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突然の報告で心臓が飛び出そうな件
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「だから、なんでローズ嬢、またついてくるんだよ!?俺はモジャ嬢と遊びにきたんだ!もう、ほら、あれだから!」
「ならばあの子に早く伝えてくださいませ!」
「あはは、賑やかだねえ。あれ、オスカー君また胃が痛いの?」
「えぇ、そうですね。誰かさん達のせいですよ…はあ」
ほぼ毎回同じメンバーが我が家に集まってくるのは‥‥慣れちゃった自分が怖い…!
あぁ、でも隣りで優雅にミルクティーを飲んでるモブ男様が本当に可愛いらすぃいぃから許しちゃうわ。
「‥‥あつ」
「かわゆ…!いえ、モブ男様は猫舌なんですね!大丈夫ですか?」
「‥‥うん、大丈夫‥」
猫舌だなんて、、、可愛い過ぎる!!でも、最近のモブ男様は考え事?をしているようなのよね。というより、モブ男様だけではなく、何故か王子もよそよそしい。
チラチラと私に何か言いたげな顔をしている。
最初は攻略対象者と関わりたくないと思っていたけど、……私も甘いものよね。
しょうがない、話を聞いた方が良いみたい。
「コホン。あのーシオン様、何かありましたか?」
そう私が質問をするとシオン王子は暗い顔をする。いつもウザいくらい自信満々なシオン王子が暗い顔をするなんてどうしたのかしら?
「……いくんだよ」
「へ?何処にです??」
「隣国へ留学しにいくんだよぉ!!!」
涙目になりながらそう話すシオン王子。え?留学?留学する設定なんてなかった筈なのに……なんでだろう?
「授業サボって毎日みんなと遊んでいた事が母上にバレたんだ!!それで数年間は隣国へ留学してもっと人脈をひろげて勉強しろって!」
ぐすっと涙ぐむシオン王子に、一同「そりゃそうだよ、王子」という顔で話しを聞いていた。みんなが冷めてる中、そっとハンカチをシオン王子に渡す推しのモブ男様。素敵!
「…偶然だね。僕も隣国へ留学することになったんだ」
「え?ん?何がです?」
あれ?空耳?昨日耳のお掃除したんだけど?なにが?だれが?
「……んーと、留学しに行くんだ」
「なななななっ!ちょ、え?誰がですか!?」
「僕だよ」
「ふぁー!!??え、留学という設定とかあったの!?え、いやいやいや、おかしいでしょう!誰です!モブ男様を留学とか言いだしたやつ!」
「おいっ!モジャ嬢!俺の時との反応が違うぞ!」
私の後ろにいて騒ぐシオン王子はみんなに宥められつつ、私はモブ男様の方をもう一度見ると、モブ男様は少し困った顔をして話す。
「…えっと、自分で決めたんだ。誰かに言われたからじゃなくて、…やりたい事があるから」
「な、なんです?やりたい事って…」
「んー、秘密」
え、やだ可愛い。うん、秘密ならしょうがない!その可愛い顔に負けてしまいそう!いやいやいやいや!せっかく友達になれて、これからのモブ男様の成長を生暖かく見守って生きていこうとしていたのに!!
突然の事で、混乱している私にパン!と背中を強く叩いたのはローズ嬢だった。
「いや、ローズ嬢痛……」
そう文句を言おうとした時、ローズ嬢の目は潤んでいた。…あ、そっか…シオン王子も留学するから、ローズ嬢も離れ離れで……
「おい!モジャ嬢!少しは悲しめよ!?」
「シオン王子うるさい!頭が今混乱中なのに!」
「あはは!僕がそばにいるから大丈夫だよ」
いや、アベルはただ毎日私に嫌がらせをしようとしている。その笑顔が怖い!
義弟のオスカーはホッとした顔をする。
「ようやく静かな毎日を過ごせれる」
そう呟いていた。シオン王子は頬膨らませ、アベルとオスカーの腕を引っ張りだす。
「お前たち何言ってるんだ?道連れ…いや、友達だろう?一緒に学びに行こう!」
「「え…えぇ‥」
アベルとオスカー、王子と共に留学行き決定!!
モブ男様と離れ離れ‥‥‥
ぎゅっと痛くなる‥‥心臓だわ!!ビックリして心臓飛び出すかも!
「ならばあの子に早く伝えてくださいませ!」
「あはは、賑やかだねえ。あれ、オスカー君また胃が痛いの?」
「えぇ、そうですね。誰かさん達のせいですよ…はあ」
ほぼ毎回同じメンバーが我が家に集まってくるのは‥‥慣れちゃった自分が怖い…!
あぁ、でも隣りで優雅にミルクティーを飲んでるモブ男様が本当に可愛いらすぃいぃから許しちゃうわ。
「‥‥あつ」
「かわゆ…!いえ、モブ男様は猫舌なんですね!大丈夫ですか?」
「‥‥うん、大丈夫‥」
猫舌だなんて、、、可愛い過ぎる!!でも、最近のモブ男様は考え事?をしているようなのよね。というより、モブ男様だけではなく、何故か王子もよそよそしい。
チラチラと私に何か言いたげな顔をしている。
最初は攻略対象者と関わりたくないと思っていたけど、……私も甘いものよね。
しょうがない、話を聞いた方が良いみたい。
「コホン。あのーシオン様、何かありましたか?」
そう私が質問をするとシオン王子は暗い顔をする。いつもウザいくらい自信満々なシオン王子が暗い顔をするなんてどうしたのかしら?
「……いくんだよ」
「へ?何処にです??」
「隣国へ留学しにいくんだよぉ!!!」
涙目になりながらそう話すシオン王子。え?留学?留学する設定なんてなかった筈なのに……なんでだろう?
「授業サボって毎日みんなと遊んでいた事が母上にバレたんだ!!それで数年間は隣国へ留学してもっと人脈をひろげて勉強しろって!」
ぐすっと涙ぐむシオン王子に、一同「そりゃそうだよ、王子」という顔で話しを聞いていた。みんなが冷めてる中、そっとハンカチをシオン王子に渡す推しのモブ男様。素敵!
「…偶然だね。僕も隣国へ留学することになったんだ」
「え?ん?何がです?」
あれ?空耳?昨日耳のお掃除したんだけど?なにが?だれが?
「……んーと、留学しに行くんだ」
「なななななっ!ちょ、え?誰がですか!?」
「僕だよ」
「ふぁー!!??え、留学という設定とかあったの!?え、いやいやいや、おかしいでしょう!誰です!モブ男様を留学とか言いだしたやつ!」
「おいっ!モジャ嬢!俺の時との反応が違うぞ!」
私の後ろにいて騒ぐシオン王子はみんなに宥められつつ、私はモブ男様の方をもう一度見ると、モブ男様は少し困った顔をして話す。
「…えっと、自分で決めたんだ。誰かに言われたからじゃなくて、…やりたい事があるから」
「な、なんです?やりたい事って…」
「んー、秘密」
え、やだ可愛い。うん、秘密ならしょうがない!その可愛い顔に負けてしまいそう!いやいやいやいや!せっかく友達になれて、これからのモブ男様の成長を生暖かく見守って生きていこうとしていたのに!!
突然の事で、混乱している私にパン!と背中を強く叩いたのはローズ嬢だった。
「いや、ローズ嬢痛……」
そう文句を言おうとした時、ローズ嬢の目は潤んでいた。…あ、そっか…シオン王子も留学するから、ローズ嬢も離れ離れで……
「おい!モジャ嬢!少しは悲しめよ!?」
「シオン王子うるさい!頭が今混乱中なのに!」
「あはは!僕がそばにいるから大丈夫だよ」
いや、アベルはただ毎日私に嫌がらせをしようとしている。その笑顔が怖い!
義弟のオスカーはホッとした顔をする。
「ようやく静かな毎日を過ごせれる」
そう呟いていた。シオン王子は頬膨らませ、アベルとオスカーの腕を引っ張りだす。
「お前たち何言ってるんだ?道連れ…いや、友達だろう?一緒に学びに行こう!」
「「え…えぇ‥」
アベルとオスカー、王子と共に留学行き決定!!
モブ男様と離れ離れ‥‥‥
ぎゅっと痛くなる‥‥心臓だわ!!ビックリして心臓飛び出すかも!
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