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アメリー 下克上編
ルチータ殿下の生誕祭
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ルチータ王子と久しぶりに会ったけれど‥‥少し疲れてるかな。だけどもう29歳にしては、私の周りにいる同年代よりも若く感じるのは気のせい?アル兄様もそうなのよね。よくソフィア姉様は
「王家の血を引いてる人は不老不死か何かしら?私のほうが歳上に見えるのよね」
と文句を言いながら頑張って美容パックを欠かさずしている。ソフィア姉様も十分綺麗で騎士団達にモテモテなのに。
黒髪姿だけど‥‥やっぱりカッコいい。小さい頃は確かに憧れに近い感情だったけれど、近くに話せば話すほど、好きという気持ちが大きくなっていた。みんなが惚れちゃうのも無理はないね。
「‥‥さて可愛い弟の頼みでソフィア嬢のドレスを見に行くのを付き合っていたら、小さなレディがいたとは‥私達はもうそろそろ行こう」
目を合わせず、冷たい態度のルチータ王子‥‥。久しぶりに会ったら「綺麗になったね」とか、もしくは皮肉な事でもいいから
「アデライト嬢に似てるね」と意地悪な事を言ってもいいから‥‥。
「私と目を合わせてくれないんですね‥‥」
ルチータ王子はスタスタと歩き店の外へ出た。アル兄様は溜息混じりに落ち込んでた私にコッソリと教えてくれた。
「‥‥あいつな、ここの店がアメリー御用達だと聞いて店に来たんだ。他にもお前が活躍している事を毎日聞かされてるし。特に医学や薬学に力いれてるみたいだな。みんな凄い注目をしているぞ」
「うん、とても重要で必要な事だから‥‥。アル兄様、ありがとうね」
「ん。やっぱりアル兄様と呼ばれる方が嬉しいな」
そう優しく頭を撫でて励ましてくれたアル兄様に私はニッコリと微笑んだ。
その後アルフレッドはルチータの後を追いかけていき、ルチータは馬車に乗ろうとした時、何故か膝がガクンと崩れてめまいを起こしたルチータを慌てて支えるアルフレッドは声をかけた。
「‥‥おい、ここ2年、目眩を起こしてばかりじゃないか?みんなは気づいてないようだが、ソフィアと俺は気づいてる。‥‥何か俺達に隠し事をしてないか?」
「私は可愛い弟達が幸せなら特に問題ないのさ」
ルチータは心配するアルフレッドの顔を見てから頭を撫でて笑顔で誤魔化していた。
「答えになってないぞ。お前またはぐらかして‥‥って無視か‥」
ただ馬車の窓から、店の外でルチータ達が乗っている馬車を見送るアメリーをルチータは見つけて少し困った顔をしながら笑っていた。
生誕祭がやってきた。
今年の生誕祭は、王都の城ではなく、少し離れた森にある古城で行われる事となった。とても豪華で賑やかな料理と広いホールだった。
マカロン家代理人であるシリウスにエスコートをされたアメリーは、白と淡い青いドレス、左横の頭には金色の薔薇の髪飾りをつけ現れた瞬間、周りの人達は皆アメリーの姿に釘付けだった。
その後、アルフレッドとソフィア二人が会場に現れるとまた皆ソフィアにも釘付けだった。
「ソフィア姉様!素敵ね!」
「ありがとう。いつも騎士の制服ばかりで久しぶりにドレスを着て少し恥ずかしいけれど‥‥アメリー貴女も綺麗よ。本当に立派なレディね」
黒のレースに紫色のドレス‥‥アル兄様のイメージのドレスね!ソフィア姉様を自分の女だと周りに見せつけてるアル兄様もやるね。ちゃっかり自分の服と合わせてるもの。でもちょっとだけ、羨ましい。
少し時間が経った後、国王陛下と王妃様が現れて、国王陛下のお祝いの言葉のお話が終わった後ルチータ王子が現れた。
白と基調とした服‥うん、王子様らしい。
ルチータ王子が現れみんな彼に注目をし、拍手をする。ルチータ王子はみんなの前で挨拶をした。
「今日は私のために集まってくれて感謝する。この日の為に、私は色々と準備をしてきた。アルフレッド、ソフィア嬢来てくれるかい?」
そう近くにいたソフィア姉様とアル兄様を呼び二人を並べさせて話しを続けるルチータ王子。
ソフィア姉様もアル兄様も、ルチータ王子が何をしているんだ?という顔をしていた。
‥‥なるほどね。今日の生誕祭パーティー、重役の三代公爵家や貴族達が沢山いて彼は宣言しようとしている。
「私ルチータ・ホワイトは今日限りをもって、王族から離れる事にする。そして次期王太子とその王太妃として、可愛い弟であるアルフレッドとソフィア嬢を推薦しよう」
「ルチータ!何を馬鹿な事を言っている!!」
そう席に座っていた国王は叫んでいたが、ルチータ王子はただ黙って笑っていた。
アル兄様はルチータ王子の腕を握り睨んでいた。
「‥‥何言ってんだ?準備って?いつそうして欲しいと俺は言ってた?」
「私よりも君が王にふさわしい。真っ直ぐで責任感が強い可愛い弟なら、私は嬉しい」
「ルチータ殿下!何を言ってるんです!?貴方が誰よりも王に相応しいとここにいる者達、そして国民はそう思ってます!何故ですか!!!」
会場は大混乱の中、ルチータ王子は声を出した。
「私はもう少しで体が思うように動かなくなる。そういう病にかかっている」
そう説明をした後、国王陛下は顔を青ざめて肩を落としていた。
ソフィア姉様やアル兄様も、みんな信じられないという顔をしていた。
「‥‥‥小さなレディ。君だけは驚かないんだね。何故君は知っているのか謎だよ」
ようやくルチータ王子は私を見た。
「王家の血を引いてる人は不老不死か何かしら?私のほうが歳上に見えるのよね」
と文句を言いながら頑張って美容パックを欠かさずしている。ソフィア姉様も十分綺麗で騎士団達にモテモテなのに。
黒髪姿だけど‥‥やっぱりカッコいい。小さい頃は確かに憧れに近い感情だったけれど、近くに話せば話すほど、好きという気持ちが大きくなっていた。みんなが惚れちゃうのも無理はないね。
「‥‥さて可愛い弟の頼みでソフィア嬢のドレスを見に行くのを付き合っていたら、小さなレディがいたとは‥私達はもうそろそろ行こう」
目を合わせず、冷たい態度のルチータ王子‥‥。久しぶりに会ったら「綺麗になったね」とか、もしくは皮肉な事でもいいから
「アデライト嬢に似てるね」と意地悪な事を言ってもいいから‥‥。
「私と目を合わせてくれないんですね‥‥」
ルチータ王子はスタスタと歩き店の外へ出た。アル兄様は溜息混じりに落ち込んでた私にコッソリと教えてくれた。
「‥‥あいつな、ここの店がアメリー御用達だと聞いて店に来たんだ。他にもお前が活躍している事を毎日聞かされてるし。特に医学や薬学に力いれてるみたいだな。みんな凄い注目をしているぞ」
「うん、とても重要で必要な事だから‥‥。アル兄様、ありがとうね」
「ん。やっぱりアル兄様と呼ばれる方が嬉しいな」
そう優しく頭を撫でて励ましてくれたアル兄様に私はニッコリと微笑んだ。
その後アルフレッドはルチータの後を追いかけていき、ルチータは馬車に乗ろうとした時、何故か膝がガクンと崩れてめまいを起こしたルチータを慌てて支えるアルフレッドは声をかけた。
「‥‥おい、ここ2年、目眩を起こしてばかりじゃないか?みんなは気づいてないようだが、ソフィアと俺は気づいてる。‥‥何か俺達に隠し事をしてないか?」
「私は可愛い弟達が幸せなら特に問題ないのさ」
ルチータは心配するアルフレッドの顔を見てから頭を撫でて笑顔で誤魔化していた。
「答えになってないぞ。お前またはぐらかして‥‥って無視か‥」
ただ馬車の窓から、店の外でルチータ達が乗っている馬車を見送るアメリーをルチータは見つけて少し困った顔をしながら笑っていた。
生誕祭がやってきた。
今年の生誕祭は、王都の城ではなく、少し離れた森にある古城で行われる事となった。とても豪華で賑やかな料理と広いホールだった。
マカロン家代理人であるシリウスにエスコートをされたアメリーは、白と淡い青いドレス、左横の頭には金色の薔薇の髪飾りをつけ現れた瞬間、周りの人達は皆アメリーの姿に釘付けだった。
その後、アルフレッドとソフィア二人が会場に現れるとまた皆ソフィアにも釘付けだった。
「ソフィア姉様!素敵ね!」
「ありがとう。いつも騎士の制服ばかりで久しぶりにドレスを着て少し恥ずかしいけれど‥‥アメリー貴女も綺麗よ。本当に立派なレディね」
黒のレースに紫色のドレス‥‥アル兄様のイメージのドレスね!ソフィア姉様を自分の女だと周りに見せつけてるアル兄様もやるね。ちゃっかり自分の服と合わせてるもの。でもちょっとだけ、羨ましい。
少し時間が経った後、国王陛下と王妃様が現れて、国王陛下のお祝いの言葉のお話が終わった後ルチータ王子が現れた。
白と基調とした服‥うん、王子様らしい。
ルチータ王子が現れみんな彼に注目をし、拍手をする。ルチータ王子はみんなの前で挨拶をした。
「今日は私のために集まってくれて感謝する。この日の為に、私は色々と準備をしてきた。アルフレッド、ソフィア嬢来てくれるかい?」
そう近くにいたソフィア姉様とアル兄様を呼び二人を並べさせて話しを続けるルチータ王子。
ソフィア姉様もアル兄様も、ルチータ王子が何をしているんだ?という顔をしていた。
‥‥なるほどね。今日の生誕祭パーティー、重役の三代公爵家や貴族達が沢山いて彼は宣言しようとしている。
「私ルチータ・ホワイトは今日限りをもって、王族から離れる事にする。そして次期王太子とその王太妃として、可愛い弟であるアルフレッドとソフィア嬢を推薦しよう」
「ルチータ!何を馬鹿な事を言っている!!」
そう席に座っていた国王は叫んでいたが、ルチータ王子はただ黙って笑っていた。
アル兄様はルチータ王子の腕を握り睨んでいた。
「‥‥何言ってんだ?準備って?いつそうして欲しいと俺は言ってた?」
「私よりも君が王にふさわしい。真っ直ぐで責任感が強い可愛い弟なら、私は嬉しい」
「ルチータ殿下!何を言ってるんです!?貴方が誰よりも王に相応しいとここにいる者達、そして国民はそう思ってます!何故ですか!!!」
会場は大混乱の中、ルチータ王子は声を出した。
「私はもう少しで体が思うように動かなくなる。そういう病にかかっている」
そう説明をした後、国王陛下は顔を青ざめて肩を落としていた。
ソフィア姉様やアル兄様も、みんな信じられないという顔をしていた。
「‥‥‥小さなレディ。君だけは驚かないんだね。何故君は知っているのか謎だよ」
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