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7】眠れなかったので
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7】眠れなかったので
場所は俺の部屋のベッドの上。ゆっくりベッドで眠ろうかと、横になっていた時だった。
「……」
「…………寝れねぇ」
理由は簡単だ。
好きな相手が、寝る前まで「俺とするの気持ち良い?」なんて聞いてくるから。
無駄に顔が良い顔で、俺が堪えなければ答えるまで。最後には、大きな身体で「ねぇ、教えて?」と小首を傾げて聞いてくるときている。
本当に無駄に顔がいいだけに、うっかり俺の方が照れそうになった。どうにかご飯を食べながら口の中を器用に噛んで顔が赤くなったり、緩みそうになったのを堪えたが、やっぱり惚れた弱みってのは大きな弱点だと思う。
(まぁ、俺と違って何の様子も変わらないのは、北斗が俺のこと友達と思ってるからだろうけど)
「……」
横になっていた身体を起こし、ベッドに腰かける。
正直にいうと、北斗の顔やら何やらを思い出したらムラッとしてしまった。
(だってさぁ~~! おまけにさぁ~~! メッセージの対応恰好良すぎるだろ??)
「くそっ……俺が北斗にチョロイばかりに……!」
何あれ? 応援じゃないからって、即決めでブロック削除の動き。判断が早すぎるだろ。
ほんの少し、俺のためにだなんて期待までしちゃった俺は、嬉しさも相まって下半身が反応し始めてしまうわけで。
「……ッ、仕方ない。抜くか」
妙にさえた頭と、反応を始めた身体は眠気からは遠ざかってしまった。軽く抜いて寝てしまった方が早いと、部屋の電気はサイドテーブル程度に。それからベッドの傍にあるティッシュを引き寄せて、俺の手は自身の下半身へと伸びた。
「北斗に気づかれないようにしないと」
小さな音ならば、きっとバレはしないが同じ家に人がいるのに自慰。オナニーをすると思うと緊張してしまう。息を潜め、フーッ……と長く。ゆっくりと息を吐きながら下着をズラせば、頭を下げたままではあるが反応を始める自身のペニスが見えた。
ギュッ……! シュッ……シュッ……♡
乾いたペニスを握れば、最初少し痛かった。力を緩めて、陰茎を扱く。手で作った輪に、カリ下に引っかかりヌポヌポと輪の中を行き来した。
シュッ♡ ヌポッ♡ シュッ……♡ ヌポッ……♡ フーッ♡ フーッ……!♡♡
「んっ……ぐ、っ……♡」
声を漏らさないように、下唇を噛みながらも手は止めず。ヌポッ♡と亀頭が顔を出す時、トロリと先端に白濁が漏れ始めていた。同時に、頭を下げていた柔らかなペニスは、ゆっくりと勃起をしている。
(早くイキたい……♡)
ペニスに刺激を与えながら、俺の頭の中に浮かんだのは俺を抱く北斗の姿だった。
『圭』
(北斗……♡)
*******
更新しました!お気に入り・イイネ有難うございます(^^)
場所は俺の部屋のベッドの上。ゆっくりベッドで眠ろうかと、横になっていた時だった。
「……」
「…………寝れねぇ」
理由は簡単だ。
好きな相手が、寝る前まで「俺とするの気持ち良い?」なんて聞いてくるから。
無駄に顔が良い顔で、俺が堪えなければ答えるまで。最後には、大きな身体で「ねぇ、教えて?」と小首を傾げて聞いてくるときている。
本当に無駄に顔がいいだけに、うっかり俺の方が照れそうになった。どうにかご飯を食べながら口の中を器用に噛んで顔が赤くなったり、緩みそうになったのを堪えたが、やっぱり惚れた弱みってのは大きな弱点だと思う。
(まぁ、俺と違って何の様子も変わらないのは、北斗が俺のこと友達と思ってるからだろうけど)
「……」
横になっていた身体を起こし、ベッドに腰かける。
正直にいうと、北斗の顔やら何やらを思い出したらムラッとしてしまった。
(だってさぁ~~! おまけにさぁ~~! メッセージの対応恰好良すぎるだろ??)
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何あれ? 応援じゃないからって、即決めでブロック削除の動き。判断が早すぎるだろ。
ほんの少し、俺のためにだなんて期待までしちゃった俺は、嬉しさも相まって下半身が反応し始めてしまうわけで。
「……ッ、仕方ない。抜くか」
妙にさえた頭と、反応を始めた身体は眠気からは遠ざかってしまった。軽く抜いて寝てしまった方が早いと、部屋の電気はサイドテーブル程度に。それからベッドの傍にあるティッシュを引き寄せて、俺の手は自身の下半身へと伸びた。
「北斗に気づかれないようにしないと」
小さな音ならば、きっとバレはしないが同じ家に人がいるのに自慰。オナニーをすると思うと緊張してしまう。息を潜め、フーッ……と長く。ゆっくりと息を吐きながら下着をズラせば、頭を下げたままではあるが反応を始める自身のペニスが見えた。
ギュッ……! シュッ……シュッ……♡
乾いたペニスを握れば、最初少し痛かった。力を緩めて、陰茎を扱く。手で作った輪に、カリ下に引っかかりヌポヌポと輪の中を行き来した。
シュッ♡ ヌポッ♡ シュッ……♡ ヌポッ……♡ フーッ♡ フーッ……!♡♡
「んっ……ぐ、っ……♡」
声を漏らさないように、下唇を噛みながらも手は止めず。ヌポッ♡と亀頭が顔を出す時、トロリと先端に白濁が漏れ始めていた。同時に、頭を下げていた柔らかなペニスは、ゆっくりと勃起をしている。
(早くイキたい……♡)
ペニスに刺激を与えながら、俺の頭の中に浮かんだのは俺を抱く北斗の姿だった。
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