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60】もしかしたらイケるかもしれない
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60】もしかしたらイケるかもしれない
「んっ……♡」
その日は、久しぶりに自慰をした。
不意にレオ殿のオカズの言っていた意味を知ったり、ただ純粋に溜まっていたからだとか。業務的に処理しなければ……と一人ベッドの上で下半身に何も身に着けず自慰に浸った。
(ペニスを弄るんだ)
男なのだから、ペニスで気持ち良くなるはず。頭を下げながら、これから自慰をするぞ! と意気込んでいれば、身体の方は期待するかのように触れてもいないのに亀頭の先からトロリと僅かに白濁を漏らしたのが見えた。
(確かレオ殿のはこうして……)
相談前の、ただ陰茎を握って扱くだけの自慰とは異なり。自身で厭らしい言葉を吐いて興奮して。強弱をつけてペニスを扱く。それから触れたことも無ければ、感じることもなかった胸部。平たい胸の小さな突起をクルクルと撫でたり摘まんだりすれば、今までとは比べ物にならない刺激が私の身体を襲っていた。
スリッ♡ スリスリッ♡
「んぅ……っ♡」
久しぶりに乳首を弄れば、ペニスを放っておいて胸ばかり弄ってしまっている。両方の乳首を、両方の手で。それぞれ指の腹で優しく撫でれば、くぐもった声が私の喉から出ていた。
スリッ♡ スリスリッ♡♡ ゴリッ……♡
「んっ♡ぁ、あ♡」
だが優しい刺激だけでは足りない。だんだんと円を描きながら、指の腹でペニスのように頭を持ち上げようとしている乳頭を押し潰すように押してみる。そうすれば乳頭が横に倒れて、左右の乳頭が向かい合うようになっているのが見えた。
「ぁ♡あ♡わ、私の胸が……♡私のおっぱいが潰れて……♡」
おっぱいだなんて言葉を、口から言ってしまった。恥ずかしい。しかも誰のおっぱいかといえば、私のおっぱいだ。ミルクが出るはずもない乳首を押しつぶしたり、優しく撫でたり。そうしていれば、青臭い匂いがしだして手を止めて下を見た。
「……ふ、ぅ゛……♡」
私の開いた足の中心で、ユルユルと頭をもたげ。勃起して青臭い白濁をトロリと流す私のペニスがあった。
(乳首だけで、こんなに興奮しているだなんて)
最初は戸惑いながらだったが、一度触れてしまえば二度、三度目は抵抗なく乳首を弄った。ただ、あまり弄りすぎると衣服に響く。おまけに衣服に擦れていたくなるので、触れるのはごくたまに。だから一層強く刺激を拾ってしまうのだろうと、どこか他人事のように思いながら、クプリとまた白濁を漏らすペニスを見つめた。
「ペニスも弄らなければ」
実際、乳首で感じてはいても絶頂したことはない。もどかしく熱が籠るばかりで、それならば弄らない方が自分のためだと思っている節があったが、今回はそうもいっていられない。また最近自慰を行っておらず、下半身が重たい。溜まっている物を出そうと私はいつも以上に真剣に自慰に及んだ。
フーッ♡ フーッ♡ フーッ♡
呼吸を整え、乳首から手を離しペニスを握る。今から扱くぞ! と意気込んで私は最後にもう一度深呼吸した。何だか今日こそは、一人で上手くイケる気がしていたんだ。
********
宣伝】Pixiv更新しました
また、終了しましたがBL対象の方、お疲れ様でした。有難うございました
「んっ……♡」
その日は、久しぶりに自慰をした。
不意にレオ殿のオカズの言っていた意味を知ったり、ただ純粋に溜まっていたからだとか。業務的に処理しなければ……と一人ベッドの上で下半身に何も身に着けず自慰に浸った。
(ペニスを弄るんだ)
男なのだから、ペニスで気持ち良くなるはず。頭を下げながら、これから自慰をするぞ! と意気込んでいれば、身体の方は期待するかのように触れてもいないのに亀頭の先からトロリと僅かに白濁を漏らしたのが見えた。
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スリッ♡ スリスリッ♡
「んぅ……っ♡」
久しぶりに乳首を弄れば、ペニスを放っておいて胸ばかり弄ってしまっている。両方の乳首を、両方の手で。それぞれ指の腹で優しく撫でれば、くぐもった声が私の喉から出ていた。
スリッ♡ スリスリッ♡♡ ゴリッ……♡
「んっ♡ぁ、あ♡」
だが優しい刺激だけでは足りない。だんだんと円を描きながら、指の腹でペニスのように頭を持ち上げようとしている乳頭を押し潰すように押してみる。そうすれば乳頭が横に倒れて、左右の乳頭が向かい合うようになっているのが見えた。
「ぁ♡あ♡わ、私の胸が……♡私のおっぱいが潰れて……♡」
おっぱいだなんて言葉を、口から言ってしまった。恥ずかしい。しかも誰のおっぱいかといえば、私のおっぱいだ。ミルクが出るはずもない乳首を押しつぶしたり、優しく撫でたり。そうしていれば、青臭い匂いがしだして手を止めて下を見た。
「……ふ、ぅ゛……♡」
私の開いた足の中心で、ユルユルと頭をもたげ。勃起して青臭い白濁をトロリと流す私のペニスがあった。
(乳首だけで、こんなに興奮しているだなんて)
最初は戸惑いながらだったが、一度触れてしまえば二度、三度目は抵抗なく乳首を弄った。ただ、あまり弄りすぎると衣服に響く。おまけに衣服に擦れていたくなるので、触れるのはごくたまに。だから一層強く刺激を拾ってしまうのだろうと、どこか他人事のように思いながら、クプリとまた白濁を漏らすペニスを見つめた。
「ペニスも弄らなければ」
実際、乳首で感じてはいても絶頂したことはない。もどかしく熱が籠るばかりで、それならば弄らない方が自分のためだと思っている節があったが、今回はそうもいっていられない。また最近自慰を行っておらず、下半身が重たい。溜まっている物を出そうと私はいつも以上に真剣に自慰に及んだ。
フーッ♡ フーッ♡ フーッ♡
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