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第4節 休日編 コトリとアイリス
第63話 アイリス教官とお買い物
しおりを挟むアイリス「さ、だいたいこの辺りからが中心街だよ。もう少しここを真っ直ぐ行くと、居住区画になるから気をつけてね」
中心街に着くとそこは歓楽街より綺麗で、オシャレな外装のお店が立ち並び、総合店舗という大きなお店も見え
アイリス「私が前にいってたお店は....あれだね♪最初はあそこに行ってみようか♪」
赤レンガであしらわれた外装のお店を指差すと、そこにはガラス越しに綺麗めなシャツやパンツが展示されていて
ーーーー
コトリ「ここが中心街…やっぱり人が多いけど、いろいろと気になるのがある。
居住区画…? んっ わかった はぐれないように気をつける。」
今まで可愛いのとかオシャレとか気にしたことなかったけど、最近は教官に かわいい とか言ってもらえたらとか思ってたり…
失われてた女の子らしさも取り戻してきていて、私は中心街のいろいろなものに興味を示していて。
教官に気をつけてねと言われ、私は教官の側に寄り添い はぐれないようにして。
コトリ「ん あそこだね…? なんか可愛いの展示されてる…いいのがあるといいね アイリス教官…♪」
教官が指差す方にお店はあり、遠目に見ても可愛い下着なども展示されてるみたいで…
私は少し笑みを見せながら、教官と一緒にそのお店へと入って。
ーーーー
アイリス「まぁ、私はかわいいってゆうより、パンツスタイルがいいから細めのやつをー..もしかして..コトリ。私の下着姿想像してるのかな♪?....へぇ..ずいぶんませてきたねー♪」
コトリの方を見て彼女の視線に気づくと、からかうように笑いそのままお店に入り
アイリス「久しぶりだな♪....んー....でも、前来たときより可愛い系が多いかな。こんなの私に似合わないしなー....」
シュシュがあしらわれていたり、リボンで装飾されていたりする、スカートやシャツを見てフワフワした女の子らしい服を見て小さく唸ると
アイリス「そうだ。コトリ着てみる?♪結構似合うかもだよ?」
ーーーー
コトリ「っ…す、少しは想像したよ…だって教官…スタイルいいから…//
ませてって…か、からかわないでよ…アイリス教官の…ばか…//」
少しだけ教官の下着姿を想像しちゃったと視線を逸らしながら口にして…
教官にからかわれるように微笑まれ、私は赤くなった表情で少しだけ拗ねて。
コトリ「そうかな? 教官なら何でも似合うと思うけど…綺麗でかっこいいし…♪
こんな可愛いのとか私には似合わないと思うけど…教官がいうなら試してみる。」
学園でも生徒に人気があり、私も綺麗だなと思っていて…
そんな教官が彼女なんだなと思うと、自然と嬉しさから笑みが溢れて。
教官に言われて私はいろいろと服を持って試着室へ行ってみる…
その途中で店員さんと会話して、服の選び方などを教えてもらって。
コトリ「ど、どうかな アイリス教官…?
こんな可愛いの私 着たことないから…似合ってないかもだけど…//」
少しして私は試着室から出てきて、ぺこりと店員さんに頭を下げてからアイリス教官の方に歩いていき。
リボンをボタンに見立てた ふんわりした水色のニットワンピに黒のニーハイブーツ姿で、服が少し短めだからか太ももが見え隠れしてて…
だから私はきゅっと服の端を少し引っ張りながら、赤くなって恥ずかしそうにしながら教官を見て。
ーーーー
アイリス「おー....♪かわいいね♪見惚れちゃった♪とくにニーハイブーツのコトリは初めてみるからイメージ違うね♪
....よし、あ、これ下さい♪はい、このまま着ていきます♪」
腕を組みながら楽しげに笑い、うんうんと頷きながら店員さんにお金を払い、コトリの元の服が入った袋を受け取り
アイリス「ふふ♪デートって感じだね♪...さて、それじゃあ私は...ちょっと待っててね♪」
あらかじめ目をつけていたのか手早く服を選ぶと、試着実の中に入ってごそごそ着替え始めてしばらくすると、新しい服で歩いてコトリの前に
アイリス「私はこれで♪今度のデートは服のパターンを変えて逆のスタイルでもいいし、楽しみだね♪」
細めの青いジーンズに、黒のジャケットにゆったりした白のインナーを来たスタイリッシュなスタイルを見せて小さく笑うと、店員にお金を払い
アイリス「さて、そろそろ行こっか?他に何か買いたいものあるかな?」
ーーーー
コトリ「っ…あ、あり…がと…//
(アイリス教官にかわいいって言われた…すごく…嬉しい…♪)
えっ…ア、アイリス教官 自分の服代は私が払うから。」
大好きな教官のかわいいって言葉がすごく嬉しくて…きゅっと服の両端を少し引っ張りながら 私は嬉しそうに照れて。
袋を受け取ってからお金払っている教官を見て、私は慌ててお財布を取り出して自分が払うと教官の横に行って。
コトリ「う、うん…デートって感じだね…ふふっ…♪ んっ…待ってるよ…♪」
教官にデートって感じだねと微笑みながら言われ、私もデートって感じだねと言いながら笑ってみせて。
まだ着てる服に慣れない様子を見せながらも、私は微笑みながら教官を待ってるよと片手を軽く振ってみせて。
コトリ「あっ…// アイリス教官…んっ…すごく…すごくかっこよくて…素敵だよ…♪
今度のデート…う、うん…! 今からすごく楽しみ…♪」
試着室から出てきた教官の姿に私は見惚れてしまって…少し見惚れてたあと、私は綺麗だよと教官に自分の感想を伝えて。
今日だけじゃなくて次もまたデート出来ることを今更ながらわかり、私は今から楽しみだと本当に嬉しそうにして。
コトリ「んっ それじゃあ行こっか…♪
んー…とね…あっ そういえば学生たちに人気のクレープ屋さんがあるってモニカが話してくれたの…同じ中心街だからちょっと行ってみる?」
教官に何か買いたいものはと聞かれ、少し考えてからクレープ屋さんの話をして。
ここからちょっと行った所にお店があるのを聞いていて、今度モニカはセイバーを誘ってみるとも話していて。
ーーーー
アイリス「あぁ、いいから。気にしないで♪私、結構お給料もらってるから大丈夫....んー、でもそれだと納得しないかな?」
コトリのお財布を見て、直すように言うがそれで納得しないだろうとゆうことを察して、少し考え
アイリス「それなら、お昼ご飯代をお願いしていいかな?ちょっと高いからここは私が払っておくから。」
そう言って先にお会計を済ませてしまい、代わりにお昼ご飯をコトリにご馳走してほしいとお願いを
アイリス「あはは..♪ありがと♪....うん、そうだね。それじゃあ、行こっか。案内をよろしく♪」
少し照れくさそうに後手で髪を軽くワシャワシャと弄りお礼を言うと、コトリに連れられ歩き始めて
アイリス「ふふ....周りの視線、みんなコトリを見てるんじゃないかな?♪....私が独占しちゃってるのにね♪」
街行く人がコトリに見惚れ通りすぎて行く様を見て、いたずらっぽく笑い彼女に小さくウインクをしてあげ
ーーーー
コトリ「……んっ そういうことなら…わかったよ…♪ 大丈夫 レインに月のお金というかお小遣いももらってるからさ。」
やっぱり払ってもらうのは悪いと思っていると教官に提案され、私は表情を緩めてお昼ご飯代は任せてと答えて。
レインには騎士学校に推薦してもらって お金も出してくれていて、それに感謝するようにお財布をきゅっと握って。
コトリ「ん…任せて…♪
っ…// 私じゃなくて教官のことを見てるんだよ…教官 大人の女性で綺麗だから…♪
…// わ、私だって…アイリス教官を独占しちゃってる…よ…ひとりじめ…? …♪」
少し照れてる教官を見て私は微笑み、教官との時間を嬉しく思いながら歩き出して。
すれ違う人に見られてると思うとなんだか恥ずかしくて、少し赤くなりながら教官のことを見てるんだよと返して…
そして教官が私を独占してるということは、私も教官を独占してるんだよとつぶやき近くに寄り添って。
ーーーー
アイリス「ホントに素直になってきたねー..成長かな?それは..ふふ♪どうだろうね♪」
コトリの積極的な様子に少しだけ瞳を見開くも、すぐに頬を緩め彼女の頭をポンポンと軽く叩いて優しげな眼差しを向け、コトリの言葉に答え
ーーーー
コトリ「えへへ…♪」
優しい表情の教官に頭をぽんぽんっとされ、頭撫でられたりされるのが好きだから私は嬉しそうな表情をさせて……。
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