騎士学生と教官の百合物語

コマドリ

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第7節 過去編 人魔大戦 キールとマサキ

第136話 託す想いと伝える想い

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廊下を暫く歩き自らの執務室へたどり着く。

自らの椅子に腰掛けながら、オーレリアやその他の部下の気配がないことをしっかり確認して溜め息をついた。

そのまま『封印痕』が隠されているはずの、左腕の袖を捲り上げる。

マサキが掛けた2つの封印、それとは別の封印が1つ。

3種類の封印による幾何学的紋様が左腕を覆っていたはずが、自分の視界に見える腕にはそんなもの何1つ見当たらない。


キール「やれやれ……『キール』を演じるのも楽じゃないなぁ全く」

まあ、『私』も『アタシ』もキールであることには違いないのだろうが

いわゆる表の私の記憶を読み込み、それに従って演じはしたが。

だけど、私は……はっきり言ってオーレリア以外どうでもいいな、割りと。

さっきアイリスの話を聞いたときも、驚くほど心が動かなかったし。……なんか人間に対する感情が滑落しているのを感じるなぁ、魔族の方がマシって感覚も強いし。

だって人間ってほんとゴミ。人を平気で利用するわ、裏切るわ、非力な癖に威張り散らかして、真面目な顔して偽善ぶるし。

その点、欲望に忠実な魔族がまだマシだわ。

とゆーか……『表』の私がなぜ、オーレリアに対してあそこまでウジウジしてるのかがわからん。

あんなに愛くるしい奴なのに。もっとすりすり♪しておけば良かった、くそっ。

人間にしておくのが惜しいわホント。こっちから襲いまくって、セックスしまくりゃいいのに。逆レイプも最高だったし♪

私に任せりゃ、あのえっろい身体を……!


キール「ん……。違うな、違う。思考が反れてる」

……取り敢えずは、まだオーレリアでさえも。

私を『表』のキールだと見ているなこりゃ。

封印が全て破れた以上、魔王覚醒は目前。

どうせ、その時になれば……私とアタシは『混ざり合って』1つになり……弾けて全く新しい存在に生まれ変わるんだ。常夜の闇が支配する世界の幕が上がる。

表も裏も、消えてなくなる。等しく闇を崇め世界。

……もうその時まで時間はない…………となれば。


キール「確かここに……マサキのとっておきの品が……お!やっぱりコレだよね~♪今のうち今のうち♪」

記憶を読み取りデスクの引き出しからお酒を取り出してグラスを傾けた。

ーーーー

オーレリア「……やることがあるか…リーゼの件もあったしキール隊長を1人にするのは心配だが…これも任務だし…うーむ…んっ やっぱり気になるな、隊長に会いに行こう。」

キール隊長と医務室で別れ、そして準備を終えた私は隊長の執務室前まで来ていた。

普段とは違う彼女の雰囲気に流され 少々 恥ずかしい姿を晒してしまったが、やはり額のことや様子のことが気になっていた。


オーレリア「キール隊長いらっしゃいますか? 私です…失礼しますね。

…って…キール隊長…また隠れてお酒を飲んで、飲み過ぎはほどほどにしてくださいね? この前もお酒を飲んでしまったために眠ってしまって、翌日 私に書類を手伝ってと涙目でお願いしてきて……。」

こんこんと執務室の扉をノックし、私は部屋へと入って…するとキール隊長がお酒を飲んでいるところに出会し、私はジト目を向けて。

私は右手の指一本を立て、左手は腰に当て…部下の間ではもはやお約束になった、副隊長が隊長にお説教している絵面が出来上がって…最近は柔らかくなったものの、根の硬い性格は健在で。

ーーーー

キール「うへぇ……アンタほんっとに、『アタシ』のこと好きだね~。間違いないわ、うん」

グラスを片手に、ジト目を浮かべる副官に向けて呆れる声が出るも、自然と笑みが溢れるのがわかる。


キール「ん~?ん~……」

ふむ……『キール』の記憶を読む時間は無さそうだなあ。…ホントにそんなことあった?……ん~……まあ、この顔……そんな賢いこと考えてなさそうだし、イケるだろうか。


キール「いや~……悪い悪い♪アタシのオーレリアが側にいるって考えたら、安心してついお酒が進んじゃってさあ♪どう?出発前の景気付けに、一杯飲まない?」

自然な様子でグラスをもう1つ出して彼女にお酒を進める。

ーーーー

オーレリア「ん? そりゃ…まあ…その…好き…かな…// あらためて伝えるのは恥ずかしいが…どんなキール隊長でも私は愛する自身があるぞ、まあ隊長の意思に反して 隊長自身が悲しむことをするのなら…その隊長を止めて、助けるために説得をするがな。」

キール隊長に好きだねと言われ、私は頬を赤らめながら好きだとつぶやいて…

そして前に闇の中から救い出す約束のことを口にし…それに加えてキール隊長が自身の騎士道に反しないのなら、どんなキール隊長だろうと…隊長の中の闇が私の身を闇に染めようと、私はキール隊長を愛すと真剣な瞳で伝えて…

逆に隊長自身の騎士道に反する行動をするのなら、元のキール隊長に戻すよう 私が心と身体と想いをぶつけるつもりで。


オーレリア「っ…ま、またそんな上手いことを言って私を巻き込もうとして…んんっ…まあいいでしょう。私もキール隊長と別々に行動するのは少し…いえだいぶ不安なので…お酒をご一緒させてもらいます…んっ…こく…。」

たまに注意中にお酒に誘われることもあった…けど今回はアタシのと言われ、先程のことを思い出し頬は赤くなり。

ウルフヘイムにリーゼの一件があり、キール隊長のそばを離れるのは不安が強くて…離れてる間に隊長に何かあったら…と。
だから私は少しでもキール隊長のそばに居たくてお酒をもらうことにし、口に運んで。

ーーーー

キール「はぁ……嬉しいこと言ってくれるけど、アンタも損な性格してるよ。

オーレリアが血も涙もない、冷血人間ならアンタ自身も楽だったろうにね、神様ってのは残酷だ。

まあ会うことがあれば、『私』がぶん殴っとくよ~♪」

キール=ゴールドウィンが常世の闇を支配する存在になるのを知らないわけじゃないだろうに。普通の感覚なら私らを処刑するのが定石なんだけど。

彼女の人間らしい感覚に嬉しさと同時に危うさを感じ、酒を煽る。

さ~て、どうしようか。酒を楽しむつもりだったけど……なんとなく……この束の間のひとときが、アタシと私にとって……愛すべき副官との『最後』の時間になる予感がする。……勘、だけど。

…………せ~っかく、私の自我が解放されたのに。

『アタシ』に、この時間を譲るのは尺だけど、やれやれ。オーレリアを好きな気持ちは、同じだからなあ。

しょうがない……『いろいろ』譲ってあげるわ。

馬鹿な『アタシ』のことだろうから、どうせ別れの挨拶なんて言わないんだろうけどね。頑固なのは『私』がよく知ってるわ、ホント。


キール「……!」

一瞬、瞳が曇りがかりぼんやりとした表情を浮かべるも、すぐに瞳をパチパチと瞬かせ、オーレリアをマジマジと見つめる。

そうしていると彼女の額からは、『深紅の逆十字』が薄れ……やがて見えなくなる。


キール「あ、悪いね。ちょっと、ぼんやりしてた♪……コホン」

青銅色の髪をワシワシャとかき回し軽く咳払いしながら、気を取り直したように、酒を一気飲み干し頬を赤らめる。


キール「くぅ~♪やっぱりコレだよ、コレ♪さ、オーレリアもグイッと行こう。さあさ!グイッと♪」

ご機嫌な様子でオーレリアに一杯、酒を飲み干すようおねだりする。しばらくとりとめもない緩やかで、暖かい会話に花を咲かせる。

その後ひとしきり笑うと、小さな吐息をつきつつ、一際、穏やかな表情を浮かべて愛する副官に言葉を掛けた。


キール「……アンタは、強くて優しいよオーレリア。アンタは私の誇りだ。短い期間だったかもしれないけど、多くの戦場で共に肩を並べ、背中を預けてきたよね。

アンタは、アタシが望める以上にたくさん補佐してくれたし、友人として、恋人として命も拾ってくれた。

だけど、自分の命を大切にすることも覚えな。

オーレリア……アンタは必ず偉大な騎士になる。

そう遠くない未来に必ず、多くの兵を導き、世界を照らす灯火の1つになる……アタシはそう信じてるんだ」

ーーーー

オーレリア「まあ確かにこの先のことを考えると損をしているのかもしれないな…だがこれが今の私の在り方だ。あなたの在り方に触れ、その背中から学んだからな。

ふっ…一応 神なんだから手加減はしてあげるといい…♪」

リーゼに言われた言葉を思い出す…しかし私は迷わない…たとえ私が足掻き結末が変わらなとうと、それが大切な彼女を諦める理由にはならないから。

私はこの生がある限り…いやたとえ生が尽きようと、想いと魂だけでも彼女に届くまで手を伸ばし続けるだけだ。


オーレリア「…? どうされましたか隊長? む…真紅の紋様が消えて…。

ふむ…まあ今は置いておこうか。ふふ…それではいただこうか…んんっ…♪」

じっと見つめてくる隊長に私が首を傾げていると、額の紋様が消えて…なぜ急に見えなくなったのだ? マサキ隊長の術式のおかげか?

キール隊長におねだりされ、私は軽く微笑み…お酒をぐいっと飲み干し、隊長と会話をして穏やかな時間を過ごして。


オーレリア「……いや…私はまだまだ弱いさ…守るためにもっと強くならなければと未熟さを感じる…けど…キール隊長にそう言ってもらえて嬉しいし、私の方こそあなたと共に戦えたことを誇りに感じています。

キール隊長…ありがとうこざいます…その言葉 胸に刻みました…。
だけど…です…キール隊長…あなたの事でだけは命を賭けさせてください。

……たとえあなたが何に変わってしまおうと、私はあなたの全てを救うために…必ずあなたを迎えに行きますから。世界だけではなく…あなたを照らす灯火にもなってみせましょう。」

持ち前の勘の良さから 私は何かを感じ取る…

確かに私は自分の身をどこか軽視しているのかもしれない…キール隊長のために この身を捧げれればという想いもあったかもしれない…

だけど私のせいで キール隊長が心を痛めて闇の力を振るったこともあり、彼女を傷つけることに繋がるのも痛いほど理解した…

キール隊長の言葉と想いは伝わった…なら…今度は私の想いを言葉にして伝える番だ…

民や仲間たちを大事に想い、彼らや彼女らのためにも剣を振るって守り通す決意だ…
だからこの言い方は悪いのかもしれない…だけど彼女に私の想いの全てを伝えるため、この言葉を同じく真剣な…だが穏やかな表情で 愛する彼女へと伝えて。

ーーーー

「……まったくアンタは~♪頑固なのは誰に似たんだか~」

クス…♪と小さく笑うも、彼女の言葉を肯定も否定もすることはなく受け止める。するとタイミングを見計らったのか、木造の扉がノックされた。

「オーレリア小隊長。そろそろ出発しませんと。殿下の御身が心配ですし、部下も不審に思っています。お急ぎ下さい」

「…さて、バルボア達をこれ以上待たせるのも野暮でしょ。ほら、早く行った行った♪」

手のひらをヒラヒラ扉の外に向け、その場に立ち上がりながら明るい様子で、副官の出発を促す。

「じゃあね、オーレリア♪…貴女の旅路の先に素晴らしい出会いと、幸運がありますように♪」

お酒でほんのり染まった頬に白い歯を覗かせる、満面の笑顔を浮かべながら手を振る。

やがて彼女が退室し……窓越しに馬に騎乗した副官の一団が出立するのを見届け、小さく溜め息をついて、椅子に腰掛けた。

「…………っ……っう……うぅう……」

「あらあら……本当にこれで良かったの?……涙を流すくらいなら、キスの1つや2つ。愛の言葉を差し上げれば良かったのに」

先ほどの違和感……勘の『正体』だろう。

いつの間にか表れたプラチナブロンド色の長髪に妖艶な雰囲気を纏う、王国騎士団騎士服を身につけた絶世の美女は、アタシの頬を伝う涙を指先で救いあげ、その顔はやや悲しげな表情に染まっているように見えた。

「……っう~……しておげばよがったぁ……言いたかったぁあ……っう、っ……でも、ダメ……アタシに依存しでほしぐなぃい……オーレリアは、別の……別の人と幸せにならなきゃダメだからぁあ……」

「…ふ~ん……じゃあ満足したの?何もないってわけ?……やりたいことも?したいこともなかったの?」

「一緒に生きていだかっだあぁ……もっと、いろんな冒険してっ、一緒に笑ってぇえ……そばにいだがっだぁ……ぜんぜん満足なんかしでないのにいぃ……っう、っうう」

「…ふふ♪不器用だけど、優しい人……♪その綺麗な心。とっても愛しいわ。我らが魔王様……♪器が貴女なら、私は喜んで従うわよ♪ほら、私のこの大きな胸でよければいくらでも貸すわ♪……隠してあげるから。ね?」

「~~っ!!」

それからアタシは、彼女に抱きつき、回りに気づかれないよう声を圧し殺して泣いた。彼女の一生分とも言えるほどに。

どれくらい時間が立ったのだろう。

落ち着いて……やがて顔をあげることができた。

「ふふ……そろそろ♪落ち着いたかしら?」

「うん……服、汚しちゃってゴメン。リリス…もう大丈夫だからさ」

彼女は大して気にした様子もなく穏やかに笑い、初対面のはずのアタシが名前を知ってることにも驚く様子はない。

「……迎えに来たんだよね。このアタシを、さ。」

「……えぇ♪…逃れられない運命を背負って気の毒には、思ってるのだけど。ゴメンなさいね」

「いや……ありがとう、リリス」

予想外の言葉を掛けられたからか、彼女はその大きな瞳をパチパチと瞬かせた。聞き間違いかと思っているのか、首をかしげている。

「さっき、オーレリアと話してたときさ。待ってくれたんでしょ?……敢えて、アタシとオーレリアの最後の時間を作ってくれた。

迎えを急いでたんだろうし、その場でアタシをさらっても良かったのに、さ」

「ふふ……♪さ、どうなのかしらね。偶然、そうなっただけかもよ♪?」

クスクス♪と面白そうに笑うリリスを見て小さく溜め息をつく。そんなアタシに……彼女は、ゆっくりと手を差し出した。

その手をとり、繋ぐと……アタシたちの回りに小さな魔力渦が巻き起こる。

「……アタシは……どうなるの……?」

「すぐに……表の貴女も、裏の貴女も。魔王様の魂に塗り潰されるわ。キール=ゴールドウィンは消えるの。

そうして、私たちを統べる存在。

世界に常夜をもたらす偉大な王になる」

包み隠さず教えてくれた彼女に感謝の念を覚えつつ、瞳を閉じる。これまでの光景が走馬灯のようによぎる。アイリス……リュネ……マサキ……。

その中でも、1番大好きな人。

「オーレリア……」

彼女の笑顔が脳裏によぎる。

「さよなら……♪」

魔力渦が弾けて消えた、執務室には二人の姿はなく。

蒼の大剣だけが残っていた。

ーーーー

オーレリア「ふふ…元の性分もありますでしょう…でも…今の私を形作ってるものはキール隊長たち…その他の出会った人たちの背などを見て触れたからでしょう。

今の私はただ頑固なだけではないです…成長して…いつかあなたにまで届く騎士になる者ですよ。」

今はどんなに望んでもキール隊長を救う事はできない…だけど諦めなければ…成長し続ければ…いつかはキール隊長を取り戻すことができるはず…

そう信じて疑わない私は左手を胸に当て、一生キール隊長を背負う決意の表情と瞳を彼女に向けて。


オーレリア「あっ……っ…は…い…キール隊長…ありがとう…こざいました…何年かかろうと必ず…あなたを救うために…私は強くなってあなたの前に戻ります…だから待っていてください…!」

バルボアの声と共に手を振るキール隊長…私はぎゅっと胸が締め付けられる…

ここで別れてはいけない気がする…だけど例え今の私がここに残ったり、泣いて叫んでもこの先に待つものは変えられないのは理解している…

だから私は立ち止まらないために…いつか彼女を取り戻せるくらいの強さを手に入れて、その成長した姿を彼女に見せるために…私は流れそうになる涙を抑え込みながら、頭を下げて感謝と誓いの言葉を伝えて部屋を出て…。


オーレリア「ぐっ…っ…ぅ…ぁ…うぅ…あ…ああ…。」

部屋を出た私の頬を溢れた涙が伝う…予感していたからだ…キール隊長との別れを…

バルボアに心配されるが、私は手で涙を拭って 大丈夫だと伝える…

泣いてはいられない…私は心も体も強くならなければならないからだ…彼女を…大好きな人をこの手に取り戻すために…大好きな彼女と一度別れ、再び交わるために私は歩み始めた…。
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