双子山女子高等学校

神谷 愛

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ギャルとの空き教室での攻防、かもしれないもの

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「うわ、濃くない?溜めてたの?ていうかちゃんと精液出るんだね、なんかウける」
 私の精液は四度目となっても飲み切れないほどの濃さを保っていたらしい。彼女の口の端から飲み込み切れなかったのか、真っ白い塊が覗いている。高い粘度は涎のように垂れることを許さず、端から赤子のように残骸を見せている。出すほどに精液は液体っぽくなっていると思っていたけど、実際には粘り気が上がることもあるらしい。
「んぇっ、ごほ、うえ」
 飲み干すことのも難しいのか、必死に少しづつ喉の奥に運ばれていく。喉が少しづつ嚥下していく様を無音で実況している、見ているだけで興奮が逆流してきそうになる。餅でも噛んでいるような、粘ついた咀嚼音が、ゆっくりとした咀嚼音が鳴る。

 コ”ク”ン”ッ

 存分に咀嚼された液体はそのまま彼女の胃の中に落ちていった。最後にも苦労しながら飲み込んでいるのが伝わってくる。全部飲み終わってまるで久しぶりに呼吸するかのように深い深い深呼吸をする。
「やば、呼吸するだけでさっきの匂いする」
「今日はもうクラスに戻るの無理だね」
「なんでそんな他人事なのさ、成美の所為でしょ」
「里奈が体を押し付けてくるからでしょ?あんなに押し付けちゃって・・・」
「ええ、すごい開き直るじゃん」
 里奈にかなりの量を吸い取られたけど、一度ふたが開いてしまったものを閉めるのはかなり大変だ。しかもその中身が零れて始めているのなら尚更だ。要するに、一回出した程度では収まらないということだ。
 里奈と話しているだけで、彼女の口元をみているだけで、さっきまであの唇の中にいたということを嫌でも思い出してしまう。思い出すとあの中の温かさと、纏わりつく肉厚の舌と、タイミングよく奥に吸い込む喉と、その全てが混ざり合って、理性がぐちゃぐちゃになりそうになる。唯でさえ、我慢が限界になろうとしているのに、彼女を見ているとそんなことすら許されない。
「お、おお、成美、絶倫すぎない?」
「まあ、それなりに性欲は強い方だと思うけど」
「強いってレベル?あの濃さで出しといて、まだまだ元気ってことあるんだ?初めて見たんだけど」
 彼女の口ぶりから察するにそれなりに経験がありそうだ。さっきの委員長には向けずじまいだった欲がまた顔を上げる。朝に猫山にシてもらったのに、まだ足りないと体の芯が疼く。何度も思った現状にはもう何て言うべきかもわかっている。
 シたいのならしょうがない。
 彼女の目の前で最早ごまかしようのないほどにしっかりとそそりたったモノは彼女の顔よりも大きくなっていて、もう手や口でどうにかなる段階を超えていることはきっと私だけじゃない、彼女も気づいているだろう。
「・・・」
 何も言わないまま、ゆっくりと目が上下に動いている。拒否を口にしようにも、さっき口の中に入れた以上、これが自分の中に入ったらどうなるのかが想像がついているらしい。
「ね、ねぇ」
 少しの怯えを含んだ声にはどうしようもない理解と諦めも少しだけ、少しだけ含まれていた。でもその大部分は、明らかに、明確に、期待の声だった。
 いつの間にかへたり込んだ彼女の手を取って、立ち上がらせる。口ごたえも抵抗もしないまま、私に手を引かれて立ち上がる彼女は確実に、私に、堕ちていた。
「こっちこっち」
「うん・・・」
 さっきまでの明るいギャルは鳴りを潜め、怯えた少女のように私に付き従う。その姿に罪悪感を覚えないこともない、でもそれはさっきまでの、まだ一緒に探検をしていた時までのはなしだ。今の私にそんな余裕はない。
 彼女のスカートを脱がすと、そこにある可愛らしい、可愛らしかったはずの下着が目に入る。ピンクで、小さいリボンが付いた見た目とのギャップもある可愛さ満点のはずだった下着は既に彼女の漏らした愛液が変色させており、湿った色をさせながら、さっきからしている匂いの元であることを示している。
「わぁ、すごい」
 変色した部分に触れれば、濡れているのが現在進行形であることを白い糸が教えてくれる。指と下着を繋ぐ糸は頼りないけれど、触るほどにその数を増やしている。
「ねえ」
「ん、何?」
「その」
「うん」
「もう我慢できないから、早く、欲しいかなって、思って、その」
 経験はそれなりにあるだろうに、ここまで来るらしい。別に焦らしたつもりはないのだけれど。焦らしたつもりはないし、何を言われようと止めることが出来ないだろうとは思っていた。それでも、それでも、本人からのお墨付きがあるのとないのでは全く違う。猫山さんとスる時とは違う、据え膳は食べなければもったいない。
「んっ」
 下着を脱がすと、まるで抵抗をするかのように糸が引く。もうこの下着を履くのは無理だろう。ぬちゃりとした穴はもう準備が済んでいるのか、すでに濡れるどころか入り口を開けて待っている。しとどに濡れた穴はもう待ちきれないと、匂いで訴えてくる。
 秘裂にぱんぱんに膨らんだ先端を当てると、ぬるりと、何の抵抗もなく入っていく。私のそれはそれなりに太いし、大きい。それでもよく濡れた彼女の穴はあっさりと私を飲み込んだ。まるでバキュームをしているかのように、奥へ奥へと引きずり込まれる。
「はぁああ、やっぱり、大きい、ね、もう全部?」
「ん、もうちょっとかな」
「まだあるの?大き、すぎだって」
 圧迫感で少し喋るごとに息継ぎをしている、でも、その息継ぎもするたびに少しづつ中に入っていく。私の七割ぐらいを受け入れて、まだ入るらしい彼女の秘部にゆっくりと最後の押し込みをかける。
「ふ、んぅぅ」
「あ、んんんぅ」
 そして私のをすべて飲み込んだ。私のが全部入ることが出来た子なんて滅多にいない。猫山家はできるらしいけど。それ以外はほとんど無理だろうというのは母に聞いたことがあるけど。
「ねえ、動かしてもいい?」
「いいよ、もう大丈夫そう。ていうかダメって言っても我慢できるの?」
「善処はするよ」
 そのまま彼女の返事を待つこともなく、動かし始める。最初は彼女の中に馴染ませるためにゆっくりと、彼女の少し苦しそうな声に甘い声が混じるまでにそう時間はかからなかった。他所の人に全部を入れることが出来たことの興奮と悦び、この大きさで好き放題にして彼女は大丈夫なのかという不安は入り混じって、なかなか遠慮が抜けない。
「んっ、成美」
「何?」
「意外と優しいじゃん?それとも、怖がり?」
 彼女の言葉に混じる挑発と、その視線に混じる物足りなさは私の腰の動きから遠慮を無くすには十分だった。
「お”っ」
 動かすごとに奥まで突き込む力が強くなっているのを感じる。我慢が出来なくなっているともいう。強く突く、というよりも自分が気持ちよくなることに集中するとそうなる。激しく、奥まで、何度も。
「待って待って、ん、ほんとに、やばいから、ほんとに」
 彼女が何を言っているような気がした。したけど、もう耳に意識は集中していないし今さら聞き返す気もない。何度も繰り返した動きに限界が来るのを感じる。沸き上がってくる射精感と亀頭が膨らんでいることの気持ちのいい圧迫感は我慢なんて許さない。
「んま、ちょ」
 今までで一番奥まで突いて、力強く突いて、彼女の中に私は精液を全て吐き出した。それこそ一滴の残りもなく、出し切ったことの満足感が脳を浸すまで。


「ふぅー、里奈?」
「・・・」
「里奈、里奈ってば」
「ん」
 返事がないので何度も肩をゆすっているうちに意識が戻る。まだ余韻があるのか、目は蕩けているし、口も半分開いている。スカートどころか下着を履くだけの元気もないらしい。割れ目から溢れて零れる真っ白な液体、というにはずいぶんと粘性が高いが、は床に白い水たまりを作っている。
「成美、出しすぎ・・・。もうちょっと待って。休まないと動けない」
 時間を確認するともう四時を回っている。もう確実に今日の日程は終わっているだろうし、そもそもこの状態の彼女を置いて帰るというのは論外だ。家で母からもらう小言を覚悟しながら彼女の元気が戻るまで待つことにした。
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