14 / 17
14】恋人になって初めての⑭
しおりを挟む
14】恋人になって初めての⑭
疼く腹に、恥ずかしいと思いながらも「挿れて欲しい」と伝えた。
初めての行為だというのに、自分でも厭らしいと思う。更には同じ男だというのに、その種を腹のナカに撒き散らされたら……なんて考えもした。それくらい、私の腹のナカは疼いているのに、レオ殿の言葉にショックを受けた。
「解さないといけないんでね。といっても、今は挿れませんけど」
酷いと思った。こんなに恥ずかしい体勢で、恥ずかしい場所を晒し。更には、恥ずかしい秘所へ指を受け入れているというのに。
(入らない……?)
今だって、レオ殿の指を挿れているじゃないですかと言いたかったが私の思いは表情に出ていたらしい。レオ殿がスラスラと説明しながら、入っていた指すら抜かれてしまった。
「ぁ……っ♡」
寂しい。閉じてしまったアナルが、またヒクリと疼いたが、指が入ってくる様子は無い。
「あ、ぁ……♡抜けっ……♡」
はぁはぁと呼吸を整えていれば、何故だか布の音が聞こえた。チラリと自身の下半身を見れば、別の物が見える。次に現れたのは、私にも付いているもの。男にしか付いていないソレが、開いた脚の間から現れ、私の身体に触れた。
「だって、コレを挿れるんですよ?」
ヌッ……────。ヒタッ……♡ ヌルッ……♡
「ぉ゛……♡」
わざとらしく腰を前後して、勃起する私のペニスの睾丸の上でレオ殿のペニスが擦れる。睾丸を亀頭の先がプニッと押して、トロリと私のものではない白濁が垂れた。厭らしい光景が、もっと厭らしくなる。見るからに形が良く、凛々しいペニスに一層腹が疼いた。
「お?」
「ぉ゛……♡おちんぽ……♡レオ殿のおちんぽ……♡」
餌を前にした獣のように、私はだらしなく口を開きながら口にした言葉は「おちんぽ」だった。ああ、酷い。本当に酷い。色欲に飲まれた私の、なんと浅ましいこと。そう思ったところで、目の前のペニスのことしか考えられない。
今までは自慰をすることばかりだったが、これは二人で行う子作り。このペニスが、私のナカに入るのだ。
「くっ……、本当。厭らしくなりましたね」
すりっ……♡ すりっ……♡
「分かります? ね? だから初回に挿れるのは無理なんですよ。処女のアラン様に、突然コレは入らないでしょう? だから、解して慣らさないといけないんですよ」
「ぁ゛っ♡……ぁあ゛……♡おちんぽ擦れて……っ♡」
ヒクヒクッ♡ すりっ……♡ トロッ……♡ ヒクッ……♡
(お……大きい……!)
私の前に見えるペニス。この体勢でなかったら、どの程度の長さなんだろう? 臍下まで来ているだろうか? レオ殿の身体が動く度、ペニスと睾丸が擦れ合って睾丸が濡れていく。同時に、同じように反応を見せているレオ殿の姿に嬉しくなった。
*********
更新しました
なかなか進まずすみません><
疼く腹に、恥ずかしいと思いながらも「挿れて欲しい」と伝えた。
初めての行為だというのに、自分でも厭らしいと思う。更には同じ男だというのに、その種を腹のナカに撒き散らされたら……なんて考えもした。それくらい、私の腹のナカは疼いているのに、レオ殿の言葉にショックを受けた。
「解さないといけないんでね。といっても、今は挿れませんけど」
酷いと思った。こんなに恥ずかしい体勢で、恥ずかしい場所を晒し。更には、恥ずかしい秘所へ指を受け入れているというのに。
(入らない……?)
今だって、レオ殿の指を挿れているじゃないですかと言いたかったが私の思いは表情に出ていたらしい。レオ殿がスラスラと説明しながら、入っていた指すら抜かれてしまった。
「ぁ……っ♡」
寂しい。閉じてしまったアナルが、またヒクリと疼いたが、指が入ってくる様子は無い。
「あ、ぁ……♡抜けっ……♡」
はぁはぁと呼吸を整えていれば、何故だか布の音が聞こえた。チラリと自身の下半身を見れば、別の物が見える。次に現れたのは、私にも付いているもの。男にしか付いていないソレが、開いた脚の間から現れ、私の身体に触れた。
「だって、コレを挿れるんですよ?」
ヌッ……────。ヒタッ……♡ ヌルッ……♡
「ぉ゛……♡」
わざとらしく腰を前後して、勃起する私のペニスの睾丸の上でレオ殿のペニスが擦れる。睾丸を亀頭の先がプニッと押して、トロリと私のものではない白濁が垂れた。厭らしい光景が、もっと厭らしくなる。見るからに形が良く、凛々しいペニスに一層腹が疼いた。
「お?」
「ぉ゛……♡おちんぽ……♡レオ殿のおちんぽ……♡」
餌を前にした獣のように、私はだらしなく口を開きながら口にした言葉は「おちんぽ」だった。ああ、酷い。本当に酷い。色欲に飲まれた私の、なんと浅ましいこと。そう思ったところで、目の前のペニスのことしか考えられない。
今までは自慰をすることばかりだったが、これは二人で行う子作り。このペニスが、私のナカに入るのだ。
「くっ……、本当。厭らしくなりましたね」
すりっ……♡ すりっ……♡
「分かります? ね? だから初回に挿れるのは無理なんですよ。処女のアラン様に、突然コレは入らないでしょう? だから、解して慣らさないといけないんですよ」
「ぁ゛っ♡……ぁあ゛……♡おちんぽ擦れて……っ♡」
ヒクヒクッ♡ すりっ……♡ トロッ……♡ ヒクッ……♡
(お……大きい……!)
私の前に見えるペニス。この体勢でなかったら、どの程度の長さなんだろう? 臍下まで来ているだろうか? レオ殿の身体が動く度、ペニスと睾丸が擦れ合って睾丸が濡れていく。同時に、同じように反応を見せているレオ殿の姿に嬉しくなった。
*********
更新しました
なかなか進まずすみません><
21
お気に入りに追加
101
あなたにおすすめの小説

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い


飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる