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アデライト 逆行復讐編
何故かお祭り参加してきた兄と妹
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「父さん!仕事は大丈夫なの?母さんは?」
「母さんは風邪をひいてしまったから、お祭りは来れないみたいだ。ごめんな?」
ルカの父親は申し訳なさそうな顔をしながらルカの頭を撫でてるけれど、貴方は‥‥ルカの心臓を売った張本人。
今すぐ殺したいわ。
「あ!ペイル先生~!ここにいらしたんですね!」
「ああ、君か」
「すいません、仕事の話がありまして」
「ん?そっかあ、、ルカ。すまないな。祭りは一緒にまわれそうにない」
「大丈夫だよ!お仕事頑張って!僕はアディーとまわるし平気だよ」
ルカの父ペイル医師は平民出身ながらも、医師として働いて人望が熱い。だけど、この病院の女性‥‥さっきの女性が愛人のようね。
逆行前は、ルカの心臓を売ってさらに裏金で稼いだ後、ルカのお母様には「君といるとルカが亡くなった悲しみが消えない」とかなんとかいいながら別れるのよね。ルカのお母様は隣りの国へとひっそりと暮らしてたみたいだけど、本当にはらわたが煮えくり返りそうだわ。
彼らを捕らえて拷問をしたけれど、ルカの心臓の場所はわからなかった。
「アディー!行こう!向こうの南病棟方面に人参クッキーとか売ってるってさ」
ルカは私の手を引っ張りスキップしながら、屋台の方へと向かった。
「ルカ、その前にこれを着てちょうだい。ジェイコブお兄様のお下がりだけど‥‥」
「え?でも病院の子供はお祭り参加する時は病院が用意してくれた服にってーー」
「‥あら、お祭りだからこそ、たまにはカッコいい姿もいいと思うわ」
私はあらかじめ用意していた、ジェイコブお兄様のお下がりの服を渡した。新品だとルカが嫌がりそうだし、お祭りという事で仮装と説明をすれば納得してくれると思った。
「‥んー‥‥よくわからないけど。似合うかな?高そうな服だね、アディーのお兄さんみたくかっこよくなれるといいなあ」
「あの兄より、ルカのほうが似合うわ。大丈夫よ」
沢山の催し物や屋台が並び、幻想的な雰囲気のお祭りは、病院にいる子供達にとっては夢のような場所よね。
でも周りを見渡せば仮面を被っている貴族の大人達が病院の子供を見て品定めをしているのがわかる。病院が用意している服が、区別できるようにささた『品物』なんですもの。
「アデライト!」
「アデライトお姉様っ」
「‥‥え?」
私を呼ぶ声をする方へと振り向くと、ジェイコブお兄様とソフィアがいる‥?何故?逆行前ではお祭りに参加なんてしなかったはずよ。
ルカと直接会った事もなかったはず。
何故、二人がここにいるの?
私がそう驚いて固まっていりると、隣りにいたルカがジェイコブお兄様とソフィアを見ていた。特にソフィアを見てルカは
「アディーのお兄さんと、妹さん?うわあ!妹さん可愛い子だね」
‥‥‥ズシンと何か重たい物を感じる。見ないで欲しい。ルカはあの子に惹かれてしまうのかしら‥‥。
そうだとすれば、やっぱりソフィアは邪魔なのかしら‥‥‥そうよ。あの顔をズタズタにすれば‥‥。
「でも僕はアディーが世界一可愛いよ!」
「‥‥‥‥知ってるわ」
「へへ。アディー、顔が照れてる」
ほら、そうやってすぐに嬉しい事を、求めてる言葉をサラリと言ってくれる。
「コホン‥‥それにしても何故お兄様達がいらっしゃるのです?家に戻ったのでは?」
少し溜息混じりに二人に話かけると、ソフィアがモジモジしながら手をあげて私に話す。
「‥‥私もアデライトお姉様と一緒にいたくて。ジェイコブお兄様に相談して‥」
逆行前の時は、まったく来なかったのに。ジェイコブお兄様も剣の練習で忙しかったはずなのに‥‥何がどうしてこうなったのかしら。それも今日に限って‥‥。
「‥‥二人共邪魔よ」
「がーん!アデライト!僕だって本当はこのお祭りに行きたかったんだ!沢山のお菓子ーーいや、病気の子達を励まして楽しませたいんだ。うん」
なるほど、お菓子目当てなのが見え見えなのよね。
「ジェイコブお兄様、護身用の木刀は持ってるようですね」
「ん?そりゃあ、未来の騎士たるもの妹達をいつでも守るために持ってるさ」
「‥‥そう。ふふ、この際ジェイコブお兄様にこの後、頑張ってもらわないとね」
「‥‥???」
この後、ルカは二人に挨拶をし、四人でお祭りをまわろうと話をしていた時
ドガン!!と大きな音が鳴り響き、大人達の悲鳴が聞こえた。
沢山の黒い服を見にまとった集団達が仮面をかぶっていた貴族や医師達を攻撃していた。
マックス達ね。上手に入ってこれたみたい。
「ヒィ!?なんだ!この集団は!誰か!助けてくれ!か、金ならやるから!」
「きゃあー!死にたくない!だれかあ!」
ジェイコブお兄様とソフィアが来たのは驚いたけれど‥‥楽しいお祭りが今から始まるのね。
「母さんは風邪をひいてしまったから、お祭りは来れないみたいだ。ごめんな?」
ルカの父親は申し訳なさそうな顔をしながらルカの頭を撫でてるけれど、貴方は‥‥ルカの心臓を売った張本人。
今すぐ殺したいわ。
「あ!ペイル先生~!ここにいらしたんですね!」
「ああ、君か」
「すいません、仕事の話がありまして」
「ん?そっかあ、、ルカ。すまないな。祭りは一緒にまわれそうにない」
「大丈夫だよ!お仕事頑張って!僕はアディーとまわるし平気だよ」
ルカの父ペイル医師は平民出身ながらも、医師として働いて人望が熱い。だけど、この病院の女性‥‥さっきの女性が愛人のようね。
逆行前は、ルカの心臓を売ってさらに裏金で稼いだ後、ルカのお母様には「君といるとルカが亡くなった悲しみが消えない」とかなんとかいいながら別れるのよね。ルカのお母様は隣りの国へとひっそりと暮らしてたみたいだけど、本当にはらわたが煮えくり返りそうだわ。
彼らを捕らえて拷問をしたけれど、ルカの心臓の場所はわからなかった。
「アディー!行こう!向こうの南病棟方面に人参クッキーとか売ってるってさ」
ルカは私の手を引っ張りスキップしながら、屋台の方へと向かった。
「ルカ、その前にこれを着てちょうだい。ジェイコブお兄様のお下がりだけど‥‥」
「え?でも病院の子供はお祭り参加する時は病院が用意してくれた服にってーー」
「‥あら、お祭りだからこそ、たまにはカッコいい姿もいいと思うわ」
私はあらかじめ用意していた、ジェイコブお兄様のお下がりの服を渡した。新品だとルカが嫌がりそうだし、お祭りという事で仮装と説明をすれば納得してくれると思った。
「‥んー‥‥よくわからないけど。似合うかな?高そうな服だね、アディーのお兄さんみたくかっこよくなれるといいなあ」
「あの兄より、ルカのほうが似合うわ。大丈夫よ」
沢山の催し物や屋台が並び、幻想的な雰囲気のお祭りは、病院にいる子供達にとっては夢のような場所よね。
でも周りを見渡せば仮面を被っている貴族の大人達が病院の子供を見て品定めをしているのがわかる。病院が用意している服が、区別できるようにささた『品物』なんですもの。
「アデライト!」
「アデライトお姉様っ」
「‥‥え?」
私を呼ぶ声をする方へと振り向くと、ジェイコブお兄様とソフィアがいる‥?何故?逆行前ではお祭りに参加なんてしなかったはずよ。
ルカと直接会った事もなかったはず。
何故、二人がここにいるの?
私がそう驚いて固まっていりると、隣りにいたルカがジェイコブお兄様とソフィアを見ていた。特にソフィアを見てルカは
「アディーのお兄さんと、妹さん?うわあ!妹さん可愛い子だね」
‥‥‥ズシンと何か重たい物を感じる。見ないで欲しい。ルカはあの子に惹かれてしまうのかしら‥‥。
そうだとすれば、やっぱりソフィアは邪魔なのかしら‥‥‥そうよ。あの顔をズタズタにすれば‥‥。
「でも僕はアディーが世界一可愛いよ!」
「‥‥‥‥知ってるわ」
「へへ。アディー、顔が照れてる」
ほら、そうやってすぐに嬉しい事を、求めてる言葉をサラリと言ってくれる。
「コホン‥‥それにしても何故お兄様達がいらっしゃるのです?家に戻ったのでは?」
少し溜息混じりに二人に話かけると、ソフィアがモジモジしながら手をあげて私に話す。
「‥‥私もアデライトお姉様と一緒にいたくて。ジェイコブお兄様に相談して‥」
逆行前の時は、まったく来なかったのに。ジェイコブお兄様も剣の練習で忙しかったはずなのに‥‥何がどうしてこうなったのかしら。それも今日に限って‥‥。
「‥‥二人共邪魔よ」
「がーん!アデライト!僕だって本当はこのお祭りに行きたかったんだ!沢山のお菓子ーーいや、病気の子達を励まして楽しませたいんだ。うん」
なるほど、お菓子目当てなのが見え見えなのよね。
「ジェイコブお兄様、護身用の木刀は持ってるようですね」
「ん?そりゃあ、未来の騎士たるもの妹達をいつでも守るために持ってるさ」
「‥‥そう。ふふ、この際ジェイコブお兄様にこの後、頑張ってもらわないとね」
「‥‥???」
この後、ルカは二人に挨拶をし、四人でお祭りをまわろうと話をしていた時
ドガン!!と大きな音が鳴り響き、大人達の悲鳴が聞こえた。
沢山の黒い服を見にまとった集団達が仮面をかぶっていた貴族や医師達を攻撃していた。
マックス達ね。上手に入ってこれたみたい。
「ヒィ!?なんだ!この集団は!誰か!助けてくれ!か、金ならやるから!」
「きゃあー!死にたくない!だれかあ!」
ジェイコブお兄様とソフィアが来たのは驚いたけれど‥‥楽しいお祭りが今から始まるのね。
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