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第7節 過去編 人魔大戦 キールとマサキ
第214話 猫、来たる
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アジト内にある広間でアグレゴさまが王座に座っていて、その横にはブラッシュが控えており…そしてその前には私…オーレリアがいて。
私の後ろにはラン…スリスさま…ミレイ…リンゴ殿がいて…正式な任務が言い渡されるからか、私たちはそれぞれ騎士服やまともな服をしていて。
ミレイ「……オーレリア…。」
オーレリア「大丈夫だ…心配するな。」
心配そうな表情をしていたミレイに私は優しく言葉をかけてやる。
これから私は奴隷娼婦としてある人物…ギランバルトの下へと行くことになっていた。
キール隊長を貶めた奴に身体を好き勝手されるのは…本当は嫌だ…だが…ランたちの安全が約束されるのなら…私の身など…。
アグレゴ「オーレリアちゃんとの約束通り、ミレイの処分は無しにした…だから安心して奴隷娼婦の仕事をしてこい。
今回のお相手はうちのお得意さまだからな、気に入られるように頑張ってきな。」
オーレリア「感謝します…アグレゴさま。」
昨日の夜に今回の仕事を受けるのなら、ミレイの処分は無しにすると、アグレゴさまに選択を出され…相手がギランバルトだから正直嫌で迷ったが、ミレイが助かるならとそれを私は受けたのだった。
アグレゴ「それじゃあ命令だ…オーレリアちゃんお前にはっーー。」
「その必要はない。」
アグレゴさまが私に命令を出そうとした時それを遮る声があって、私たちはその声がした方へと振り向く。
オーレリア「……なっ…!?」
ブラッシュ「てめぇは…。」
アグレゴ「……今日はあんたと会う予定はなかったはずだが?
まあいい…それで? その必要はないとはどういう意味だ、なぁリーゼ。」
そこにいたのは私とキール隊長を完膚なきまで倒し、私に自身の無力感を与えた女幹部…リーゼの姿があった。
私の後ろにはラン…スリスさま…ミレイ…リンゴ殿がいて…正式な任務が言い渡されるからか、私たちはそれぞれ騎士服やまともな服をしていて。
ミレイ「……オーレリア…。」
オーレリア「大丈夫だ…心配するな。」
心配そうな表情をしていたミレイに私は優しく言葉をかけてやる。
これから私は奴隷娼婦としてある人物…ギランバルトの下へと行くことになっていた。
キール隊長を貶めた奴に身体を好き勝手されるのは…本当は嫌だ…だが…ランたちの安全が約束されるのなら…私の身など…。
アグレゴ「オーレリアちゃんとの約束通り、ミレイの処分は無しにした…だから安心して奴隷娼婦の仕事をしてこい。
今回のお相手はうちのお得意さまだからな、気に入られるように頑張ってきな。」
オーレリア「感謝します…アグレゴさま。」
昨日の夜に今回の仕事を受けるのなら、ミレイの処分は無しにすると、アグレゴさまに選択を出され…相手がギランバルトだから正直嫌で迷ったが、ミレイが助かるならとそれを私は受けたのだった。
アグレゴ「それじゃあ命令だ…オーレリアちゃんお前にはっーー。」
「その必要はない。」
アグレゴさまが私に命令を出そうとした時それを遮る声があって、私たちはその声がした方へと振り向く。
オーレリア「……なっ…!?」
ブラッシュ「てめぇは…。」
アグレゴ「……今日はあんたと会う予定はなかったはずだが?
まあいい…それで? その必要はないとはどういう意味だ、なぁリーゼ。」
そこにいたのは私とキール隊長を完膚なきまで倒し、私に自身の無力感を与えた女幹部…リーゼの姿があった。
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