騎士学生と教官の百合物語

コマドリ

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第1節 リュネメイア編

第4話 友達

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登場人物 紹介

名前 モニカ

年齢 15歳

身長 150㎝

誕生日 4月1日

容姿 明るい茶色の髪に同色の瞳

ーーーーーーーー



コトリ「はぁはぁ…んっ…はぁはぁ…。
っ…// わ、私…本当に乱れて…えっちな姿を…アイリス教官に…見られ…っ…!!」

教官から逃げるように部屋に帰り着き、汗をかいてる私は荒い呼吸を繰り返す。

部屋にあった大きな鏡には…騎士のレオタードにシミを作り、今までに見たことのない恥じらった自分の表情が写し出されていて。

すごく恥ずかしくなった私はそのままベットに寝転がり、シーツに身を包みながら羞恥心に見舞われていた。


コトリ「……アイリス教官の…匂い…。
教官は私のこと可愛いって……私、この姿も身体も全部嫌いなのに…教官は…。
教官…っ…確かこんな風に触ってた…んんっ…でも…なんだか違う感じがす…る…?」

借りたフードからアイリス教官の甘い匂いがしていて、忌み嫌う自分の容姿などを教官は可愛いと言ってくれたことを思い出し…初めてなんだか嬉しいような、過去のことを思い出して複雑な気持ちになっていた…。

気持ちが混乱してる私は、白のレオタードの上から乳首と割れ目を自分の指で弄り始める…でも教官が触ってくれた時となんだか違うくて、結局イクことはなく一人で悶々とした夜を過ごすのだった…。

ーーーー

翌日。

老教官「…つまり、7年前まで続いた人魔大戦により、我が王国と魔族の国は、双方が大きな損害を被ったのじゃよ。多くの騎士が、死に、捕らわれ、堕ちた…そこでー…」  

昼休み前の全体授業で歴史学の講義をする、老教官が喋っていると大きな鐘が鳴った。授業終了の合図を聞くと老教官は教科書を閉じて。


老教官「今日はここまでにしようかの。…ああ、コトリよ。アイリス教官が『昼食を取ったら執務室に来てね』といっておったぞ…それでは、休憩に入るように。」

そう言い残して老教官が教室を後にすると、他の生徒たちもそれぞれ、昼食を準備しだしたり、学内のお店に外食に行くのか教室を出ていくものも。

ーーーー

コトリ「…………はぁ……ふぅ…。
(だめだ…全く昨日のことが忘れられない……いつもなら一晩寝れば忘れるのに、教官の匂いと指…そして声や笑顔が忘れられない…。)」

結局昨日はあまり寝付けなくて、朝起きてからシャワーを浴びたけど全く気持ちを切り替えられないでいた。

授業の内容も全く耳に入ってこず、私は何度もため息をしながら窓の外の青空をぼーっと眺めて。


コトリ「えっ…っ!?
(ど、どうしよ…いつもなら別にって顔で会いに行けるのに…私、いったいどうしたっていうの…?)
と、とりあえずご飯食べながら考えよう…昨日は何も食べずにあのまま寝ちゃったし…。」

アイリス教官が私を呼んでいると伝言を受け取り、私は動揺してドキっとしてしまう。
アイリス教官のことを意識し始めた私…呼ばれているがどうしようかと悩む、忘れていたことにして逃げようかなどとそんなことを思ったりもした。

昨日は何も食べずに、そして起きてからも少ししか食べてなかった私…なので何か食べながらどうしようかと考えようと思い、私は学生のおサイフに優しいと言われる学食に足を運ぶために廊下に出て歩き始める。

ーーーー

???「はぁ、はぁ…!」

コトリが学食に向かって歩いているとき、通路の一つから息を切らし、明るい茶色の髪を靡かせ女の子がこちらに走ってきて、すぐにコトリのすぐ近くにある扉の影に隠れ。


???「あ、あの助けてっ、お、追われてるですっ…っ!」

すると直ぐに、白いエプロンに赤いスカートを首もとに巻いたコックのような格好をした中年の男が走ってきて辺りを見回してコトリを見つけると。


男「おぅ、お嬢さん。さっきこっちから、走ってくる女の子がいなかったか?
こう、ちっこくて、茶色の髪をした…」

 ーーーー

コトリ「ふぁぁ…眠い…。
んっ…?追われてる…誰に?」

私は歩きながらあくびをします…すると先の通路から女の子がこちらに走ってきて、隠れながら助けてくださいとお願いされる。

私は表情ひとつ変えることなく、素っ気ない態度でその彼女を見つめています。するとそこに中年の男がやってきたので、私はそちらの方に視線を向けます。


コトリ「女の子、ね……あっち…。
…………もう出てきてもいいよ。」

女の子を見なかったかと言われ、私は無表情で少し考えるそぶりを見せたあと…全くの見当違いの方向を向き、あっちと素っ気ない態度で方向を教える。

そしてそのまま中年の男が通り過ぎると、私は女の子の方に向き直り…もう出てきても安全だよと伝え、クールな表情のまま彼女が出てくるのを待つ。

ーーーー

???「…はーっ…た、助かりましたぁっ、ありがとうございますっ」

大きく息を吐くとほっとした表情をすると、騎士候補生の証の白いレオタードについた埃を片手で払うと立ち上がりコトリにお礼を。


???「すみません突然、巻き込んでしまって…あ、私モニカっていいます!
あなたのお名前は…っと今、昼休みでしたよねっ、お昼ご飯食べいくとこですか、お礼に私にご馳走させて下さいっ」

人なつっこそうな笑顔を浮かべながら、嬉しさから興奮してまくしたてるように お礼ということで学内のご飯をご馳走すると提案をして。

ーーーー

コトリ(この子も騎士候補生なんだ……さっきの人はなんでこの子を追ってたんだろ…まあ、私には関係ないか。)

あらためて彼女をちゃんと見ると、同じ白いレオタードだったので彼女が自分と同じ生徒だということが分かる。

さっきの追ってた人は学園の関係者なのか、この子がなんで追われてたのか理由を少し考えたが…自分には関係ないなと余計な詮索はしないことにした。


コトリ「……私はコトリ、別に気にしてない。お礼なんて、私はそんなつもりじゃ……わかった、勝手にすればいい。」

助けた彼女、モニカにお礼と言われてご飯を一緒にと誘われた…

私は人と話すのがあまり得意ではないから彼女の誘いを断ろうと考えたが、モニカの嬉しそうな表情でのお誘いに私は断れそうになくて…表情ひとつ変えないまま、私はモニカのお誘いを受けることに。

ーーーー

モニカ「コトリちゃんですか、かわいい名前ですね♪さ、いきましょういきましょう♪お昼ご飯は待ってはくれませんよっ」

そういうとコトリの手を引っ張り、学食のほうに歩きだすよう促して、特に表情を変えずにいる彼女を気にすることなく友人のように喋りだし。


モニカ「いやぁ、さっきは本当に助かりましたよぉ…捕まっちゃったら、あの人のレストランで直ぐにただ働きさせられるとこで…

しかも、次の授業、魔法基礎学だったけど、授業変更で各教官のマンツーマン授業じゃないですかぁ。ほんとに良かった…私の教官にバレたらそれはもう…」

笑っていたかと思っていたら、落ち込む様子を見せたり感謝する様子を見せたり、忙しくしかし、楽しそうに話を続けながら学食への道を歩いていくもレストランのコックから追われた理由や、次の授業変更、私の教官…など、コトリの興味を引くような話題ばかりがでてきて。

ーーーー

コトリ「えっ…あっ…っ…。
(この子もだ…私に何の迷いもなく触れて接してくる…。)
可愛くなんて…ふぁ…そ、そんなに手を引っ張らなくても…ちゃんとついて行くから…。」

表情一つ変えない素っ気ない態度で接してるのに、モニカも教官と一緒で笑顔で何の迷いもなく私に触れてくる…握られた手から彼女の温もりが伝わってきて、壊れてた私の心にまた何らかの変化をもたらしてきて…。

私は少しの動揺を表情に表しながら、モニカのあとを手を引かれながらついて行く。


コトリ「別に気にすることない、たまたま助けただけだし……いつまでも逃げ回ってないで、次はちゃんと嫌だって言うんだよ?
ふーん…モニカの教官って誰? 成績上げとけば私みたいなのでも何も言われないからモニカもそうしてみたら?

……って、えっ? 次の授業ってみんな変更になってない…よね…?」

素っ気ない態度でたまたま助けたと言う私、でも次の言葉ではモニカのことを心配するような含みをいれたこと言っていて。
コミニケーション能力の欠けてる私でも成績はまあまあだから、あまり教官たちから何も言わいから提案してみて。

次が各教官のマンツーマン授業に変わったと聞かされ、みんな変更になってることないよねと聞き返す…もし自分もマンツーマンになっていたら、まだ気持ちの整理のつけれてないアイリス教官と会うことになるので…。

ーーーー

モニカ「いや、私弱いので♪
それに、ちゃんと言ったんですよ私っ『肉まん100個、制限時間内にちゃんと食べたからお代はタダって言ったじゃないですかっ』って…それなのに、払え払え言われたので、逃げたらあんなことに…」

コトリの手を引きながら追いかけられていた理由をサラリと話しながらムスッと納得していない様子をみせ。


モニカ「私の教官ですか?
フレイ教官ですよ…あのえらく腰が低い男の人で、糸目の影薄い人。
戦闘は弱いけど…なんか、頭いいらしくて…あ、これ内緒ですよ、内緒っ。
…コトリちゃんの教官は誰ですか?」

モニカはいたずらっぽく笑うと指先を口に当ててシーっと自分の教官の悪口を黙るように伝え、コトリの教官を聞き返して。


モニカ「コトリちゃん、授業寝てましたね?♪みんな次の授業はマンツーマンに変更です。
なんでも、町でちょと大きな事件があったらしくて…と、つきましたよ♪コトリちゃん、なに食べますか?」

コトリにニヤニヤ笑いからかうような調子で話しかけるも、事情を説明してあげ、学食につくとメニューの看板を見てコトリが食べたいものを聞き。

ーーーー

コトリ「自分で弱いって…。ってか 肉まん100個…よくそんなに食べれるね 私は無理。
(いったい何処にそんなに入るんだろ?)」

成績をあげたら良いと教えてあげると、モニカは自分のことを弱いのでと笑顔で言うので…私はどう反応していいか困ってしまいます。

手を握られて引かれながら追われていた理由を聞かされ、少食の私はそんなに食べれないとクールな表情のまま言います…彼女のちっこくて可愛い身体の何処にそんなに食べれる力があるんだろうと一瞬思ってしまう。


コトリ「フレイ教官…ああ、あの人か。
っ…私は……ア、アイリス…教官…//」

担当はフレイ教官と聞かされ、私にも結構いろいろと言ってきた教官だなと思い返す…他の教官は私の態度をある程度了承済みだが、フレイ教官はどの生徒にでも手心を加えずに隔りなく接していた。

私の教官は誰とモニカに聞かれ、昨日のことを思い出してしまう私は…クールな表情が少しだけ赤くなり、恥ずかしそうな照れた感情が少しだけ表に出てくる。


コトリ「うっ…き、聞いてなかった…。
街で大きな事件…いや…それより…も…アイリス教官と…二人っきりで行動…っ…どうしよ…。
えっ…? あっ じゃあ私は…サラダがいっぱいなので。」

私は素直に授業を聞いてなかったことを答え、街で何かあったことを知るがそれどころではなく…
アイリス教官と二人っきりになることを考えると体と心がきゅんとしてしまい、クールだった表情に照れと何故か嬉しさが少し溢れてきて…。

何を食べますかとモニカに聞かれ、私はお肉ものを避けてサラダとパンとスープのセットを頼もうかと考えていて…
もちろんあまり食べれないのもあるけど、奢る方のモニカのことも考えて値段が少し安くてお手頃なのを選んだ。

ーーーー

モニカ「アイリス教官っ!?
いいなー、いいなー…アイリス教官、強いし、優しいし、大人だし…羨ましいっ、コトリちゃんっ、アイリス教官下さいっ」

コトリの照れる表情に、アイリス教官が担当なのにすごい羨ましくなりっ、興奮のあまり、アイリス教官欲しいとコトリに詰めより。


モニカ「はぁー そんなのでいいんですか?
あんまり気を使わなくてもいいですよコトリちゃん♪」

サラダ中心のものを頼むのに、ニコニコしながら気を使わなくていいといい、自分はゴツ盛りカレーを頼みテンションをあげ。


モニカ「それにしても…コトリちゃん、アイリス教官の話になると、かわいくなりますね♪アイリス教官に惚れちゃいましたか?」

コトリをからかうようにニヤニヤ笑い。

ーーーー

コトリ「だ、だめ…アイリス教官は私の…っ…わ、私の担当教官…それに今更変えられないから…。
(私、なんで教官を取られちゃうなんて思ったんだろ…やだ…なんか変だ…。)
……ふぅ…ん、私はもともとあんまり食べない方だから…モニカの方こそ、よくそんなに食べれるね。」

アイリス教官をくださいとモニカに言われ、私は思わずアイリス教官は私のだから…と言いそうになり、慌てて担当教官だからと言い変える…何故かアイリス教官が取られちゃうと思ってしまい、私は心のなかで戸惑っていた。

私はなんとか心を落ち着かせて…肉まん100個も食べたらしいのに、まだカレーも食べれてモニカはすごいねと言う。


コトリ「ほ、惚れ…っ~~//
ち、ちがっ…そんなんじゃない…! あ、あの人が私にイタズラするから…その…少し意識してるだけで…!あっ…あっちに空いてる席があるよ…早く行こっ…。」

モニカにからかわれるよう惚れちゃいましたかと言われ…私はクールな表情や耳まで真っ赤に染め、動揺してるため口数まで多くなってしまう。

私は慌てて席を見つけると、その場から逃げるように席へと少し早歩きで歩いて行きます。私は惚れてなんかいない、ただ今まで周りにいなかったタイプの人だからどう対応していいか分からずに動揺してるだけ…そう私は心のなかで何度もつぶやいていた。

ーーーー

モニカ「ちぇっ…でも、そうですよねー…ホント羨ましいですよ~…あんなに強いアイリス教官に教えてもらえるなんて…
ここだけの話し、この騎士団学校では、学園長に次いで強いんじゃないかって言われてるんですよ、コトリちゃん知ってましたか?
そんな人に教えてもらえるって凄いです♪…え?これぐらい普通ですよ♪ご飯たくさん食べると体も育つし元気になるので♪」

唇を尖らせながら不満げな様子を見せるもすぐに元の調子に戻り、普段あまり聞くことのないアイリス教官の話を続け、ご飯の話になると、さほど気にしてない様子で笑いながら返し。


モニカ「イタズラ?イタズラってどうゆうことですか?♪あ、ちょっと~っ…もう、置いていかないでくださいよぉ。

…あ!コトリちゃんコトリちゃん。いいこと思いつきました。アイリス教官はコトリちゃんにあげますから、私と友達になりましょう♪」

席につき、食事を食べ始めると良いこと思い付いたと、嬉しそうな顔を浮かべて親しげに友達になることを提案し。

ーーーー

コトリ「アイリス教官…そんなに強いんだ……でもアイリス教官がすごいわけであって、私が凄いわけじゃないよ。
(アイリス教官が戦ってる姿ってどんなんなんだろ…やっぱりかっこよくて綺麗なのかな…? って、私何を考えて…。)
ふふっ…モニカは食いしん坊さんなんだね…。」

アイリス教官の戦っている姿を想像し、そのかっこよくて綺麗な姿に…私はまたドキドキしながら、凄いのはアイリス教官であって私は何も凄くないよと教えてあげる。

ご飯の話を楽しそうにしているモニカを見て、私は思わず少し微笑みを見せる。


コトリ「そ、それは…私の身体に触れたり…ごにょごにょ…//
そ、それってどういう理屈なんですか…ふぅ…イタズラのことをこれ以上聞かないのなら、友達になってあげてもいいです。
んむっ…もぐもぐ…。」

席についてもイタズラのことを深く聞かれ…私は身体を少しもじっとさせ、恥ずかしそうな表情で小さくごにょごにょとつぶやいて。

友達になってくださいとモニカに提案され、私はこれ以上イタズラのことを追求しないのならなってあげると言います…モニカと話すのは楽しく感じてるので、本当はこんな提案しなくてもなってもいいと思っていた。

ーーーー

モニカ「え?身体にふれる…って、それは、訓練だから構えとか型を訂正するためにふれるでしょ♪コトリちゃん、清純ですね♪」

まさかエッチな訓練をしてるとは思わずクスクス笑いながら楽しそうに話し、食事をとりつづけ、ゴツ盛りカレーを完食して口もとをふきとると。


モニカ「なるほど、じゃあこれからよろしくですコトリちゃん♪まあ、イタズラことは聞きませんイタズラのことは♪」

案外簡単に納得して、右手を差し出し握手を求めてニコニコ笑いながら含みを持たせてイタズラのことは聞かないと宣言し。

ーーーー

コトリ「そ、そう…なのかな…? 
(でも、アイリス教官…あれは絶対にえっちなことだって分かってやってるよね…。)
あむ…もぐもぐ…。」

頭を撫でられたり、指でイカされたり…教官に触られたことを思い出すだけで身体と心がきゅんとしてしまい、もしかして嬉しいのかなどという感情が頭によぎってしまう。

私はサラダやパン、そしてスープを口に運んで完食する。


コトリ「……本当にお願いだよ…?ん、よろしく……モニカ…。
(友達か…友達が出来るなんて何年ぶりだろ……でも、モニカと本当の意味で友達になれるのかな…? こんな私のことなんかを…モニカは友達だって思えるの…かな…。)」

含みのあるモニカに対して釘をさすように言葉を紡ぐと…私は何処か影があるクールな表情を浮かべ、モニカと握手をして友達になる。

今はモニカは微笑んでられるけど、この先本当の私を知っても彼女は友達でいてくれるかな…そして私に微笑んでくれるかな? と心にも闇を落として…。

ーーーー

モニカ「ん♪安心してください♪…っと、さ、そろそろ行きますかっ、そろそろ行かないと次の授業に遅れるのでっ」

次の授業に遅れる可能性を指摘して、立ち上がると食べ終わったジョッキを下げて、学食を出ようと提案し。


モニカ 「…ふぅ、おいしかったですね♪次の授業もがんばりましょう♪
あ、フレイ教官の執務室はこちらなので、私行きますね。今日はホントにありがとうコトリちゃん♪じゃあ、またねー♪」

廊下に出て、教官の執務室に向かっていると道が別れているため、丁寧にコトリに挨拶してお礼を良いモニカはフレイ教官の執務室へ。

ーーーー

コトリ「んくんく…ん、そうだね。
(あっ、教官とマンツーマンの授業どうするか忘れてた…まあいいや、今度こそ意識せずに終えてみせる…。)」

コップの水を飲み終わると…私とモニカは食べ終わったのものを下げて、学食の出口に向かい。

アイリス教官に会っても、今度は動揺せずに授業を終えることを一つの目標にした…私の中で、もうアイリス教官のことは十分と意識し始めていた。


コトリ「ん、こちらこそ ごちそうさま。うん…またいつでも話しかけて。
……さて、私も行かなきゃ。」

私はクールな表情を崩さないまま、でも手を小さく振ってモニカと別れる。

また話しかけてくれたら嬉しいなと心の中で思い、私は教官の待つ場所へと向かった……。


ーーーーーーーー

登場人物 詳細解放

名前 モニカ

年齢 15歳

身長 150㎝

誕生日 4月1日

容姿 明るい茶色の髪に同色の瞳

好きなもの 友達、食事、食べ物

嫌いなもの 戦闘、運動
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