【完結・BL】偽装カップルですが、カップルチャンネルやっています【幼馴染×幼馴染】

彩華

文字の大きさ
上 下
52 / 66

52】帰って来たら恋人気分で⑪

しおりを挟む
52】帰って来たら恋人気分で⑪

 「ぅ、う゛っ……♡」

恥かし気なく、自身の尻たぶを開いてヒクつくアナルを北斗に見せつけた。それから、「挿れてくれ」と頼む。北斗は嬉しそうに笑って、俺に近づいた。それから、ギシリとベッドを軋ませて互いの身体が重なる。まだ挿ってもないのに、アナルとペニスだけが触れ合い。締まって盛り上がった入り口が、亀頭とまるでキスしてるみたいな感覚。ヌメついた白濁で尻が濡れた。

ぷちゅっ♡ ぬちゃぁ……♡ ぷちゅちゅっ♡

(触れているのに、挿ってこない……!)

「ぁ、も゛っ……♡ほ、北斗……♡北斗……♡早く……ぅ゛……♡挿れてくれ……っ!」

(早く俺のこと、抱いてくれ)

体勢的に尻たぶを広げておくのがきつくなり、最後には手が離れてしまった。身体の両サイドに手が落ちる。その隙を突くように、ヌププッ……♡と北斗のペニスが進んだ。

「は……ぁ、あ゛……っ♡」

ヌププッ♡ ヌププププッ……ヒクッ♡ ヒクッ……♡

「そうそう、ゆっくり息を吐いて? 圭、飲み込むのが上手だよ」

「う、るさ……ぁ゛っ……♡」

息を吐くのに合わせて、北斗がナカへ進める。ミチミチと先ほどまでキスしていたようなアナルを広げながら、俺のアナルはヒクヒクとアナルの皺を伸ばしながら飲み込んでいく。

フーッ……♡ ヌププッ♡ フーッ……♡ ヌププッ♡

「ふ……ぅ……う゛……っ♡」

疼いていたナカに、指以上の太さと質量が挿ってきた。指で解されたナカは、痛みはなく前進していくペニスに喜んでいるようだった。そういえば、いつもは付けているゴムを付けるのを忘れているのか、いつも以上に北斗の形が分かる気がする。

(挿って来た……♡)

ヌプン♡

ゆっくりと前進していたペニスが止まった。俺の尻たぶには北斗の肌が触れていて、全部挿れ終わったのだと気づく。馴染ませるためか、北斗がそのまま動かずに俺のナカで留まった。

(北斗の熱い♡)

フーッ……♡ フーッ……♡ ドクドク♡

「……圭、全部挿ったよ」

「ぅ、あ……っ♡」

北斗の熱も、形もいつも以上に感じた。

「圭、もう動いても大丈夫?」

「ん……、大丈夫゛ぅ……♡!」

ズロロ~ッ……トンッ♡ ビクビクビクッ♡♡

大丈夫じゃなかった。ゆっくりだが、北斗が腰を前後した刺激にビクビクと身体震えた。前進してきたナカを、戻ったと思えば、優しくナカを突かれる。だがアナルを通過する際に丸みを帯びた亀頭が優しいとは言えない大きさだったのを俺は知っている。それに、今まで何度も突かれてきた。ナカを突く度に、俺の口からはまた濁点混じりの声が出るだけ。

「ぉ゛……♡あ、ぁ゛……♡北斗……♡」

(気持ち良い)

******
更新しました。お気に入りほか有難うございます!
あと2,3くらいで終われたら…!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしてもお金が必要で高額バイトに飛びついたらとんでもないことになった話

ぽいぽい
BL
配信者×お金のない大学生。授業料を支払うために飛びついた高額バイトは配信のアシスタント。なんでそんなに高いのか違和感を感じつつも、稼げる配信者なんだろうと足を運んだ先で待っていたのは。

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

英雄一家は国を去る【一話完結】

青緑
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。

夫から「用済み」と言われ追い出されましたけれども

神々廻
恋愛
2人でいつも通り朝食をとっていたら、「お前はもう用済みだ。門の前に最低限の荷物をまとめさせた。朝食をとったら出ていけ」 と言われてしまいました。夫とは恋愛結婚だと思っていたのですが違ったようです。 大人しく出ていきますが、後悔しないで下さいね。 文字数が少ないのでサクッと読めます。お気に入り登録、コメントください!

【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~

綾雅(要らない悪役令嬢1巻重版)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」  洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。 子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。  人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。 「僕ね、セティのこと大好きだよ」   【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印) 【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ 【完結】2021/9/13 ※2020/11/01  エブリスタ BLカテゴリー6位 ※2021/09/09  エブリスタ、BLカテゴリー2位

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました

SEKISUI
BL
 ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた  見た目は勝ち組  中身は社畜  斜めな思考の持ち主  なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う  そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される    

【完結】私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね

江崎美彩
恋愛
 王太子殿下の婚約者候補を探すために開かれていると噂されるお茶会に招待された、伯爵令嬢のミンディ・ハーミング。  幼馴染のブライアンが好きなのに、当のブライアンは「ミンディみたいなじゃじゃ馬がお茶会に出ても恥をかくだけだ」なんて揶揄うばかり。 「私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね! 王太子殿下に見染められても知らないんだから!」  ミンディはブライアンに告げ、お茶会に向かう…… 〜登場人物〜 ミンディ・ハーミング 元気が取り柄の伯爵令嬢。 幼馴染のブライアンに揶揄われてばかりだが、ブライアンが自分にだけ向けるクシャクシャな笑顔が大好き。 ブライアン・ケイリー ミンディの幼馴染の伯爵家嫡男。 天邪鬼な性格で、ミンディの事を揶揄ってばかりいる。 ベリンダ・ケイリー ブライアンの年子の妹。 ミンディとブライアンの良き理解者。 王太子殿下 婚約者が決まらない事に対して色々な噂を立てられている。 『小説家になろう』にも投稿しています

お兄様の指輪が壊れたら、溺愛が始まりまして

みこと。
恋愛
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。 きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。 私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。 だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいかないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。 なのに、ある日、お兄様の指輪が壊れて? 全7話、ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです! ※「小説家になろう」様にも掲載しています。

処理中です...