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8】私のナカに挿れて欲しい⑧
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8】私のナカに挿れて欲しい⑧
レオ殿が私のことを見下ろしたあと。口づけをするように顔を近づけた。だが想像していた口づけは降ってこない。何事だ? と閉じた瞼を開けば、至近距離でレオ殿の顔があった。そのまま視線がレオ殿と合う。
「ねぇ、アラン様。俺と仲直りしましょう? アラン様がしたいこと、全部してあげます……っ!?」
「んっ……ぁ……ふ……♡」
楽し気な様子と、してあげますという言葉に咄嗟に身体が動いていた。ガバッ……! とレオ殿の首に腕を伸ばして、私の方から口づける。もう良い。全部してもらうんじゃなく、自分でする。珍しく私からレオ殿の口内に舌先をねじ込んで、歯列をなぞった。
多分、流石の私も怒ったんだと思う。思う、とこんな状態でもどこか他人事のようなのはレオ殿の表情が驚いて、どうだと思ったからだろうか。
「してもらわなくて結構です。自分でします」
そう言い放った私は、レオ殿の肩を押し返し。座るように身体を起こしてレオ殿と向かい合った。
「アラン様?」
「今度はレオ殿が寝ていて下さい」
私の言葉に、レオ殿は静かに横たわる。行儀が悪いと思ったが、寒くも無い。むしろ火照る身体は熱いくらいだと、今度は私が毛布なんかを床へと落とす。それから私を見上げたままのレオ殿に視線を戻し、身体を跨いだ。
「……んっ」
布腰だというのに、触れる箇所全てが熱く感じる。下腹部あたり。臍より下あたりに、足に力を入れながらも腰を浮かせている。
ハァー……♡ フーッ……♡
ドキドキと脈打っているのが分かる。もしこのまま腰を下ろしたら? と考えたが、そんなことはしなかった。布越しでも分かる、賢者なのに騎士団員のような筋肉のある身体。臍近くの腹筋をなぞっていれば、レオ殿が小さく笑った。
「くすぐったいです」
「我慢して下さい」
クスクスと笑うレオ殿。もう普段通りの表情に戻っていて、私の行動も何かしているな? 程度にしか思っていないのだろう。やはり少し悔しい。だからまだ怒っていますよ、という風で素っ気なく返事する。
「……」
「もう乗るのは終わるですか?」
「黙っていて下さい」
跨った身体は、そのまま後ろに下がった。ベッドから落ちない程度に下がって、ベッドの上に座り込む。そのまま寝転がるようにうつ伏せになり、腕を伸ばしたのはレオ殿の衣服。膝を折り曲げさせ、寝間着のズボンのウエスト部分に手をかける。チラリとレオ殿の方を見れば、また楽しそうに笑っていた。
「どうぞ?」
「失礼します」
グイッとズボンを引っ張っれば、先ほど触れていた腹筋が見え。それから下着が見えた。グイグイと更に引っ張って、太腿辺りまで下げる。私と違って反応していない下半身が見えて、不公平だとムッとしてしまった。
(私ばかり反応しているじゃないか……!)
「好きにしますからね?」
私はそう言い放ち、言葉通り。好きにすることにした。
******
更新しました!
お気に入り・エール・イイネ有難うございます
さて、このあとどうしますかねぇ
レオ殿が私のことを見下ろしたあと。口づけをするように顔を近づけた。だが想像していた口づけは降ってこない。何事だ? と閉じた瞼を開けば、至近距離でレオ殿の顔があった。そのまま視線がレオ殿と合う。
「ねぇ、アラン様。俺と仲直りしましょう? アラン様がしたいこと、全部してあげます……っ!?」
「んっ……ぁ……ふ……♡」
楽し気な様子と、してあげますという言葉に咄嗟に身体が動いていた。ガバッ……! とレオ殿の首に腕を伸ばして、私の方から口づける。もう良い。全部してもらうんじゃなく、自分でする。珍しく私からレオ殿の口内に舌先をねじ込んで、歯列をなぞった。
多分、流石の私も怒ったんだと思う。思う、とこんな状態でもどこか他人事のようなのはレオ殿の表情が驚いて、どうだと思ったからだろうか。
「してもらわなくて結構です。自分でします」
そう言い放った私は、レオ殿の肩を押し返し。座るように身体を起こしてレオ殿と向かい合った。
「アラン様?」
「今度はレオ殿が寝ていて下さい」
私の言葉に、レオ殿は静かに横たわる。行儀が悪いと思ったが、寒くも無い。むしろ火照る身体は熱いくらいだと、今度は私が毛布なんかを床へと落とす。それから私を見上げたままのレオ殿に視線を戻し、身体を跨いだ。
「……んっ」
布腰だというのに、触れる箇所全てが熱く感じる。下腹部あたり。臍より下あたりに、足に力を入れながらも腰を浮かせている。
ハァー……♡ フーッ……♡
ドキドキと脈打っているのが分かる。もしこのまま腰を下ろしたら? と考えたが、そんなことはしなかった。布越しでも分かる、賢者なのに騎士団員のような筋肉のある身体。臍近くの腹筋をなぞっていれば、レオ殿が小さく笑った。
「くすぐったいです」
「我慢して下さい」
クスクスと笑うレオ殿。もう普段通りの表情に戻っていて、私の行動も何かしているな? 程度にしか思っていないのだろう。やはり少し悔しい。だからまだ怒っていますよ、という風で素っ気なく返事する。
「……」
「もう乗るのは終わるですか?」
「黙っていて下さい」
跨った身体は、そのまま後ろに下がった。ベッドから落ちない程度に下がって、ベッドの上に座り込む。そのまま寝転がるようにうつ伏せになり、腕を伸ばしたのはレオ殿の衣服。膝を折り曲げさせ、寝間着のズボンのウエスト部分に手をかける。チラリとレオ殿の方を見れば、また楽しそうに笑っていた。
「どうぞ?」
「失礼します」
グイッとズボンを引っ張っれば、先ほど触れていた腹筋が見え。それから下着が見えた。グイグイと更に引っ張って、太腿辺りまで下げる。私と違って反応していない下半身が見えて、不公平だとムッとしてしまった。
(私ばかり反応しているじゃないか……!)
「好きにしますからね?」
私はそう言い放ち、言葉通り。好きにすることにした。
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お気に入り・エール・イイネ有難うございます
さて、このあとどうしますかねぇ
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