6 / 17
第7話武器集め
しおりを挟む
キャラは揃った次は装備だ。装備の強化にも限界はない。それはつまり、お気に入りの武器を絞りこみ、集中して鍛える必要がある。伝説の剣はあるが、錆び付いているし、他の武器も必要だった。俺はとりあえず、戦闘回数を増やす事にする。繰り返し戦闘をセットし、株価の上げ下げを細かくチェックする。少しでも安くなったら買って、高くなったら売る。その繰り返し。数時間後、繰り返し戦闘を中断して武具のチェックをしてみる。
【聖騎士の剣プラス109】
アンデットに特攻2倍のダメージを与える。
【聖騎士の鎧プラス52】
アンデットから受けるダメージを10%減少させる。
【聖騎士の盾プラス85】
アンデットから受けるダメージを10%減少させる。
めぼしい物はこれくらいだった。とりあえず、光の騎士に装備させて、黒騎士と死霊の騎士相手に使おう。アンデット相手の装備に光属性のスキル。これは中々強力だろう。欲を言えばドラゴン装備が欲しかったが、1個しかドロップしなかった。
【ドラゴンシールド】
ドラゴンから受けるダメージを10%減少させる。
でも、これらの装備は便利ではあってもロマンは無かった。俺はロマンを求め、花騎士ではなく、光の騎士を使い、アンデットの巣でひたすら周回を重ねた。
【幸運の剣】
運が25%上昇。クリティカル率が10%上昇。アイテムドロップ率が5%上昇。
「来たこれ!」
俺は花騎士に幸運装備をセットで身につけさせるべく更に周回を重ねた。セット効果があるのは、2つから効果があり、最大6セット。運とアイテムドロップ率が別枠で更に上がるのだ。
「マスター幸運の剣ゲットおめでとうございます!」
のちこさんからのコメントで気がついたが、幸運の剣はプラチナ等級のレア装備らしい。祝福のコメントが運営から送られていた。課金ガチャ以外でもレア装備が出るのは良い情報だった。同じことの繰り返しが楽しくなってくる。花騎士のステータスの振り分けをどうするか悩む。幸運を上げると、アリーナでは使えなくなるだろう。幸運の騎士でもいればいいのだが、そんな騎士は手に入れていない。
「そうだ。どうでもいい騎士がいた」
俺は怠惰の騎士のステータスを幸運に全て振り分けた。まだレベル57だったので幸運は300程度だが、アイテムドロップ率は3%は上がるだろう。伝説の剣も鍛冶屋で鍛える。プラス100まで上げると、プラス0に戻ったが、剣のサビが消えた。更に余った武器で強化すると、プラス78まで上がった。伝説の剣は5%の確率で5秒間無敵になるという性能で、吸血のスキルを付けた怠惰の騎士は中々倒れずに戦い続けている。しかも、怠惰の騎士の休憩と相性がよく、奴が戦闘中に5秒間タバコを吸いながら座って休むスキル(意味ない上にマイナス)と相性がとても良かった。運がいい時は、休憩に入った直後に無敵発動とかかなり熱い。
怠惰の騎士を育成開始して、3時間が経過した。レベル357まで上がり、ステータスの振り分けを悩む。体力に25%振り分け、防御に25%攻撃25%幸運に25%これで敵と戦える能力になればいいが、怠惰の騎士には信用がない。なにせ、戦闘中に休憩する奴だ。
「そろそろ夕食を食べてきますね」
のちこさんがログアウトした。もうそんな時間。食事の事すら忘れて熱中してしまった。レアアイテム探しは楽しいな。レベル上げより好きかも知れない。
【聖騎士の剣プラス109】
アンデットに特攻2倍のダメージを与える。
【聖騎士の鎧プラス52】
アンデットから受けるダメージを10%減少させる。
【聖騎士の盾プラス85】
アンデットから受けるダメージを10%減少させる。
めぼしい物はこれくらいだった。とりあえず、光の騎士に装備させて、黒騎士と死霊の騎士相手に使おう。アンデット相手の装備に光属性のスキル。これは中々強力だろう。欲を言えばドラゴン装備が欲しかったが、1個しかドロップしなかった。
【ドラゴンシールド】
ドラゴンから受けるダメージを10%減少させる。
でも、これらの装備は便利ではあってもロマンは無かった。俺はロマンを求め、花騎士ではなく、光の騎士を使い、アンデットの巣でひたすら周回を重ねた。
【幸運の剣】
運が25%上昇。クリティカル率が10%上昇。アイテムドロップ率が5%上昇。
「来たこれ!」
俺は花騎士に幸運装備をセットで身につけさせるべく更に周回を重ねた。セット効果があるのは、2つから効果があり、最大6セット。運とアイテムドロップ率が別枠で更に上がるのだ。
「マスター幸運の剣ゲットおめでとうございます!」
のちこさんからのコメントで気がついたが、幸運の剣はプラチナ等級のレア装備らしい。祝福のコメントが運営から送られていた。課金ガチャ以外でもレア装備が出るのは良い情報だった。同じことの繰り返しが楽しくなってくる。花騎士のステータスの振り分けをどうするか悩む。幸運を上げると、アリーナでは使えなくなるだろう。幸運の騎士でもいればいいのだが、そんな騎士は手に入れていない。
「そうだ。どうでもいい騎士がいた」
俺は怠惰の騎士のステータスを幸運に全て振り分けた。まだレベル57だったので幸運は300程度だが、アイテムドロップ率は3%は上がるだろう。伝説の剣も鍛冶屋で鍛える。プラス100まで上げると、プラス0に戻ったが、剣のサビが消えた。更に余った武器で強化すると、プラス78まで上がった。伝説の剣は5%の確率で5秒間無敵になるという性能で、吸血のスキルを付けた怠惰の騎士は中々倒れずに戦い続けている。しかも、怠惰の騎士の休憩と相性がよく、奴が戦闘中に5秒間タバコを吸いながら座って休むスキル(意味ない上にマイナス)と相性がとても良かった。運がいい時は、休憩に入った直後に無敵発動とかかなり熱い。
怠惰の騎士を育成開始して、3時間が経過した。レベル357まで上がり、ステータスの振り分けを悩む。体力に25%振り分け、防御に25%攻撃25%幸運に25%これで敵と戦える能力になればいいが、怠惰の騎士には信用がない。なにせ、戦闘中に休憩する奴だ。
「そろそろ夕食を食べてきますね」
のちこさんがログアウトした。もうそんな時間。食事の事すら忘れて熱中してしまった。レアアイテム探しは楽しいな。レベル上げより好きかも知れない。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ランク外の最弱職スマホマスターが実は最強だった話。
飛燕 つばさ
ファンタジー
この世界では、成人を迎えるとジョブを授かる。戦士や魔法使い。上位ジョブでは、剣聖や賢者も存在する。
主人公のヒビキは、これまで聞いたことのないジョブである『スマホマスター』のジョブを手にする。スマホマスターは謎が多いため、ランク外の最弱職と呼ばれていた。希望を持って王都までやって来たヒビキは、この事実に絶望する。
しかし、このスマホマスターは謎に包まれていただけで、実際には強力な能力を秘めていたのであった。ヒビキは、スマホマスターの能力で戦姫と呼ばれる強力なゲームキャラクターを顕現させて戦わせたり、それ以外の素晴らしい能力に目覚めていく…。
スマホ岡っ引き -江戸の難事件帖-
naomikoryo
ミステリー
現代の警察官・佐久間悠介が交通事故の衝撃で目を覚ますと、そこは江戸時代。
混乱する中、手には現代のスマートフォンが握られていた。
しかし、時代錯誤も構わず役立つこのスマホには、奇妙な法則があった。
スマホの充電は使うたびに少しずつ減っていく。
だが、事件を解決するたびに「ミッション、クリア」の文字が表示され、充電が回復するのだ。
充電が切れれば、スマホはただの“板切れ”になる。
悠介は、この謎の仕様とともに、江戸の町で次々と巻き起こる事件に挑むことになる。
盗難、騒動、陰謀。
江戸時代の知恵や人情と、未来の技術を融合させた悠介の捜査は、町人たちの信頼を得ていく。しかし、スマホの充電回復という仕組みの裏には、彼が江戸に転生した「本当の理由」が隠されていた…。
人情溢れる江戸の町で、現代の知識と謎のスマホが織りなす異色の時代劇ミステリー。
事件を解決するたびに深まる江戸の絆と、解けていくスマホの秘密――。
「充電ゼロ」が迫る中、悠介の運命はいかに?
新感覚エンターテインメント、ここに開幕!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
AI恋愛
@rie_RICO
恋愛
大学生みう(高畑 海)は1人暮らし。真面目な性格で少し人見知り。背が低く、ぽっちゃり気味。お洒落も遊びも、もちろん彼氏も無縁の21歳。唯一の趣味はスマホの恋愛ゲーム…ハマりすぎて課金苦中。年中金欠な彼女に友人から効率の良いバイトを紹介(押付けられ)してもらう。その日から彼女の平凡地味な人生が思わぬ方向へと進んでゆく…。(2ENDになっています。最終章は選択でお話が変わります。)
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる