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第5話 飼われ方にはコツがある

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 戻らない言葉に後悔を感じる暇はない。目の前には既に臨戦態勢にご主人様がいて、ペットの私はもう服も着ていないのだから、することは一つしかない。
ご主人様の苦しそうなほどに膨張した肉棒を出すためにそのズボンに手を開けたところで制止される。
「おいおい、犬は手を使えないだろう?」
「あ♡はい♡申し訳ありません♡ご主人様♡」
とは言ったものの、口でチャックを降ろすのは意外と難しいもので、苦労した。それでもそんな私を楽しそうに見ているご主人様が嬉しくて思わず頑張ってしまう。
口でチャックを下ろし、パンツの隙間からご主人様のいつもより固く大きく勃起した肉塊が顔を覗かせる。むわッと広がる雄の匂い、私を心から屈服させた匂いが鼻を撫でる。心なしか亀頭も既に膨らんでいる気がする。いつもはここまで時間をかけることは無いのでご主人様も限界が近いのかもしれない。かといって雑に扱うことなんて許されない。
丁寧に舐める。裏筋からゆっくりとナメクジが這うようなスピードで舐める。丁寧に、丁寧に、涎でコーティングしていくように。下から上に、上から下に、舐めまわる。舐めて、這わせて、口に含む。ご主人様が好きなフェラのフルコースだ。口の中で大きく膨らんだ亀頭を下で包み、涎の温泉に浸かってもらう。フェラもゆっくりと。口に馴染ませるように、脳みそに馴染ませるように。ゆっくりとしたストロークが快感を全身に波及させていく。
「んぉっ」
急にご主人様の手が私の頭を掴んで、急に喉奥までねじ込んでくる。ご主人様の限界の声に合わせて一回り大きく膨らんで喉を圧迫する。そして遠慮も、合図も、容赦もない爆発。
喉に流れ込む、熱い精液が脳を焼く。濃い精液と一糸まとわぬ今の状況が目の前が真っ白になるほどの快感を送り込む。
「っ、んんっ!」
喉に絡みつく精液が逆流を許さず胃に流れ込む。鼻と口にご主人様の精液の匂いが満ち満ちる。喉を鳴らして飲み込むとご主人様はより興奮してくれる。
触ってもいないのにもう膣は虚空を締めあげているし、滝のようにながれる愛液が床にまで垂れている。直接何もしていないのに絶頂してしまうことはご主人様に飼われるようになってからよく起こるようになっている。家でひとりでしているときなど触らずに数回は絶頂している。
「ん?なんだお前、咥えただけでイったのか。最近、淫乱に拍車がかかってるな」
「はぁはぁ、すいません♡ご主人様、もう限界です、この淫乱な雌犬にご褒美をください♡」
「しょうがないな、ほら早く尻を向けろ」

ご主人様に言われるままに尻を突き出す。自分の手で開いた膣からは吹きこぼれる鍋のように愛液が零れ落ちる。
「お願いします♡もう、限界なんです♡」
「そんなあせるなよっと」
「んほぉっ!!」
膣にねじ込まれる感覚が気持ちいい。私の愛液で滑りの良くなった膣と私の涎で濡れている先生の分身が一切の遅滞なく奥まで導く。何度となく受け入れたご主人様のだけど、今日はいっそう気持ちいい。
ミチミチと膣がご主人様を締めあげているのを感じる。もう自分では制御できない性欲がご主人様を離すまいと捕らえている。
「あ、ああ♡♡気持ちいいです、ご主人様♡」
「そうか、それは、なによりっ!」
緩むことのないピストンがポンプのように快感を叩き込む。私はもう喘ぎ、懇願するしかできなくなっていく。
ご主人様がしっかりと掴む最近また大きくなっている気がするお尻。先生が何度も揉むものだから本当に大きくなっている気がする。胸は揉んだら大きくなるって聞くけどお尻もそうなのかななんて考えてみたり。
「なんだ、尻を叩いてほしいのか?そんなもの欲しそうに揺らして」
「そ、そんなわけじゃないですけど」
ちょっとだけ興味があったけど何となく言い出せなかったのは内緒。
先生の手が大きく振りかぶって思い切り私のお尻を叩く。ぱぁんと水風船が割れるような音が図書室に響く。ご主人様がピストンに合わせてお尻を叩くものだからどんどん声が抑えられなくなっていく。
「あっ、ああ、あああああっ、ご、ご主人様♡」
「そんな大声出していいのか?誰か来るかもしれないぞ?」
「そ、そんな、いじわるですっ」
誰かが来るかもしれないという恐怖と恐怖を上回るほどの恍惚がせめぎ合う。少しづつ鈍くなっている頭ではその答えを出すこともできない。
「い、いいです!!誰かに見つかってもいいから、思い切り、犯してください、先生♡」
「よく言ったな!後悔するなよ!!」
言うと同時にさっきより激しく動かす腰がご主人様の二度目の限界が近いらしいことを伝える。
熱い衝動が全身を駆け巡るのを感じる。まるで自分が世界の、いや宇宙の中心にいるかのような全能感が溢れる。呼吸すら置き去りにするような深い深い絶頂は私の気を保たせるには強すぎる衝撃だった。

深い絶頂の後は戻ってくるのに時間がかかる。私がやっと正気を取り戻したころにはもう下校時間どころか学校が閉まろうとする時間だった。
「そういえば、誰も来なくてよかったですね」
「そうだな、というか、鍵かけてたしな」
「え?」
「もっと言うなら今日は図書室は休館日だ。何となくお前は話を聞いていないんじゃないかと思って来たら本当におまえがいたんだ」
「・・・先に言ってくださいよ」
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