寝取られ令嬢は氷の貴公子様に愛されております?!

沢山勉強し、帰国した後すぐに婚約者に会いに行くと

ベッドの上で、とてもとても愛し合っている二人、そう、真っ裸な婚約者と双子の妹。

無言のまま、私は拳をグッと握り‥‥殴った。

母親が早く亡くなり、父は甘やかしてしまったと後悔。私も何のために、留学して勉強してきたのだろうか‥‥。

双子のマリアは、確かに可愛い。守ってあげたくなるような子で、気の強い私とは正反対なのだから。

婚約者であるルノーとは幼馴染でもあった。
気兼ねなく話せて、私を理解してくれているのだと信じていたが‥‥。

キンタ⚫︎潰れやがれこのやろい!!!


小さな頃、前世の夢をよく見ていた。

「一人でも生きていけそう」

「俺より稼いでる」

「可愛げない」

そう、いつも男性達の隣りには自分とは正反対の彼女達だった。

幼馴染であるルノーは違う。そう信じてたのに‥‥

婚約破棄後、パーティーに参加した私は笑い者にされる。

双子の妹に寝取られた姉だ、と。


こうなったら、もう食うしかない!!!
そう食べ、飲みまくっていた時‥‥


何故か朝になっていた。

隣りには見知らぬ男性が‥‥

あれ、私、やらかしたましたか‥‥??





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