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4】私のナカに挿れて欲しい④
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4】私のナカに挿れて欲しい④
次の子作り行為をする際、レオ殿がペニスを私のナカへ挿れてくれると言った。
嬉しいと喜んだ私だが、時間は経っても行為に及ぶことが無い。おかしい。レオ殿の家にいる間は、最低限の生活行為以外。お互いに求めあっていたのが、嘘のよう。
おかしいと、レオ殿の様子ばかりを観察していたら、逆に観察されてしまったらしい。
「アラン様。さっきまで俺に熱視線を送っていたのに、ぼんやりしてどうしたんですか?」
「……気づいていましたか」
「アラン様の視線なら、俺は背中越しでも分かりますよ。それより、あんまり熱視線を送られたら、アラン様が欲しくなってしまうじゃないですか」
「欲しがってはくれないんですか?」
「あんなに連続だと、身体がきついでしょう? 休んで下さい」
ね? と頭を撫でられ。
レオ殿の優しさのせいで、私の下腹部はまたキュンと切なくなりながら、「分かりました」と答えるのが精一杯だった。
(そんな気遣いするくらいなら)
そんな気遣いをするくらいなら、早く私のナカに挿れてくれれば良いのに。
隠れるように下腹部を抑え、疼く場所をグッ……! と押して耐えた。
******
***
それから、また時間が経ってしまったわけで。
だが我慢というのも限界がある。例えば空腹だ。空腹なのを放っておいては餓死してしまう。その前に、食べ物があったら? 空腹の腹に、何だって放り込む。食べ物だったら、どんなに嬉しいだろう?
(眠れない)
パチリと眼が覚めれば、まだ夜だった。今では見慣れた天井に、僅かに狭いベッド。隣にはレオ殿が眠っていて、寒くはない。静かに身体の向きを変え、レオ殿の顔を見る。変わらず整った顔が、今は瞳を閉じていて規則正しい寝息が聞こえる。
(私の気など知らずに眠って)
レオ殿は悪くない。頭では分かっているが、反面。私の身体を変えた責任を取って欲しいと思うわけで。
「……」
レオ殿の寝顔を見たあと、また身体の向きを変える。今度はレオ殿に背を向けるような形にして、息を潜め。静か自身の手を、衣服の下腹部へと入れた。下着の中で頭を下げているペニスを握る。ムニッとした感触で、柔らかいまま。そのまま数回扱いた。
「……っ」
(隣にレオ殿がいるのに♡)
フーッ……♡と静かに。それから時間をかけて息を吐く。ゆっくりと扱くペニスは、レオ殿が起きたらと緊張してか、早々にかすかながら反応を見せてくる。
フーッ……♡
ムニッ♡ ムニッ♡ ムニッ♡
内股にして、ペニスを扱き続けたが、ある程度反応を見せてからは反応が弱まり。
「ん……っ♡」
正直、もうペニスというよりはアナルへの刺激の方が快楽を感じ始めた身体。私はペニスを握っていた手を離し、そのまま後ろへ。キュッ♡と締まったアナルの入り口に指を当ててみた。
キュッ♡……ふにっ♡ ふにっ♡
「ぁ……っ♡」
(駄目だ。こんな……レオ殿がいるのに。レオ殿が隣に寝ているというのに私は……!)
一人で自慰をするなんて。自身を慰めなければならないほど、私の身体の奥の熱は引かなかったのだ。
(アナル……♡アナルが切ない……♡)
自身の指だというのに、指先が触れただけでキュウッ……♡とアナルが盛り上がるほど締まるのが分かった。
********
更新しました!
お気に入り・エール・イイネ有難うございます
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
次の子作り行為をする際、レオ殿がペニスを私のナカへ挿れてくれると言った。
嬉しいと喜んだ私だが、時間は経っても行為に及ぶことが無い。おかしい。レオ殿の家にいる間は、最低限の生活行為以外。お互いに求めあっていたのが、嘘のよう。
おかしいと、レオ殿の様子ばかりを観察していたら、逆に観察されてしまったらしい。
「アラン様。さっきまで俺に熱視線を送っていたのに、ぼんやりしてどうしたんですか?」
「……気づいていましたか」
「アラン様の視線なら、俺は背中越しでも分かりますよ。それより、あんまり熱視線を送られたら、アラン様が欲しくなってしまうじゃないですか」
「欲しがってはくれないんですか?」
「あんなに連続だと、身体がきついでしょう? 休んで下さい」
ね? と頭を撫でられ。
レオ殿の優しさのせいで、私の下腹部はまたキュンと切なくなりながら、「分かりました」と答えるのが精一杯だった。
(そんな気遣いするくらいなら)
そんな気遣いをするくらいなら、早く私のナカに挿れてくれれば良いのに。
隠れるように下腹部を抑え、疼く場所をグッ……! と押して耐えた。
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それから、また時間が経ってしまったわけで。
だが我慢というのも限界がある。例えば空腹だ。空腹なのを放っておいては餓死してしまう。その前に、食べ物があったら? 空腹の腹に、何だって放り込む。食べ物だったら、どんなに嬉しいだろう?
(眠れない)
パチリと眼が覚めれば、まだ夜だった。今では見慣れた天井に、僅かに狭いベッド。隣にはレオ殿が眠っていて、寒くはない。静かに身体の向きを変え、レオ殿の顔を見る。変わらず整った顔が、今は瞳を閉じていて規則正しい寝息が聞こえる。
(私の気など知らずに眠って)
レオ殿は悪くない。頭では分かっているが、反面。私の身体を変えた責任を取って欲しいと思うわけで。
「……」
レオ殿の寝顔を見たあと、また身体の向きを変える。今度はレオ殿に背を向けるような形にして、息を潜め。静か自身の手を、衣服の下腹部へと入れた。下着の中で頭を下げているペニスを握る。ムニッとした感触で、柔らかいまま。そのまま数回扱いた。
「……っ」
(隣にレオ殿がいるのに♡)
フーッ……♡と静かに。それから時間をかけて息を吐く。ゆっくりと扱くペニスは、レオ殿が起きたらと緊張してか、早々にかすかながら反応を見せてくる。
フーッ……♡
ムニッ♡ ムニッ♡ ムニッ♡
内股にして、ペニスを扱き続けたが、ある程度反応を見せてからは反応が弱まり。
「ん……っ♡」
正直、もうペニスというよりはアナルへの刺激の方が快楽を感じ始めた身体。私はペニスを握っていた手を離し、そのまま後ろへ。キュッ♡と締まったアナルの入り口に指を当ててみた。
キュッ♡……ふにっ♡ ふにっ♡
「ぁ……っ♡」
(駄目だ。こんな……レオ殿がいるのに。レオ殿が隣に寝ているというのに私は……!)
一人で自慰をするなんて。自身を慰めなければならないほど、私の身体の奥の熱は引かなかったのだ。
(アナル……♡アナルが切ない……♡)
自身の指だというのに、指先が触れただけでキュウッ……♡とアナルが盛り上がるほど締まるのが分かった。
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