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50】帰って来たら恋人気分で⑨

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50】帰って来たら恋人気分で⑨

 ナカに挿る指が、更に増え。あっという間に先に挿っている指と並んだ。根元まで挿った指は、ペニスほどではないが、質量感はある。ナカにあると意識するだけでも、またヒクリと俺のアナルは収縮しながら、アナルの入り口もナカも北斗の指に強請るように吸い付く。

「ふ……ぅんっ……♡」

「圭、動かして良い?」

「うん♡頼む、ナカもっと触って……♡」

「ナカだけで良いの?」

ココは? と握られたのは、俺のペニス。

「ほら、見て? 圭」

ギュッ! シュッ……シュッ……♡ ギュッ!♡ トロ~~ッ……♡

扱かれたかと思えば、一往復しカリ下を握って再び握ったまま動きを止めた。そうすれば、トロリと白濁が量を増して漏れ出る。その様をまざまざと見せつけられ、恥ずかしくなった。

「やだっ、やめっ……!」

「嫌? じゃあ、ナカだけ触る? ナカだけでイク?」

「ふ……ぅ゛っ♡ぁ、あ゛……!?♡」

クイッ♡ くぱぁ……っ♡♡

「な、ナカ……! 広げ……っ♡♡」

ナカにある北斗の指が、ピースをするように左右に開いた。くぱぁっ……♡と俺のアナル。ナカが広げられていく。反射的にアナルを締めようとすれば、北斗の指がしっかりと触れて腰が浮いた。

「ふ、ぅン……ぁ、あ……♡」

「うん。広げてるよ。ほら」

くぱっ♡ くぱっ♡ くぱぁっ……♡ ヒクヒクッ♡

一度広げた指を、いったん閉じて。数回くぱくぱと開閉した。アナルの力と指の力では、指の力が強い。逃げるように下半身を浮かせた状態で呼吸をするのは苦しいが、刺激に耐えられない。開閉しながら、ナカの腸壁を挟んだりするものだからビリビリとした刺激が一気に頭まで駆け抜けて、プシッ♡と小さく白濁が吹き出した。

「ん゛♡ぅ、ぐ……ク、イクっ……!♡」

プシッ……♡ ピュルルッ……!♡♡ へこっ……キュゥッ♡ へこっ♡

(ナカだけでイッた……♡)

北斗の指をナカに挿れたまま、俺は軽くだがイッてしまった。気持ちの良い刺激が身体中が包まれ、余韻に浸る。だがそれは僅かな間で、ナカに入ったままの北斗の指が「忘れるな」というように、開閉した。

「圭、お尻を広げられただけでイッたの? 可愛いね」

可愛い。また北斗が俺に可愛いと言ってくれる。ヒクリとまた指を締めたアナルに、北斗が笑いつつ、ゆっくりと指が出て行った。その刺激すら気持ちが良くて、身を捩る俺。

「ぁ、あ……北斗……♡」

俺から一旦離れた北斗が、膝立ちになってズボンのウエスト部分に手をかける。見れば俺と同じく、下半身は窮屈そうになっていてズボンを脱ぐのも大変そうだ。

「もっと早く脱いでおけば良かった」

珍しくボヤく北斗がズボンの前を開けば、薄い下着越しにボロンと勃起したペニスが現れて、思わず息を飲んだ。

*******
更新しました。お気に入りほか有難うございます。
イイネが増えていて嬉しかったです
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