【完結・BL】騎士団長様は「とある悩み」を解消したい!【賢者×騎士団長】

彩華

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54】私が来る前にしていたことは⑥

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54】私が来る前にしていたことは⑥


(ああ、またやってしまった)

そう思った時には、自身の下半身は濡れていて。それから、ズボンは変わらず窮屈だったんだ。

「アラン様。また嬉ションしてますよ。俺のオナニー見てイッたんですか?」

「ぇ……あっ!?」

レオ殿の自慰を見て、更には自慰を手伝い。普段と立場が逆だな、なんて思っていたのは私だけだったようだ。レオ殿は私と違い、一人で自慰をして一人で達することだって出来ていた。それなのに私はと言えば、レオ殿との口づけに意識を惚けてさせ、身体だって触れてもないのに勃起していた。ビクビクと震えるレオ殿陰茎を見つめ、感じながら私の下半身が釣られるように漏らしていたのは、尿だったわけで。

「ぁ…‥あ……っ♡」

(恥ずかしい……!)

私は羞恥で思わず顔を背け、「すみません」と謝ることしか出来なかった。

「すみません、私はまた……また……っ」

「アラン様」

「は……、ふ、ぅ……ぅんっ゛……♡」

下を向いたままの私に、こちらを見ろというようなレオ殿の声。どうしたら良いかと思いながらも、まずは顔を上げねば行動に出た時には、またレオ殿顔が目の前にあった。それから二度目の口づけ。先ほどの口づけを覚えてしまった口内は、唇が重なるや否やすぐに唇を開いた。スルスルと入り込んで来たレオ殿舌が、再び私の舌を探しにやって来る。違うとすれば、先ほど逃げた舌が後退りすることは無く。ちょん……♡とレオ殿の舌先に自ずから触れにいったこと。

ヌルッ……♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぷぷぷっ♡

「ん……っ♡ふ、ぅ゛♡うむぅ゛♡」

(また、恋人にするみたいな口づけをされてる……♡♡♡)

クラリとする頭と同時に、ドクドクと下半身に熱が集まるのが分かった。
舌先で挨拶のように触れたかと思えば、巻き付いて舌を扱く。まるでペニスを扱かれているようで、ヘコッ♡と私の腰が揺れた。かと思えば、ボロン♡と解放感を感じる下半身。

「ん゛……!?」

ちゅっ♡ シュコシュコッ♡ ぢゅぅぅぅぅうう~~~~♡♡♡♡

「ぉ゛……♡あ゛……♡」

一気に濡れたペニスを扱かれる感触と、舌を吸い上げられる感触に一気に何かが弾けるのが分かった。

(言わなくちゃ…‥♡)
「ぃ、ぐ……♡ぉ、お゛っ♡い、ィゥ♡イ゛……グゥ゛~~ッ!♡♡」

舌先が水音を立てる中、ヒュゥと呼吸をするように最初は小さく。だがビュクク! と白濁が飛んだのが見えた。

ビュククク!♡ へこっ♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡ レロォッ……、

「んぁっ♡……ぁ゛……♡」

「ちゃんとイクって言えて偉いですね、アラン様」

フワフワとした浮遊感、脱力感に達した快楽。理性が追い付かない中で、レオ殿に褒められていることだけは分かり。

「え、えへぇ……♡嬉しいです……♡」

そんなことを呟いて、今度は意識がプツリと切れた。

*********
え~ん、ネタ切れです(><)
ちょっと次回更新時間かかるかもです
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