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119】【番外編】とある賢者の密事
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119】【番外編】とある賢者の密事
「ふっ……ぅ、う……っ!」
ギシリと軋むベッドの音と、食いしばりながら息をひそめるような呼吸。それから、日もまだ高いというのにカーテンを閉め切って、自身の下半身を器用に露出しているのは、紛れもない俺自身。呼吸の間に呼んだのは、この場にいない人の名前。
「アラン様……っ!」
シュッ……シュッ……!
またベッドが軋む音がした。それからナニかをを扱く音。
簡単だ。俺は一人暮らしの家で、自慰をしていた。少し前まで、アラン様と会っていて、仲直りして。それから恰好つけて、「じゃあ」と城を出て戻って来たのは少し前。口を滑らせてしまった告白について考えながらも、正直自信があるため、この恋について手ごたえは有る。(あるよな……? いや、あるある!)
「絶対アラン様、俺のこと好きだろ……!」
と、素面だというのに酔った勢いなみの迫力で独り言を言って。
それでアラン様の表情だと色々考えていたら、正直ムラッときた。よくよく考えてみたら、俺もアラン様のことを言えないくらい最近処理をしていない。アラン様ほど忙しくもなく、自慰をしようを思えば出来るが、今までは処理しなくてはと考えるほど溜まってもいなかった。だから今の自慰は、素直にムラッときて自慰をしているだけ。
「変な感じになる前までは、アラン様をオカズにして十分だったしな」
それは親しくなる前。俺が片思いをしている頃から。自慰をする時はアラン様をオカズにしていた。
アラン様には言ってはいないが、アラン様の自慰を手伝って、俺の家で気を失ったアラン様の傍で自慰したり……──。綺麗な顔の寝顔と、尿と青臭い精液の匂いが混じる部屋で、さらに青臭さを充満させたのも記憶に新しい。
「冷静に考えると、俺もなかなかに変態臭い気がするな」
うーんと唸ったが、俺も立派な成人男性。性欲くらい湧いてくる。健康だという証拠だ。変わらず都合よく考えながら、自慰を再開することにした。
「ふ……っ!」
ボロンと出したペニスは、扱いただけあって反応を見せていた。最初こそ乾燥していた皮膚が、亀頭から出た先走りの白濁で潤っている。扱くのがやりやすくなり、クチッ……と水音が聞こえた。
「アラン様」
シュッ、シュッ……!
『ぁ、あ……♡』
頭の中に妄想するのは、アラン様の厭らしい姿。普段凛とした姿のアラン様が、俺の前では騎士団員達が見たこともない厭らしい姿になる。ペニスを濡らし、腰を揺する度に揺れ。更には小さな子供のように、粗相をしながら絶頂を感じる厭らしい姿。
『ぉ……お゛……♡レオ殿……♡』
自慰の練習だとういのに、我慢出来ずに手を出す俺だが、アラン様も自分では駄目だと俺を淫魔のように誘うんだ。
「……ッ!」
*******
お気に入りやコメント有難うございます(^^)嬉しいです!
攻めの0721は久しぶりかも。すること特にないので、すぐ終わると思います
続きは近日できたら><
「ふっ……ぅ、う……っ!」
ギシリと軋むベッドの音と、食いしばりながら息をひそめるような呼吸。それから、日もまだ高いというのにカーテンを閉め切って、自身の下半身を器用に露出しているのは、紛れもない俺自身。呼吸の間に呼んだのは、この場にいない人の名前。
「アラン様……っ!」
シュッ……シュッ……!
またベッドが軋む音がした。それからナニかをを扱く音。
簡単だ。俺は一人暮らしの家で、自慰をしていた。少し前まで、アラン様と会っていて、仲直りして。それから恰好つけて、「じゃあ」と城を出て戻って来たのは少し前。口を滑らせてしまった告白について考えながらも、正直自信があるため、この恋について手ごたえは有る。(あるよな……? いや、あるある!)
「絶対アラン様、俺のこと好きだろ……!」
と、素面だというのに酔った勢いなみの迫力で独り言を言って。
それでアラン様の表情だと色々考えていたら、正直ムラッときた。よくよく考えてみたら、俺もアラン様のことを言えないくらい最近処理をしていない。アラン様ほど忙しくもなく、自慰をしようを思えば出来るが、今までは処理しなくてはと考えるほど溜まってもいなかった。だから今の自慰は、素直にムラッときて自慰をしているだけ。
「変な感じになる前までは、アラン様をオカズにして十分だったしな」
それは親しくなる前。俺が片思いをしている頃から。自慰をする時はアラン様をオカズにしていた。
アラン様には言ってはいないが、アラン様の自慰を手伝って、俺の家で気を失ったアラン様の傍で自慰したり……──。綺麗な顔の寝顔と、尿と青臭い精液の匂いが混じる部屋で、さらに青臭さを充満させたのも記憶に新しい。
「冷静に考えると、俺もなかなかに変態臭い気がするな」
うーんと唸ったが、俺も立派な成人男性。性欲くらい湧いてくる。健康だという証拠だ。変わらず都合よく考えながら、自慰を再開することにした。
「ふ……っ!」
ボロンと出したペニスは、扱いただけあって反応を見せていた。最初こそ乾燥していた皮膚が、亀頭から出た先走りの白濁で潤っている。扱くのがやりやすくなり、クチッ……と水音が聞こえた。
「アラン様」
シュッ、シュッ……!
『ぁ、あ……♡』
頭の中に妄想するのは、アラン様の厭らしい姿。普段凛とした姿のアラン様が、俺の前では騎士団員達が見たこともない厭らしい姿になる。ペニスを濡らし、腰を揺する度に揺れ。更には小さな子供のように、粗相をしながら絶頂を感じる厭らしい姿。
『ぉ……お゛……♡レオ殿……♡』
自慰の練習だとういのに、我慢出来ずに手を出す俺だが、アラン様も自分では駄目だと俺を淫魔のように誘うんだ。
「……ッ!」
*******
お気に入りやコメント有難うございます(^^)嬉しいです!
攻めの0721は久しぶりかも。すること特にないので、すぐ終わると思います
続きは近日できたら><
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