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82】人には聞かず調べてみようとしたものの④
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82】人には聞かず調べてみようとしたものの④
壁に追いやられ、意を決して気になる言葉を聞いてみれば尻を鷲掴みにされた。しかも、両方の尻たぶを。手は離されたが、ムニッとした指の感触に驚いて声にならない悲鳴をあげたのは初めてだったかもしれない。驚く私をよそに、レオ殿は平然としている。言葉を伝えた時の僅かな動揺が嘘のよう。
「簡単に言ってしまえば、男同士での性交渉は、ココを使うんです。なので、尻を狙うというのは、性的な意味で相手を見ていて、あわよくば……なんて欲望を持っているということですよ」
平然と説明するレオ殿。周囲に人がいなくて、本当に良かったと思う。
「!?」
(性交渉?! 男同士は、尻を使う!?)
知らない言葉を教えて欲しいとは思ったが、私の理解の容量を超えていた。行為自体の経験は無いが知識はある。だが、男性同士ではという考えが及ばず、そのっ……穴についてなんて考えもしなかったんだ。
「有難うございました! よく分かりました!」
自分でも驚くくらい大きな声を出してしまった。あからさまに動揺しているのが、丸分かりだ。
「どうしました? 顔が赤いですよ?」
「気のせいです。ああ、失礼。急用を思い出したので、この辺で失礼しますね」
「急用? オナニーをする急用ですか?」
ヒソッと囁かれた言葉に、ブワッ! と身体が熱くなった。
「違います!」
失礼だとは思うが、サイドに未だあるレオ殿の腕を払い、離れる。速足になりながら、「失礼します」とだけ言って、振り返ることもしなかった。
「アラン様」
背後に聞こえる声に、手を振ることもない。逃げるように廊下を抜け、私は自室へと逃げ帰ったのだった。
バンッ! と扉を閉めて、誰も入って来ないが鍵を閉める。そのまま扉にもたれ掛かりながら、また口元を抑える。ズルズルと膝を折り、潜むように呼吸を静かに。それでいてし呼吸した。
(レオ殿には、今度謝ろう)
驚いたからとはいえ、失礼な態度を取ってしまったかもしれないが、今の私に余裕は無い。レオ殿も、あの様子では私は初心だからと済ませてくれるだろう。
ゆっくりと呼吸をし、落ち着いてきたが私の頭の中は教えて貰ったことで一杯だった。
(アナル。尻の穴に、ペニスを挿れるのか……?)
「……っ!?♡」
思わず膝を折った態勢で、尻の丸みからアナルまで衣服の下で自分での容易に想像できた。先ほどレオ殿に触れられた尻たぶの感触、態勢のせいで広がるアナル。ヒクリとアナルの淵が収縮するのが分かり、深呼吸するための呼吸が熱を帯びてしまった。
「……ぁっ♡」
■人には聞かず調べてみようとしたものの■
結局レオ殿に聞いて、教えて貰った答えに驚いてしまった。
*********
うーん、ちょっとぬるい話をするか、別に未定で話を変えるか迷い所
壁に追いやられ、意を決して気になる言葉を聞いてみれば尻を鷲掴みにされた。しかも、両方の尻たぶを。手は離されたが、ムニッとした指の感触に驚いて声にならない悲鳴をあげたのは初めてだったかもしれない。驚く私をよそに、レオ殿は平然としている。言葉を伝えた時の僅かな動揺が嘘のよう。
「簡単に言ってしまえば、男同士での性交渉は、ココを使うんです。なので、尻を狙うというのは、性的な意味で相手を見ていて、あわよくば……なんて欲望を持っているということですよ」
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「!?」
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「急用? オナニーをする急用ですか?」
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「違います!」
失礼だとは思うが、サイドに未だあるレオ殿の腕を払い、離れる。速足になりながら、「失礼します」とだけ言って、振り返ることもしなかった。
「アラン様」
背後に聞こえる声に、手を振ることもない。逃げるように廊下を抜け、私は自室へと逃げ帰ったのだった。
バンッ! と扉を閉めて、誰も入って来ないが鍵を閉める。そのまま扉にもたれ掛かりながら、また口元を抑える。ズルズルと膝を折り、潜むように呼吸を静かに。それでいてし呼吸した。
(レオ殿には、今度謝ろう)
驚いたからとはいえ、失礼な態度を取ってしまったかもしれないが、今の私に余裕は無い。レオ殿も、あの様子では私は初心だからと済ませてくれるだろう。
ゆっくりと呼吸をし、落ち着いてきたが私の頭の中は教えて貰ったことで一杯だった。
(アナル。尻の穴に、ペニスを挿れるのか……?)
「……っ!?♡」
思わず膝を折った態勢で、尻の丸みからアナルまで衣服の下で自分での容易に想像できた。先ほどレオ殿に触れられた尻たぶの感触、態勢のせいで広がるアナル。ヒクリとアナルの淵が収縮するのが分かり、深呼吸するための呼吸が熱を帯びてしまった。
「……ぁっ♡」
■人には聞かず調べてみようとしたものの■
結局レオ殿に聞いて、教えて貰った答えに驚いてしまった。
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うーん、ちょっとぬるい話をするか、別に未定で話を変えるか迷い所
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