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王子主催のお茶会《婚約者選び》が始まりました
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「うわぁ…豪華…!」
煌びやかなシャンデリアと大理石に素敵な飾り、そして優雅な音楽が流れている。私は恐る恐るホールの方へと足を運ぶと、ザワッと何故か令嬢達は私を見る。え?カツラバレた!?ローズじゃないと!?一応お茶会のマナーでは各自それぞれ、自分の家紋のブローチを付けるのがこの国の習わしだ。あれ、私のラテ家はどんな家紋だったけ、確か馬だったような気がする。元々騎士の家系だったから。
「…ちゃんと薔薇の紋章があるから、マクリエッタ家のローズだとわかるはず!私はローズ!ローズ!ローズ!ローズ!よーしよし!」
ハッ!何あの、沢山あるチョコレートケーキは!なんて贅沢な!でも、ちょっぴり食べても良いよね?少しだけ良いよね?みんな、お喋りに夢中みたいだけど、私はとりあえず腹ごしらえしてもいいかな。そう迷っていた時だ。
「あら、お初にお目にかかりますわね?病弱で有名な《ローズ》様でありませんこと?ねえ、皆さん」
クスクスと笑って《私》に話しかけてきた、オレンジ色の縦ロール髪の女の子が私に話しかけてきた。この子は…チラッと私は彼女がつけているユリの紋章のブローチを見て確認した。
ユリの紋章は…ローズの家と同じくらいかなり身分が高い貴族である、シャーロット家だ。
「私はシャーロット家のミレイですわ。うふふ、ローズ様とお会いできて嬉しく思います」
…いや、凄く目が笑ってなくて怖わい!《ローズ》を…私を…品定めしているような目つきで見てくる令嬢ミレイ様。ミレイ様には沢山の取り巻きの令嬢を連れていたし。なるほど、私もこういった令嬢達とのお茶会というのはしたことないけど、かなり面倒なんだなあ…。
「ローズ様はずうぅっと、引き篭も…いえ、病弱でしたわよね?ふふ、勉学の方とかは全然駄目だとお聞きしましたわ?私と貴女は、王家とは深い繋がり故、婚約者候補でもあるのに。あ!いいこと思いつきましたわ!もし、よろしければ今度一緒にでもいかが?まあ、お身体が元気であれば、ですけど」
「ミレイ様はなんてお優しい!何処かの令嬢はとても我儘だと有名ですもの!」
「あら、本人の前でそんな事言っては駄目よ。はしたないわ」
クスクスと、《ローズ》を馬鹿にしている令嬢達…。なるほど、これは喧嘩を売ってるんだね?なるほどなるほどなるほど!牛のフンを投げつけたいところだけど、私は今ローズだし、手を出してしまったらローズがますます不評になるのは、悔しいし許せない。
「……ミレイ様はどの学問がお得意なんでしょうか」
「え?」
「確かに私は病弱でしたが(もう治って走り周ってるけど)勉学を怠ったりしていませんわ。そこまでミレイ様は自信がおありなのであれば、もう既に《座学基礎》は終わらせて応用までいきましたか?私は既に座学は終わらせて、今は歴史の方を勉強しています、あぁ、《歴史と経済学》の方もとても面白かったです。それと、《民の暮らしと農薬について》は、特に。ミレイ様は、どの分野がご興味ありますか?」
ミレイ様は顔を真っ赤にしながら、プルプル震えていた。ローズはとても不思議な事を言ってるけど、馬鹿ではない!凄い影でみんなと遅れをとれないように、かなり勉強も頑張ってる。まあ、遊ぶ為もあるけどね。
ミレイ様はただ黙っていて、一番近くにいた、なんだかビクビクと怯えている令嬢の腕を引っ張り、近くにあったぶどうジュースをその子にかけた!?
「え!?ちょっ…なにして」
「あ、あのミレイ様…」
「あらあらあら!大変!!ローズ様!なんてことを!」
そう大きな声をだすミレイ様に他の子息や令嬢達の視線が一気に私のほうへと集まる。
「少し苛々したからと言って、酷いですわ。あぁ、かわいそうに。私の友達になんてことをしてくれたのかしら!?」
「………」
ざわざわと少し騒ぎ始めた時、人だかりだったのが一斉にサーッと道が作られた。
「何をしているんだ?」
そう声がするほうへと振り向くと、黒髪で宝石のように美しい赤い瞳の少年がいた。彼は…
「…あ、ノ、ノア王子様!ご機嫌よう!」
慌てた顔でミレイ様は彼にお辞儀をした。
この国の第二王子であるノア・マルティネス王子であり、ローズのいう攻略対象者の一人だ!
ノア王子は私達を見て不快な顔をしていた。そして、私の方を見て溜息を出した。
「マクリエッタ家の御令嬢が初めて参加するお茶会と聞いて、一度お会いして話をと思ってましたが、もう話す事はないようですね」
ん?なんか…私が犯人だと決めけた言い方してない!?ミレイ様達はクスクス笑っているし。すっごい腹が立つ王子様ね!?ローズの言う通りだわ!
「…マクリエッタ家のローズです。ノア王子にお会いして光栄ですわ…とお会いしたらご挨拶しようと思ってましたが、残念な王子だとわかりました」
そう私は先程ブドウジュースをかけられて、泣いてる令嬢にハンカチを渡す。
「……ローズ嬢。それは一体どういう?」
「貴方の目は節穴ですか?ガッカリしました。
まあ、どうでも良いですし、私も二度とお会いはいたしませんのでご安心を」
口をポカンと開けてるノア王子、マヌケな奴め!どう見ても、立ち位置的にミレイ様側でしょう!他の人達も決めつけて!
私は最後に令嬢らしく挨拶をしてから、会場から外に出た。
モカが出た後、ノア王子の護衛兼執事である緑色の髪をしている少年が声をかけた。
「ノア王子…失礼ですが先程のは誤りがありますよ」
「なんだと?」
そう会場はまだざわついていた。
「あぁああー!!チョコレートケーキがああ!」
一口も食べてない!!……でもまあ、王子とは二度と会わないでしょう!それよりもローズに謝らないと…。変な噂立ててしまったもの。
私はその夜ローズに話したらローズは怒りまくっていた。
「モカを悪者に!いや、私をか!?くっ、やはり悪役令嬢の道となるのね!でも、王子はこれで私を婚約者にしないわ!結果オーライよ!ありがとう!モカ!」
「いいのかなあ、みんなローズを悪く言ってるのが悔しい…」
「何言ってるの!モカという私をわかってくれる親友がいるからへっちゃらよ!」
「ローズゥ!!」
そう私達は作戦成功と、チョコレートケーキを一緒に食べた。
次の日の朝、とても清々しい朝だ。ローズの家の朝食であるフレンチトーストは美味!あと五枚はいける!
「あ!モカ!今日、王都を案内するわ!」
「本当!やった!」
そう二人で朝食後の紅茶を飲もうとしたら、何やら屋敷がバタバタとしていた。
「ローズ様!たたたいへんです!」
屋敷のメイドが慌てた様子だった。
「どうしたの?みんな慌てて。いつもなら、私に走らないでください!と注意する方なのに」
そう余裕あるローズは優雅に紅茶を飲み、私も飲んでいると
「王家からローズ様を婚約者にすると連絡がきました!」
「「ぶはっ!!!」」
私とローズはビックリして、飲んでいた紅茶を吹き出した。
「「……な、ななななななんでえぇ!?」
これは夢だと、ローズと私はお互いに思いっきりビンタし合った。
夢じゃない!
煌びやかなシャンデリアと大理石に素敵な飾り、そして優雅な音楽が流れている。私は恐る恐るホールの方へと足を運ぶと、ザワッと何故か令嬢達は私を見る。え?カツラバレた!?ローズじゃないと!?一応お茶会のマナーでは各自それぞれ、自分の家紋のブローチを付けるのがこの国の習わしだ。あれ、私のラテ家はどんな家紋だったけ、確か馬だったような気がする。元々騎士の家系だったから。
「…ちゃんと薔薇の紋章があるから、マクリエッタ家のローズだとわかるはず!私はローズ!ローズ!ローズ!ローズ!よーしよし!」
ハッ!何あの、沢山あるチョコレートケーキは!なんて贅沢な!でも、ちょっぴり食べても良いよね?少しだけ良いよね?みんな、お喋りに夢中みたいだけど、私はとりあえず腹ごしらえしてもいいかな。そう迷っていた時だ。
「あら、お初にお目にかかりますわね?病弱で有名な《ローズ》様でありませんこと?ねえ、皆さん」
クスクスと笑って《私》に話しかけてきた、オレンジ色の縦ロール髪の女の子が私に話しかけてきた。この子は…チラッと私は彼女がつけているユリの紋章のブローチを見て確認した。
ユリの紋章は…ローズの家と同じくらいかなり身分が高い貴族である、シャーロット家だ。
「私はシャーロット家のミレイですわ。うふふ、ローズ様とお会いできて嬉しく思います」
…いや、凄く目が笑ってなくて怖わい!《ローズ》を…私を…品定めしているような目つきで見てくる令嬢ミレイ様。ミレイ様には沢山の取り巻きの令嬢を連れていたし。なるほど、私もこういった令嬢達とのお茶会というのはしたことないけど、かなり面倒なんだなあ…。
「ローズ様はずうぅっと、引き篭も…いえ、病弱でしたわよね?ふふ、勉学の方とかは全然駄目だとお聞きしましたわ?私と貴女は、王家とは深い繋がり故、婚約者候補でもあるのに。あ!いいこと思いつきましたわ!もし、よろしければ今度一緒にでもいかが?まあ、お身体が元気であれば、ですけど」
「ミレイ様はなんてお優しい!何処かの令嬢はとても我儘だと有名ですもの!」
「あら、本人の前でそんな事言っては駄目よ。はしたないわ」
クスクスと、《ローズ》を馬鹿にしている令嬢達…。なるほど、これは喧嘩を売ってるんだね?なるほどなるほどなるほど!牛のフンを投げつけたいところだけど、私は今ローズだし、手を出してしまったらローズがますます不評になるのは、悔しいし許せない。
「……ミレイ様はどの学問がお得意なんでしょうか」
「え?」
「確かに私は病弱でしたが(もう治って走り周ってるけど)勉学を怠ったりしていませんわ。そこまでミレイ様は自信がおありなのであれば、もう既に《座学基礎》は終わらせて応用までいきましたか?私は既に座学は終わらせて、今は歴史の方を勉強しています、あぁ、《歴史と経済学》の方もとても面白かったです。それと、《民の暮らしと農薬について》は、特に。ミレイ様は、どの分野がご興味ありますか?」
ミレイ様は顔を真っ赤にしながら、プルプル震えていた。ローズはとても不思議な事を言ってるけど、馬鹿ではない!凄い影でみんなと遅れをとれないように、かなり勉強も頑張ってる。まあ、遊ぶ為もあるけどね。
ミレイ様はただ黙っていて、一番近くにいた、なんだかビクビクと怯えている令嬢の腕を引っ張り、近くにあったぶどうジュースをその子にかけた!?
「え!?ちょっ…なにして」
「あ、あのミレイ様…」
「あらあらあら!大変!!ローズ様!なんてことを!」
そう大きな声をだすミレイ様に他の子息や令嬢達の視線が一気に私のほうへと集まる。
「少し苛々したからと言って、酷いですわ。あぁ、かわいそうに。私の友達になんてことをしてくれたのかしら!?」
「………」
ざわざわと少し騒ぎ始めた時、人だかりだったのが一斉にサーッと道が作られた。
「何をしているんだ?」
そう声がするほうへと振り向くと、黒髪で宝石のように美しい赤い瞳の少年がいた。彼は…
「…あ、ノ、ノア王子様!ご機嫌よう!」
慌てた顔でミレイ様は彼にお辞儀をした。
この国の第二王子であるノア・マルティネス王子であり、ローズのいう攻略対象者の一人だ!
ノア王子は私達を見て不快な顔をしていた。そして、私の方を見て溜息を出した。
「マクリエッタ家の御令嬢が初めて参加するお茶会と聞いて、一度お会いして話をと思ってましたが、もう話す事はないようですね」
ん?なんか…私が犯人だと決めけた言い方してない!?ミレイ様達はクスクス笑っているし。すっごい腹が立つ王子様ね!?ローズの言う通りだわ!
「…マクリエッタ家のローズです。ノア王子にお会いして光栄ですわ…とお会いしたらご挨拶しようと思ってましたが、残念な王子だとわかりました」
そう私は先程ブドウジュースをかけられて、泣いてる令嬢にハンカチを渡す。
「……ローズ嬢。それは一体どういう?」
「貴方の目は節穴ですか?ガッカリしました。
まあ、どうでも良いですし、私も二度とお会いはいたしませんのでご安心を」
口をポカンと開けてるノア王子、マヌケな奴め!どう見ても、立ち位置的にミレイ様側でしょう!他の人達も決めつけて!
私は最後に令嬢らしく挨拶をしてから、会場から外に出た。
モカが出た後、ノア王子の護衛兼執事である緑色の髪をしている少年が声をかけた。
「ノア王子…失礼ですが先程のは誤りがありますよ」
「なんだと?」
そう会場はまだざわついていた。
「あぁああー!!チョコレートケーキがああ!」
一口も食べてない!!……でもまあ、王子とは二度と会わないでしょう!それよりもローズに謝らないと…。変な噂立ててしまったもの。
私はその夜ローズに話したらローズは怒りまくっていた。
「モカを悪者に!いや、私をか!?くっ、やはり悪役令嬢の道となるのね!でも、王子はこれで私を婚約者にしないわ!結果オーライよ!ありがとう!モカ!」
「いいのかなあ、みんなローズを悪く言ってるのが悔しい…」
「何言ってるの!モカという私をわかってくれる親友がいるからへっちゃらよ!」
「ローズゥ!!」
そう私達は作戦成功と、チョコレートケーキを一緒に食べた。
次の日の朝、とても清々しい朝だ。ローズの家の朝食であるフレンチトーストは美味!あと五枚はいける!
「あ!モカ!今日、王都を案内するわ!」
「本当!やった!」
そう二人で朝食後の紅茶を飲もうとしたら、何やら屋敷がバタバタとしていた。
「ローズ様!たたたいへんです!」
屋敷のメイドが慌てた様子だった。
「どうしたの?みんな慌てて。いつもなら、私に走らないでください!と注意する方なのに」
そう余裕あるローズは優雅に紅茶を飲み、私も飲んでいると
「王家からローズ様を婚約者にすると連絡がきました!」
「「ぶはっ!!!」」
私とローズはビックリして、飲んでいた紅茶を吹き出した。
「「……な、ななななななんでえぇ!?」
これは夢だと、ローズと私はお互いに思いっきりビンタし合った。
夢じゃない!
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