【完結・BL】騎士団長様は「とある快楽」を享受したい!【賢者×騎士団長】

彩華

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21】私のナカに挿れて欲しい㉑

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21】私のナカに挿れて欲しい㉑

 アナルにレオ殿のペニスを挿れ。ようやく馴染んできたところだったのに、レオ殿が私の身体を揺すり。更に身体を反転させた。先ほどまで見えていなかった天井が、視界に映っている。

「ぉ゛……ぇ、え……?♡」

今日は私が! と思っていたのに、最初の勢いはどこへ。ペニスがナカに挿ってしまえば、その質量に喜びながら正直もう弱音を吐いていた。

ズロロッ……♡ ズリュッ……!♡♡

レオ殿が腰を引けば、ゆっくりと抜けかけるペニス。だが抜くことは無く、体勢を変えるのに従って身体が動いただけで緩く私のナカをペニスが進んだ。仰け反るほどではないが、レオ殿が私の様子を伺う。

「アラン様、大丈夫ですか?」

「お……おそらくは……」

気は失っていないから、恐らく大丈夫だろう。私の返事を聞いたレオ殿が、再び獣のような瞳で言った。

「俺が前に言ったこと、覚えています? 俺を受け入れてくれたってことは、もう離してあげませんよ」

「ぇ……?」

レオ殿が前に言ったこと。
以前、今のように子作りをして。アナルを解して。今のように挿れて欲しいと強請る私に「まだだ」と言ったレオ殿。恥ずかしいと思いながら、アナルを凝視され、腰を振る私の様子も見られ。私がレオ殿を受け入れると言った時のこと。

(確かあの時は……)

『良いんですか? そしたらきっと、離してあげませんよ? さっきも言いましたけど、アラン様が俺以外と子作り出来ない身体にしていくつもりですし。何なら、アラン様から見えませんがアナルの形も変えていくつもりですし』

ピクッ♡ ピクッ♡ キュッ……♡

記憶を辿りながら、あの時のことを思い出しアナルが締まる。レオ殿の言葉を思い出した私は、これから自分がどうなるのか悟った。

(このままでは、もうレオ殿以外と子作り出来ない身体にされてしまう♡)

「どうです? 思い出しました?」

「……はい……♡」

「じゃあ、話は早いですね……!」

ズロロッ……バチュン!!!!♡♡♡♡

「んぉ゛っ……!?♡お、ぉ゛~~っ゛……?♡」

レオ殿が腰を引き、私の腰も浮いて。浮遊した感覚があったかと思えば、思い切り腰を打ち付けられた。ベッドがまた軋んで、尻たぶにレオ殿の肌が打ちつけられる。それから上から体重をゆっくりと体重をかけ、前のめりになっていくレオ殿。下半身だけ浮いて、またナカを拡げられる。

ミチッ♡ ミチッ……♡ キュッ……♡ ミチチッ……♡ キュゥッ……♡

「ぉ゛……おちんぽ……♡おちんぽ様ぁ゛……♡」

苦しかったが、腹のナカを埋めるペニスに嬉しいと声を漏らした。

*******
更新しました!お気に入りほか有難うございます(^^)
もう終わりそうですね…!
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