来た理由…フウカさんのこと、そして統括官の館での奴隷オークションの話を伝えた……。
エイデン「なるほど、用件はわかりました。あなたたち、リュネメイアさまにあれを」
部下の女性騎士たちは、奥から封筒のようなものを持ってくる
クロ「これは?」
「奴隷オークションへの招待状です」
コトリ「!?」
エイデン「私たちも事前にその動きは掴んでいて、商会のコネを使ってこれを入手しました…ですが…」
「部族争いが済むまでは戦争を仕掛けてこない見込みとはいえ、斥候である私たちが率先しては動きづらかった…しかし」
リュネメイア「妾たちは、渡りに船ということかの?」
エイデン「はい、その通りです。リュネメイアさまたちと繋がりができた今、私たちも介入できる土台ができました…この事は上司である雷帝の奥さまにお伝えするので、お互いに協力致しましょう」
オフェリア「キールさんにオーレリアさんの元部下たちね…ふふ、これは心強い協力者ね」
話がまとまったところで、内容を聞いていた彼女が声をかけてきた
アーニャ「なら、私もそれに付き合うよ」
コトリ「え」
アーニャ「実は護衛依頼もほぼ終わってて、これから行く当てもないんだ…だからコトリたちが契約してくれれば、用心棒するよ」
クロ「って、お金いるの?」
アーニャ「それはもちろん。お金は命と同じくらい大事って、姉に教わってるからね…それに生活するには、ほぼ必須だし」
オフェリア「あなたの実力がそれなりなのは、先ほどの戦闘で見せてもらったし…戦力が増えるのはいいことじゃない?」
ウンディーネ(……それなりね…表面上はその通りだけど…)
リュネメイア「よかろう、ぬしを雇う…その代わり、しっかりと働いてもらうからの」
アーニャ「大丈夫、お金もらうからには役に立ってみせるよ」
こうしてアーニャを加え、エイデンさんたちとも協力関係を結べ…準備が完了次第、私たちは統括官の館に潜入することに……。
オフェリア「…これだけ待っても帰ってこないだなんて、多分何かあったわね」
クロ「トラブルに巻き込まれたのかな…でもそうなると…」
リュネメイア「詳しくはわからんが…Aランク冒険者であるあやつが、警戒してても不覚をとる相手ということかの」
コトリ「そうなると早く捜索に行かないと」
ウンディーネ「待ちなさいな。場所もわからないし、そして本当にトラブルに巻き込まれたかもわからないじゃない…この状況で不用意に動くのは、余計に危険ではなくて」
クロ「リュネ、どう動くの?」
リュネメイア「……調べていた奴隷関連で行方がわからなくなったとなると、怪しい場所としてはここかの」
ここにいるみんなで集めた情報から分析すると…統括官の館に奴隷が運び込まれていて、そこで奴隷オークションが開かれるらしい。
コトリ「ここでもまた、新政府の統括官が関わってるんだね」
ウンディーネ「でもフウカが本当にそこにいるか確証がないのに、そこへ潜入するだなんて危険じゃないかしら」
リュネメイア「どのみち奴隷解放の依頼もある…なら危険を承知で潜入し、フウカのことも探ってみるか…さて、どうしたものか」
クロ「一応こっちには最強種である真祖のオフェリアさんがいるし、不測の事態にも対処できる戦力はあるけど…」
確証したものがほぼないため、どう動くか話し合っていると
コトリ「っ…!?」
前回と同じように…私の中の導きの結晶が、私にある映像を見せ始める
前みたいにはっきりとはしていなく、ぼんやりとしたものだったが…
『堕天使の人形』を連れた3人の人物たちに敗北し、地面に倒れる私たちの姿で…
まさかオフェリアさんの他にも…という声が聞こえる記憶だった……。
コトリ(い、今のビジョンは…?)
私は胸に手を当てながら考える…今この場面であんな記憶を見せた意味、それは危険予知ということだろうか?なら、私がとれる行動は…
コトリ「……もっとちゃんと事前準備してから向かった方がいいかも、情報や戦力も多分このままじゃ色々と足りてないと思う」
クロ「え」
リュネメイア「……ぬしのその様子…フレイのやつからもらった結晶とやらで、何か視えたようじゃな?」
コトリ「はっきりと視えた訳じゃないけど、統括官の館は当たりで…そこに、オフェリアさんに匹敵する何者かが潜んでる」
オフェリア「……へぇ」
リュネメイア「災害クラスとされる最強種に匹敵する何者かのぉ…はぁ…やはり碌でもない面倒な依頼じゃったか…」
オフェリア「話には聞いていたけど…コトリさんのそれ、危険予知能力ってやつかしら?いわゆる未来視の類い?」
コトリ「詳しくはわからないけど…並行世界の記憶ってことは聞いてる」
つまりさっきの映像は、他の私たちが辿った結末ってことだよね…気をつけないと私も…
リュネメイア「まあとにかく、色々と情報集めのやりなおしと作戦を練る必要がある。面倒ごとは避けたいが…どのみち、フウカのこともあるから放ってはおけん」
クロ「でも、これ以上どこで聞き込みをするの?統括官の館内部の詳しい情報なんて、誰が知って…」
ウンディーネ「それなら1つ、心当たりがあるじゃない」
コトリ「え」
オフェリア「街に入る前に会った商人たちね」
リュネメイア「あやつらか…確かに引っかかるところもあったから、一度色々と聞き出しに行くのもありかの」
今は手掛かりがそこしかなく、私たちは商人たちの所を訪ねることにした……。
私たちは顔を隠すフードを被って街に出て…そして商人の看板を掲げた建物と、その入り口前に立つアーニャさんを見つけた
クロ「いた」
アーニャ「あれ、コトリさんたち…どうしたの?私を探してた、みたいな感じだけど」
リュネメイア「あの商人たちに聞きたい情報があってな、今中にいるかの?」
アーニャ「いるけど、今は会議中だから聞いてみないと…」
確認してくるとアーニャさんが言った直後、店の扉が開き声がきこえて
「アーニャさん、彼女たちを中に入れてくれて構わないよ…誰かに見られる前にね」
扉の隙間からフードを被った人物が見える
リュネメイア「む…この声…まさか…」
招かれて建物の中に入ると、先程あった女性たちもそこにはいた
「彼女たちから聞いた時は驚きましたが、本当にリュネメイア『隊長』だったんですね」
リュネメイア「やはりぬしか『エイデン』」
コトリ「えっ…その名前は確か…」
フードをとるとその素顔は女性で、私にはその顔と名に見覚えがあって…その女性は過去で、キールさんの副官をやっていた1人で…。
リュネメイア「そして今やっと思い出したぞ、さっき会ったぬしたちはキールの隊にいた新人どもか」
「お久しぶりです、リュネメイア隊長。一応経歴など正体を隠していたので、先程は名乗れず申し訳ありませんでした」
今リュネメイアに新人と言われた彼女たちは…105話でオーレリアにリンゴを渡していた女性騎士たちだった。
リュネメイア「驚いたぞ…しかし、なぜぬしらが魔族領におる?正体を隠すと言うたが、それと関係あるのか?」
エイデン「それは私たちの目的が…魔族たちの動向を探ること、そして魔王となったキール隊長を取り戻すため動いているからです」
コトリ「!?」
リュネメイア「……ぬしら、なぜそれを知っておる」
エイデン「商会というのは表の顔…私たちは今、『雷帝』さまとその奥さまのもとで王国斥候をやっています
だからキール隊長のことや魔王のこと、魔族たちが再び戦争を起こそうとしてるのも知っていますし…その辺りの捜査もしています」
「そしてミレナリオ王太子殿下とも、魔族領での活動のために連携しており…穏健派の魔族たちにも存在は極秘で、密かに情報提供などで助力を貸したりもしています」
リュネメイア「王国最強の将である雷帝…その王様直属の部隊に、ぬしらが今所属しておるということか。ふっ…出世したの」
クロ「王国騎士ならミレイと繋がりがあってもおかしくないね…って、そうか…もしかしてミレイが言っていた、当てがあるって…」
ミレイさん…ミレナリオ王太子殿下が言っていた助っ人が、どうやらエイデンさんたち王国斥候のことだったようで
エイデン「それで…リュネメイアさまたちは何か訳あってここを訪ねたようですが、ご用件はなんでしょうか?」
私たちがここへ来た理由…フウカさんのこと、そして統括官の館での奴隷オークションの話を伝えた……。
エイデン「なるほど、用件はわかりました。あなたたち、リュネメイアさまにあれを」
部下の女性騎士たちは、奥から封筒のようなものを持ってくる
クロ「これは?」
「奴隷オークションへの招待状です」
コトリ「!?」
エイデン「私たちも事前にその動きは掴んでいて、商会のコネを使ってこれを入手しました…ですが…」
「部族争いが済むまでは戦争を仕掛けてこない見込みとはいえ、斥候である私たちが率先しては動きづらかった…しかし」
リュネメイア「妾たちは、渡りに船ということかの?」
エイデン「はい、その通りです。リュネメイアさまたちと繋がりができた今、私たちも介入できる土台ができました…この事は上司である雷帝の奥さまにお伝えするので、お互いに協力致しましょう」
オフェリア「キールさんにオーレリアさんの元部下たちね…ふふ、これは心強い協力者ね」
話がまとまったところで、内容を聞いていた彼女が声をかけてきた
アーニャ「なら、私もそれに付き合うよ」
コトリ「え」
アーニャ「実は護衛依頼もほぼ終わってて、これから行く当てもないんだ…だからコトリたちが契約してくれれば、用心棒するよ」
クロ「って、お金いるの?」
アーニャ「それはもちろん。お金は命と同じくらい大事って、姉に教わってるからね…それに生活するには、ほぼ必須だし」
オフェリア「あなたの実力がそれなりなのは、先ほどの戦闘で見せてもらったし…戦力が増えるのはいいことじゃない?」
ウンディーネ(……それなりね…表面上はその通りだけど…)
リュネメイア「よかろう、ぬしを雇う…その代わり、しっかりと働いてもらうからの」
アーニャ「大丈夫、お金もらうからには役に立ってみせるよ」
こうしてアーニャを加え、エイデンさんたちとも協力関係を結べ…準備が完了次第、私たちは統括官の館に潜入することに……。
0
お気に入りに追加
106
あなたにおすすめの小説


とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
【ママ友百合】ラテアートにハートをのせて
千鶴田ルト
恋愛
専業主婦の優菜は、娘の幼稚園の親子イベントで娘の友達と一緒にいた千春と出会う。
ちょっと変わったママ友不倫百合ほのぼのガールズラブ物語です。
ハッピーエンドになると思うのでご安心ください。
身体だけの関係です‐原田巴について‐
みのりすい
恋愛
原田巴は高校一年生。(ボクっ子)
彼女には昔から尊敬している10歳年上の従姉がいた。
ある日巴は酒に酔ったお姉ちゃんに身体を奪われる。
その日から、仲の良かった二人の秒針は狂っていく。
毎日19時ごろ更新予定
「身体だけの関係です 三崎早月について」と同一世界観です。また、1~2話はそちらにも投稿しています。今回分けることにしましたため重複しています。ご迷惑をおかけします。
良ければそちらもお読みください。
身体だけの関係です‐三崎早月について‐
https://www.alphapolis.co.jp/novel/711270795/500699060

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる