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1】私のナカに挿れて欲しい
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私の名前はアラン。
この国の騎士団長を務め、今一週間の休みを取っている。それも突然休みとなった。
旅行にでも行くのか? 休みの目的は? と問われれば、答えに困る。いや、そのっ……なんというか。私も朝一番に仕事の確認をしようとしたら、休みだと言われたのだ。正しくは、休みになったというのだろうか。
『アラン様は、俺と一緒に一週間休みです』
鶴の一声のようだった。
今まで好意を向けられたことはある。立場上、身を固めろと言われたことだって。だが、別段私自身は、恋がしたいという意欲があるわけでもない。それなのに溜まっていく、見合いの申し出。
最後には王様にも令嬢方からの見合いは断って欲しいと伝え。今まで、騎士団長として、国と国民のために尽くしてきた私。それが、「騎士団長」の私、アランだ。
だが、そんな私にも恋人ができた。
自身にできた、初めての恋人。同じくこの国の賢者である、レオ殿が私と二人休むと申請していたのだ。その理由はただ、恋人として一週間一緒に過ごすため。
レオ殿家へ来て数日経ったが、やっていることといえば、ひたすら互いの身体に触れあっているだけなのだけれど────。
レオ殿の家に来てすぐに口づけを交わし、寝室へ。
こんな関係になる前までの、悪戯に頬に触れる口づけや、恋人同士がするよう口づけと揶揄していた口づけ異なり。正真正銘の、思いの通じ合った恋人として、舌先を絡め、口内を侵された。喉奥すら侵そうとしてくる口づけに、頭がクラリとしたのは、つい最近のこと。口内を侵されるだけに留まらず、身体まで。
『んっ……!♡』
レオ殿が、あろうことかアナルに触れ、ナカを解した。
受け入れるための場所でもないソコを、指が入り腸壁をなぞる。だが不思議と、嫌悪感は無く。それどころか私の身体は、もっと奥まで挿れて欲しいと強請った。レオ殿が私の身体を気遣ってくれているといのに、私ときたら。
(おちんぽ♡レオ殿のおちんぽ♡欲しい……! 腹の奥に欲しい……!♡)
私の我儘に対し、バチンと尻たぶを叩かれるとは思っていなかったが。
そんなわけで、私たちは休みの初日からこ……子作りばかりしていた。そして今も。
「アラン様? 大丈夫ですか?」
「は……はい……♡」
ぼんやりとする、頭と身体。普段傷の残る私の身体も、今ではレオ殿のつけた口づけの跡が赤く残っている。ピクピクと痙攣する身体は、口づけの跡と互いの体液で汚れ。もう何度変えたか分からないベッドのシーツをまた汚していた。
だが、私にとって問題がある。
今だ、レオ殿が私のアナルを解すばかりで、レオ殿のペニスをナカに挿れてくれないのだ。
「アラン様? どうしたんですか?」
身体を起こしながら、少し考える。レオ殿が私の顔を覗き見て、様子を伺う。
「すみません、無理させてしまいましたか? 休んでいて下さい」
「違います! 身体は大丈夫です。レオ殿……そのっ。はしたないと思われるかもしれませんが、わ……私のナカにいつレオ殿のペニスを挿れて下さるんですか?」
私は思い切って、聞いてみることにしたのだった。
*********
NLも開始してみましたが、また…またBLです…!
今回も短編。最後まで出来るかな? という小話です。短い予定なので、見て頂けると嬉しいです
NLと反応が良い方orネタが浮かぶ方を優先しようかと思います><
また以前のシリーズですが、単品でもお読み頂けるかと思います
この国の騎士団長を務め、今一週間の休みを取っている。それも突然休みとなった。
旅行にでも行くのか? 休みの目的は? と問われれば、答えに困る。いや、そのっ……なんというか。私も朝一番に仕事の確認をしようとしたら、休みだと言われたのだ。正しくは、休みになったというのだろうか。
『アラン様は、俺と一緒に一週間休みです』
鶴の一声のようだった。
今まで好意を向けられたことはある。立場上、身を固めろと言われたことだって。だが、別段私自身は、恋がしたいという意欲があるわけでもない。それなのに溜まっていく、見合いの申し出。
最後には王様にも令嬢方からの見合いは断って欲しいと伝え。今まで、騎士団長として、国と国民のために尽くしてきた私。それが、「騎士団長」の私、アランだ。
だが、そんな私にも恋人ができた。
自身にできた、初めての恋人。同じくこの国の賢者である、レオ殿が私と二人休むと申請していたのだ。その理由はただ、恋人として一週間一緒に過ごすため。
レオ殿家へ来て数日経ったが、やっていることといえば、ひたすら互いの身体に触れあっているだけなのだけれど────。
レオ殿の家に来てすぐに口づけを交わし、寝室へ。
こんな関係になる前までの、悪戯に頬に触れる口づけや、恋人同士がするよう口づけと揶揄していた口づけ異なり。正真正銘の、思いの通じ合った恋人として、舌先を絡め、口内を侵された。喉奥すら侵そうとしてくる口づけに、頭がクラリとしたのは、つい最近のこと。口内を侵されるだけに留まらず、身体まで。
『んっ……!♡』
レオ殿が、あろうことかアナルに触れ、ナカを解した。
受け入れるための場所でもないソコを、指が入り腸壁をなぞる。だが不思議と、嫌悪感は無く。それどころか私の身体は、もっと奥まで挿れて欲しいと強請った。レオ殿が私の身体を気遣ってくれているといのに、私ときたら。
(おちんぽ♡レオ殿のおちんぽ♡欲しい……! 腹の奥に欲しい……!♡)
私の我儘に対し、バチンと尻たぶを叩かれるとは思っていなかったが。
そんなわけで、私たちは休みの初日からこ……子作りばかりしていた。そして今も。
「アラン様? 大丈夫ですか?」
「は……はい……♡」
ぼんやりとする、頭と身体。普段傷の残る私の身体も、今ではレオ殿のつけた口づけの跡が赤く残っている。ピクピクと痙攣する身体は、口づけの跡と互いの体液で汚れ。もう何度変えたか分からないベッドのシーツをまた汚していた。
だが、私にとって問題がある。
今だ、レオ殿が私のアナルを解すばかりで、レオ殿のペニスをナカに挿れてくれないのだ。
「アラン様? どうしたんですか?」
身体を起こしながら、少し考える。レオ殿が私の顔を覗き見て、様子を伺う。
「すみません、無理させてしまいましたか? 休んでいて下さい」
「違います! 身体は大丈夫です。レオ殿……そのっ。はしたないと思われるかもしれませんが、わ……私のナカにいつレオ殿のペニスを挿れて下さるんですか?」
私は思い切って、聞いてみることにしたのだった。
*********
NLも開始してみましたが、また…またBLです…!
今回も短編。最後まで出来るかな? という小話です。短い予定なので、見て頂けると嬉しいです
NLと反応が良い方orネタが浮かぶ方を優先しようかと思います><
また以前のシリーズですが、単品でもお読み頂けるかと思います
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