4 / 64
え?ローズティーが解決しましたよ!
しおりを挟む
「最近、マリエお姉様が元気ないのよね」
そう、私の可愛いくて大好きなマリエお姉様。
そんな姉様は最近ため息ばかりの上の空、オヤツのケーキを食べないのは明らかにおかしいわ。
姉様の大好物のイチゴケーキだったのに。
今日は王宮へ遊びにきた私はスクアーロと外で遊んでいた。スクアーロは姉を心配する私に呆れながら声をかけてきた。
「また姉貴の話か?お前本当好きだよな」
「いや、だって大好きなイチゴケーキ食べなかったし」
「…マリア、それはお前だけだ」
失礼なっ!
「マリア」
振り向くと、こりゃまた6歳とは思えないエロい、いや、色気ムンムンのエリオス王子だった。
彼は私の手の甲にキスをして挨拶をするが、こういうのはヒロインちゃんにやりなさいと心の中で叫んだ私。
「随分、僕よりスクアーロとは仲良くしてるみたいだね」
スクアーロに笑顔で話かけてるエリオスにスクアーロは目を逸らし
「いや、暇だったからだよ!」
となんだか焦っていた。
「マリア、あまり異性とは仲良くなって欲しくないな。君は僕の婚約者だからね」
「ふふ、そんなエリオスの大事なお友達、取らないよ!大丈夫よ!男には男の友情があるからね」
そういえば、前世でエリオスとスクアーロのBL漫画出されてあったなあ。いやあー二人のいちゃこら、萌てたわ。うん。
「マリア、今全然違う事考えてるでしょ…」
「そんなことよりさ、最近お姉様元気がないのよ」
「僕も君に会えない日は元気がでないかな」
「おい、エリオス。多分アイツ話聞いてない。姉について語り始めてるから」
私は最近姉様が元気無く、ご飯もあまり食べない、ケーキも食べない!だからおかしい!と熱く語った。
「それはマリアだけじゃないかな」とクスクス笑うエリオス。あれ、さっきスクアーロにもそんなこと言われたわ。
「とにかくお願い!私の屋敷へきて!本当に姉様おかしいの!」
エリオスは私の顔を近づけて満面な笑顔で
「君のお願い聞いたら、僕のお願いもきいてくれる?」
え?お願い私にあるの?まさか…労働させる気から!?いや、王宮のチョコレートケーキ、私の分を寄越せとかかな。
「違うからね」
エリオス王子よ、凄い!まだ私何も言ってないのに!エスパーか!
エリオスは私と町に出掛ける事らしい。護衛はもちろんいるがなんか買い物付き合ってあげればよいみたい!!
「いいよ!買い物付き合うくらい!とりあえず私の屋敷へゴー!」
私はエリオスとスクアーロの手を繋ぎ一緒に走り出した。二人は何故か頰を赤らめながら、照れていた。
「ふっ、私のお姉様の可愛らしさを思い出してるようね。わかるわ、あの可憐と少しツンデレ部分が魅力の一つ!でもね貴方達には渡さないわ!」
「「違うから」」
そんな同時に否定しなくても…
私達は馬車に乗り、お姉様を探していたら
マリエお姉様は庭付近の方で、一人ウロウロしていた。
私達三人は影でコソとお姉様の様子を見守った。
「お、おかえりなさいっ…というだけよ。それだけよ。ただそれだけよ」
一人でブツブツ言いながらウロウロするお姉様。
顔が赤くなったり、青くなったり、焦っていたり、
「…ほら、おかしいわ。病気よ。ケーキ食べてないから頭おかしくなったのよ」
「うーん、彼女は誰か待っているようだけど?」
「ケーキ食べてないからおかしくなってるとかは思わねえな」
エリオスはあまり興味なさそうにしているし、スクアーロはまた木に登って遊ぼうぜ!と言い出す。
君達、マリエお姉様が悪役令嬢だから興味ないんか!?
ヒロインちゃんにしか興味ないんか!?友達の姉が元気無いんだよ!
少し私がふくれていると二人は慌てて、
「よし!姉貴が変な様子なのはわかった」
「僕も出来る限り協力するよ」
そう協力してもらえるようにはなったけど、姉様は相変わらずウロウロするだけ。
「誰か待っているようだよ」
エリオスはそう言っていたが、はて?誰を待っているんだろう。
お姉様はビクンと固まり、顔を赤くなり始めた。
その視線の先には、
「あれ?トム?なんだ、ただトム待っているだけじゃない」
首を傾げる私とスクアーロ。やっぱケーキ持ってきたほうよいのかなあ…
「ふーん。なるほどね」
クスクス笑うエリオス。え?やだ、何この人また急に、一人で笑っているわ。
「彼女は大丈夫だよ、僕らはお茶をしよう」
でもエリオスの言う通りに、たしかにお姉様の顔色がよくなったみたい。大丈夫になったのかな?
「よし、お姉様ー!!!お茶しましょー!トムも一緒に!」
「マリア」
目をぱちくりしてる姉様可愛い好ぎる。
「マリアお嬢様、ただいま帰りました」
私に挨拶をし、エリオスとスクアーロにも丁寧に挨拶をするトム。
「あれ、トム何処か行ってたの?」
「ハイッ!実は町の薔薇園がリニューアルしていたのでここ一週間そこで修行をさせていただきました」
「へー薔薇好きだねー」
ニコニコ薔薇について話てるトムにお姉様は、
「ふっ、ふん!貴方がいなくても屋敷はいつもと変わらなくてよ!?まったく、薔薇ばかりの話は飽きちゃうわ」
「はい、私はマリエお嬢様と会えず寂しかったですよ」
「ふっ、ふん!」
「マリエ嬢、さっき「おかえりなさい」を言うように練習していたじゃないか」
少し意地悪な顔をするエリオスに、睨むお姉様に、スクアーロは「あぁ!そういうことか」と納得した顔をしているけど、意味がわからないわ。
「あの、私のような庶民と一緒にお茶をするなんて、勿体ないお言葉です、私は自分の持ち場に戻らなければならいので」
そうトムが言うと、マリエお姉様はまた悲しむ顔をしている。そうか!わかったわ!
「お姉様!もしかして!!!トムのー」
「えっ、な、なにかしら?」
慌て始める姉様に私は首傾げなら
「トムのローズティー飲みたかったの?」
トムは、お茶を淹れるぐらいなら、と一緒に午後のおやつのティータイムを過ごした。
お姉様はよっぽどローズティーを飲みたかったのね。
凄く幸せそうな顔をしている。
私はトムにコソと、お姉様がトムがいない間、食欲なかったみたいだから、またローズティーいれてね、とお願いした。トムはニッコリ
「かしこまりました」と頷いてくれた。
「エリオス、スクアーロ!ありがとうね!なんかよくわからないけど、ローズティーが無事解決したようだわ!」
エリオスは何も言わず私の頭を撫でてニコと笑顔をむけた。
うん、やっぱメインヒーローはカッコイイね。
お姉様の方が断然良いけどね!
「さて、君のお願いを聞いたんだから、次は僕の番だね」
ギュッと私の手を握るエリオス。
あれ、なんか黒い笑顔に見えるのは、気のせい?やはり腹黒王子だからかなー?
とにかく今日もマリエお姉様は可愛いく、攻略対象者から何かされないか私は守らないとね!
そう、私の可愛いくて大好きなマリエお姉様。
そんな姉様は最近ため息ばかりの上の空、オヤツのケーキを食べないのは明らかにおかしいわ。
姉様の大好物のイチゴケーキだったのに。
今日は王宮へ遊びにきた私はスクアーロと外で遊んでいた。スクアーロは姉を心配する私に呆れながら声をかけてきた。
「また姉貴の話か?お前本当好きだよな」
「いや、だって大好きなイチゴケーキ食べなかったし」
「…マリア、それはお前だけだ」
失礼なっ!
「マリア」
振り向くと、こりゃまた6歳とは思えないエロい、いや、色気ムンムンのエリオス王子だった。
彼は私の手の甲にキスをして挨拶をするが、こういうのはヒロインちゃんにやりなさいと心の中で叫んだ私。
「随分、僕よりスクアーロとは仲良くしてるみたいだね」
スクアーロに笑顔で話かけてるエリオスにスクアーロは目を逸らし
「いや、暇だったからだよ!」
となんだか焦っていた。
「マリア、あまり異性とは仲良くなって欲しくないな。君は僕の婚約者だからね」
「ふふ、そんなエリオスの大事なお友達、取らないよ!大丈夫よ!男には男の友情があるからね」
そういえば、前世でエリオスとスクアーロのBL漫画出されてあったなあ。いやあー二人のいちゃこら、萌てたわ。うん。
「マリア、今全然違う事考えてるでしょ…」
「そんなことよりさ、最近お姉様元気がないのよ」
「僕も君に会えない日は元気がでないかな」
「おい、エリオス。多分アイツ話聞いてない。姉について語り始めてるから」
私は最近姉様が元気無く、ご飯もあまり食べない、ケーキも食べない!だからおかしい!と熱く語った。
「それはマリアだけじゃないかな」とクスクス笑うエリオス。あれ、さっきスクアーロにもそんなこと言われたわ。
「とにかくお願い!私の屋敷へきて!本当に姉様おかしいの!」
エリオスは私の顔を近づけて満面な笑顔で
「君のお願い聞いたら、僕のお願いもきいてくれる?」
え?お願い私にあるの?まさか…労働させる気から!?いや、王宮のチョコレートケーキ、私の分を寄越せとかかな。
「違うからね」
エリオス王子よ、凄い!まだ私何も言ってないのに!エスパーか!
エリオスは私と町に出掛ける事らしい。護衛はもちろんいるがなんか買い物付き合ってあげればよいみたい!!
「いいよ!買い物付き合うくらい!とりあえず私の屋敷へゴー!」
私はエリオスとスクアーロの手を繋ぎ一緒に走り出した。二人は何故か頰を赤らめながら、照れていた。
「ふっ、私のお姉様の可愛らしさを思い出してるようね。わかるわ、あの可憐と少しツンデレ部分が魅力の一つ!でもね貴方達には渡さないわ!」
「「違うから」」
そんな同時に否定しなくても…
私達は馬車に乗り、お姉様を探していたら
マリエお姉様は庭付近の方で、一人ウロウロしていた。
私達三人は影でコソとお姉様の様子を見守った。
「お、おかえりなさいっ…というだけよ。それだけよ。ただそれだけよ」
一人でブツブツ言いながらウロウロするお姉様。
顔が赤くなったり、青くなったり、焦っていたり、
「…ほら、おかしいわ。病気よ。ケーキ食べてないから頭おかしくなったのよ」
「うーん、彼女は誰か待っているようだけど?」
「ケーキ食べてないからおかしくなってるとかは思わねえな」
エリオスはあまり興味なさそうにしているし、スクアーロはまた木に登って遊ぼうぜ!と言い出す。
君達、マリエお姉様が悪役令嬢だから興味ないんか!?
ヒロインちゃんにしか興味ないんか!?友達の姉が元気無いんだよ!
少し私がふくれていると二人は慌てて、
「よし!姉貴が変な様子なのはわかった」
「僕も出来る限り協力するよ」
そう協力してもらえるようにはなったけど、姉様は相変わらずウロウロするだけ。
「誰か待っているようだよ」
エリオスはそう言っていたが、はて?誰を待っているんだろう。
お姉様はビクンと固まり、顔を赤くなり始めた。
その視線の先には、
「あれ?トム?なんだ、ただトム待っているだけじゃない」
首を傾げる私とスクアーロ。やっぱケーキ持ってきたほうよいのかなあ…
「ふーん。なるほどね」
クスクス笑うエリオス。え?やだ、何この人また急に、一人で笑っているわ。
「彼女は大丈夫だよ、僕らはお茶をしよう」
でもエリオスの言う通りに、たしかにお姉様の顔色がよくなったみたい。大丈夫になったのかな?
「よし、お姉様ー!!!お茶しましょー!トムも一緒に!」
「マリア」
目をぱちくりしてる姉様可愛い好ぎる。
「マリアお嬢様、ただいま帰りました」
私に挨拶をし、エリオスとスクアーロにも丁寧に挨拶をするトム。
「あれ、トム何処か行ってたの?」
「ハイッ!実は町の薔薇園がリニューアルしていたのでここ一週間そこで修行をさせていただきました」
「へー薔薇好きだねー」
ニコニコ薔薇について話てるトムにお姉様は、
「ふっ、ふん!貴方がいなくても屋敷はいつもと変わらなくてよ!?まったく、薔薇ばかりの話は飽きちゃうわ」
「はい、私はマリエお嬢様と会えず寂しかったですよ」
「ふっ、ふん!」
「マリエ嬢、さっき「おかえりなさい」を言うように練習していたじゃないか」
少し意地悪な顔をするエリオスに、睨むお姉様に、スクアーロは「あぁ!そういうことか」と納得した顔をしているけど、意味がわからないわ。
「あの、私のような庶民と一緒にお茶をするなんて、勿体ないお言葉です、私は自分の持ち場に戻らなければならいので」
そうトムが言うと、マリエお姉様はまた悲しむ顔をしている。そうか!わかったわ!
「お姉様!もしかして!!!トムのー」
「えっ、な、なにかしら?」
慌て始める姉様に私は首傾げなら
「トムのローズティー飲みたかったの?」
トムは、お茶を淹れるぐらいなら、と一緒に午後のおやつのティータイムを過ごした。
お姉様はよっぽどローズティーを飲みたかったのね。
凄く幸せそうな顔をしている。
私はトムにコソと、お姉様がトムがいない間、食欲なかったみたいだから、またローズティーいれてね、とお願いした。トムはニッコリ
「かしこまりました」と頷いてくれた。
「エリオス、スクアーロ!ありがとうね!なんかよくわからないけど、ローズティーが無事解決したようだわ!」
エリオスは何も言わず私の頭を撫でてニコと笑顔をむけた。
うん、やっぱメインヒーローはカッコイイね。
お姉様の方が断然良いけどね!
「さて、君のお願いを聞いたんだから、次は僕の番だね」
ギュッと私の手を握るエリオス。
あれ、なんか黒い笑顔に見えるのは、気のせい?やはり腹黒王子だからかなー?
とにかく今日もマリエお姉様は可愛いく、攻略対象者から何かされないか私は守らないとね!
44
お気に入りに追加
3,331
あなたにおすすめの小説
乙女ゲームの世界だと、いつから思い込んでいた?
築地シナココ
ファンタジー
母親違いの妹をいじめたというふわふわした冤罪で婚約破棄された上に、最北の辺境地に流された公爵令嬢ハイデマリー。勝ち誇る妹・ゲルダは転生者。この世界のヒロインだと豪語し、王太子妃に成り上がる。乙女ゲームのハッピーエンドの確定だ。
……乙女ゲームが終わったら、戦争ストラテジーゲームが始まるのだ。
前世は婚約者に浮気された挙げ句、殺された子爵令嬢です。ところでお父様、私の顔に見覚えはございませんか?
柚木崎 史乃
ファンタジー
子爵令嬢マージョリー・フローレスは、婚約者である公爵令息ギュスターヴ・クロフォードに婚約破棄を告げられた。
理由は、彼がマージョリーよりも愛する相手を見つけたからだという。
「ならば、仕方がない」と諦めて身を引こうとした矢先。マージョリーは突然、何者かの手によって階段から突き落とされ死んでしまう。
だが、マージョリーは今際の際に見てしまった。
ニヤリとほくそ笑むギュスターヴが、自分に『真実』を告げてその場から立ち去るところを。
マージョリーは、心に誓った。「必ず、生まれ変わってこの無念を晴らしてやる」と。
そして、気づけばマージョリーはクロフォード公爵家の長女アメリアとして転生していたのだった。
「今世は復讐のためだけに生きよう」と決心していたアメリアだったが、ひょんなことから居場所を見つけてしまう。
──もう二度と、自分に幸せなんて訪れないと思っていたのに。
その一方で、アメリアは成長するにつれて自分の顔が段々と前世の自分に近づいてきていることに気づかされる。
けれど、それには思いも寄らない理由があって……?
信頼していた相手に裏切られ殺された令嬢は今世で人の温かさや愛情を知り、過去と決別するために奔走する──。
※本作品は商業化され、小説配信アプリ「Read2N」にて連載配信されております。そのため、配信されているものとは内容が異なるのでご了承下さい。
記憶を失くした代わりに攻略対象の婚約者だったことを思い出しました
冬野月子
恋愛
ある日目覚めると記憶をなくしていた伯爵令嬢のアレクシア。
家族の事も思い出せず、けれどアレクシアではない別の人物らしき記憶がうっすらと残っている。
過保護な弟と仲が悪かったはずの婚約者に大事にされながら、やがて戻った学園である少女と出会い、ここが前世で遊んでいた「乙女ゲーム」の世界だと思い出し、自分は攻略対象の婚約者でありながらゲームにはほとんど出てこないモブだと知る。
関係のないはずのゲームとの関わり、そして自身への疑問。
記憶と共に隠された真実とは———
※小説家になろうでも投稿しています。
至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます
下菊みこと
恋愛
至って普通の女子高生でありながら事故に巻き込まれ(というか自分から首を突っ込み)転生した天宮めぐ。転生した先はよく知った大好きな恋愛小説の世界。でも主人公ではなくほぼ登場しない脇役姫に転生してしまった。姉姫は優しくて朗らかで誰からも愛されて、両親である国王、王妃に愛され貴公子達からもモテモテ。一方自分は妾の子で陰鬱で誰からも愛されておらず王位継承権もあってないに等しいお姫様になる予定。こんな待遇満足できるか!羨ましさこそあれど恨みはない姉姫さまを守りつつ、目指せ隣国の王太子ルート!小説家になろう様でも「主人公気質なわけでもなく恋愛フラグもなければ死亡フラグに満ち溢れているわけでもない至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます」というタイトルで掲載しています。
【完結】名前もない悪役令嬢の従姉妹は、愛されエキストラでした
犬野きらり
恋愛
アーシャ・ドミルトンは、引越してきた屋敷の中で、初めて紹介された従姉妹の言動に思わず呟く『悪役令嬢みたい』と。
思い出したこの世界は、最終回まで私自身がアシスタントの1人として仕事をしていた漫画だった。自分自身の名前には全く覚えが無い。でも悪役令嬢の周りの人間は消えていく…はず。日に日に忘れる記憶を暗記して、物語のストーリー通りに進むのかと思いきや何故かちょこちょこと私、運良く!?偶然!?現場に居合わす。
何故、私いるのかしら?従姉妹ってだけなんだけど!悪役令嬢の取り巻きには絶対になりません。出来れば関わりたくはないけど、未来を知っているとついつい手を出して、余計なお喋りもしてしまう。気づけば私の周りは、主要キャラばかりになっているかも。何か変?は、私が変えてしまったストーリーだけど…
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
【完結】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
当て馬の悪役令嬢に転生したけど、王子達の婚約破棄ルートから脱出できました。推しのモブに溺愛されて、自由気ままに暮らします。
可児 うさこ
恋愛
生前にやりこんだ乙女ゲームの悪役令嬢に転生した。しかも全ルートで王子達に婚約破棄されて処刑される、当て馬令嬢だった。王子達と遭遇しないためにイベントを回避して引きこもっていたが、ある日、王子達が結婚したと聞いた。「よっしゃ!さよなら、クソゲー!」私は家を出て、向かいに住む推しのモブに会いに行った。モブは私を溺愛してくれて、何でも願いを叶えてくれた。幸せな日々を過ごす中、姉が書いた攻略本を見つけてしまった。モブは最強の魔術師だったらしい。え、裏ルートなんてあったの?あと、なぜか王子達が押し寄せてくるんですけど!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる