66 / 367
第4節 休日編 コトリとアイリス
第65話 写真と楽しいことを二人で
しおりを挟むアイリス「ここだよ。さ、入ろっか♪」
お店の扉を明けはいると中には、小さな置時計やランプと行ったアンティークが左に、クマやパンダといったぬいぐるみや、剣が交差した紋章があしらわれた写真立て等のものが右に展示されていて
アイリス「さ、何かいいもの。さがそっか♪」
ーーーー
コトリ「ここは…? わぁ…いっぱい いろんなのがあるね…♪
んっ♪ さがそっかアイリス教官♪」
教官に連れられて扉に入ると、様々な展示品が私たちを出迎えてくれて。
珍しいものを見る感じと…
少女らしくわくわくしてる感じの混じった表情を見せながら、私はきょろきょろと辺りを見回して。
コトリ「んーと…んーと…あっ…これとこれがいいかも…♪ アイリス教官 どうかな?
ぬいぐるみは寝る時に抱いて寝れるし、写真立てにはアイリス教官たちとの写真が飾れるし いいかなと思うんだけど…?」
教官と一緒に探して、私は目に止まった物を教官に見せて 感想を聞いて。
私の手には抱いて寝れそうな小さな猫のぬいぐるみと、もう一つは剣が交差した紋章の写真立てを持っていて。
ーーーー
アイリス「うん、いいんじゃないかな♪..今のコトリに必要なものだからね。
デザインもカッコいいし..値段もお手ごろみたいだしね♪」
コトリの選んだものに賛成の声を送りながら、微笑むと
アイリス「....んー..せっかくコトリと来たし、何かあればと思ったけど..私は今回はいいかな♪それに..コトリと写真とらなきゃだね♪」
置かれているアンティークやインテリアに対し、欲しくなるものがなかったようで、買わないことに決め、写真を一緒にと言って
アイリス「さて、それじゃ他に欲しいものがなければそろそろお会計しようか♪
あ、でもまだ見たりないやつがあれば、見ててもいいよ。どうする?」
コトリの方を向きながら、次にどうするか質問して彼女の意思を確認してあげ
ーーーー
コトリ「ん…夜は抱いて寝る…♪
んっ リーズナブル♪ 写真立てはもう一個買っとこかな。」
優しくアイリス教官が微笑んでくれて、私はぎゅっとぬいぐるみを抱きしめながら微笑み返して…最近では無理に気を張らず、年相応なところも見せ。
アイリス教官用とモニカたち用にと写真立ては二つ買っておくことにして。
コトリ「そっか…あっ…んっ…いっぱい写真撮ろ…そして一緒に楽しいことしよっ…♪」
アイリス教官が写真とらなきゃねと言ってくれて、私は嬉しそうにしながらこくりと頷いてみせて。
恋人同士になれたから…そしてそんな大切な人ともっと一緒にいたいから、私はこれからも楽しいことをしようと言って。
コトリ「ん…今日はもう大丈夫 また部屋に何か欲しくなったら教官と買いに来るから。
教官はどこか行きたいところとかある? 私がアイリス教官と行きたかったところは一緒にいけたから、今度は教官が行き先を決めてもいいよ…♪」
私は買うものを手に持って とことこ と歩いてレジらしき所へと持って行って。
お財布出してお会計をしながら、私は教官が行きたいことを聞いてみて。
ーーーー
アイリス「ふふ♪..そうだね。たくさん楽しいことをしなきゃだよ♪」
いろいろな楽しい場面を思い浮かべながら、コトリに同意して楽しげに微笑み
アイリス「そうだね....行きたいとこ、か。うーん..あるにはあるんだけど..」
顎に指をあてて視線を泳がせながら考える仕草を見せるも、少し迷う様子を
アイリス「んー..やっぱり、いいかな。
ふふ..私の方は次のデートの時のお楽しみということで♪」
コトリが会計を終えるのを見て、彼女を伴い店の外に出ると
アイリス「さて....ちょっと、早いかもだけどご飯にしようか?何か食べたいものあるかな?....とと、その前にお腹は空いてる?」
ーーーー
コトリ「ん…今からすごく楽しみ…私…アイリス教官たちと出会えて本当によかった…♪」
誰かと一緒に楽しい未来を考えるなんて、以前の私じゃ考えられなくて…
だからアイリス教官たちとの出会いを感謝しつつ、今のこの時間も大切に思いながら私は微笑んで。
コトリ「? 教官 視線泳がせてどうしたの? 私はアイリス教官の行きたいところならどこでも付き合うよ。
そっか んっ…それじゃあ次のデートを楽しみにしてる…♪」
迷う様子で視線を泳がせてる教官を見て、言いにくい場所なのかな? と思いながら首を傾げて、でも教官の行きたいところならどこでもついて行くつもりでいて。
次のデートの楽しみと伝えられ…また教官とデートできるならと こくりと頷き、私はその日を楽しみにしてると伝えて。
コトリ「んっ…緊張したり楽しかったから、いつもよりお腹空いてる。
んー…どんな食べ物あるか わからないから 教官にお任せする…私 少食だけど好き嫌いはあまりないから。」
教官との初デートで緊張したり楽しかったりしたから、いつもよりお腹が空いてることに気づいて。
何か食べたいものと聞かれたけど思い浮かばなくて…
だから私は教官にお任せしても大丈夫かなと聞いて、ちゃんと支払えるようにお財布も準備しといて……。
0
お気に入りに追加
108
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。



とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる