【完結・BL】偽装カップルですが、カップルチャンネルやっています【幼馴染×幼馴染】

彩華

文字の大きさ
上 下
48 / 66

48】帰って来たら恋人気分で⑦

しおりを挟む
48】帰って来たら恋人気分で⑦

 北斗に下着を脱がせてもらい、窮屈さから解放された俺の下半身。北斗に撫でられた亀頭からは、トロリと白濁が漏れ続け。俺はといえば、ペニスを撫でられる刺激に、また顔をのけ反らせた。乳首を強く摘ままれるほどの痛みではないが、刺激の強さにまた「やだ」と漏らす俺。そんな俺の言葉に、北斗の手が再びピタリと止まってしまった。

「止めて良いの? 圭」

ヌチャァ……♡と粘ついた白濁が手の平にはついていて、目を逸らしたくなった。

俺が出した白濁で、北斗の手が汚れている。俺の視線に気づいた北斗が、ワザとらしく粘ついた手を口元へ持ってゆき、ペロリと舐めた。

「圭の味がする」

「そんなの知らないっ……!」

カァァァッ……! と羞恥で身体が一気に熱くなるのが分かった。だが、俺の反応が楽しいのか、北斗は俺を揶揄うのを止めない。

「知らないなら食べてみる? 美味しいよ?」

美味しいわけない。だが、北斗は気にする様子がないまま、俺の口元に北斗が指を差し出した。

「ほら、一口舐めてみて? それに、これは圭が出したやつだよ?」

「くっ……ん、んむっ……♡」

仕方がないと、小さく口を開ければ北斗が俺の口に指を押し入れた。青臭い味が、舌から口全体へ。苦みのある青臭さに思わず眉間に皴を寄せ、すぐに北斗の指を口から出した。

「美味しくない」

「そう? 俺は美味しいと思うんだけどな」

ちゅっ、と北斗が頬にキスをして、再び手を俺の下半身へ。違うとしたら、俺が舐めた方の指をヒクつくアナルへ添えたこと。

「ひっ……!♡♡ひ、ぁ゛……♡」

(浅いとこに入ってる……!)

亀頭を再び撫で始めながら、時おり指の第一関節あたりが、ヒクつくアナルのナカに入った。

「んっ゛♡ぅ、あ、ぁ゛っ……!♡」

くぷっ♡ くぷっ♡♡ なでっ♡ ツ~~ッ♡ シュッ! シュッ!♡

「お゛っ……!♡ち……ちんちん♡全部馬鹿になっちゃう……!♡」

「良いよ。一回イッておこうか」

「んっ……。北斗、イカせて?」

俺が言ったことをしてくれると言ったんだ。こういう時だけ、俺も素直な言葉を便乗するように隠して言ってみた。

(北斗、好き。早くイカせて。気持ち良くして)

*******
更新しました!お気に入りほか有難うございます!
今回短くてすみません
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた

翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」 そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。 チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話

あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ハンター ライト(17) ???? アル(20) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 後半のキャラ崩壊は許してください;;

どうしてもお金が必要で高額バイトに飛びついたらとんでもないことになった話

ぽいぽい
BL
配信者×お金のない大学生。授業料を支払うために飛びついた高額バイトは配信のアシスタント。なんでそんなに高いのか違和感を感じつつも、稼げる配信者なんだろうと足を運んだ先で待っていたのは。

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!

灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。 何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。 仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。 思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。 みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。 ※完結しました!ありがとうございました!

【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~

綾雅(要らない悪役令嬢1巻重版)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」  洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。 子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。  人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。 「僕ね、セティのこと大好きだよ」   【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印) 【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ 【完結】2021/9/13 ※2020/11/01  エブリスタ BLカテゴリー6位 ※2021/09/09  エブリスタ、BLカテゴリー2位

処理中です...