【完結・BL】異世界転生してみたら、出会った巨人がめちゃくちゃタイプだった件【巨人×人間】

■一緒の部屋で眠る夜⑤※ややR

■一緒の部屋で眠る夜⑤

「んっ、ふ……ぁ、あ……ぁ……♡」

いつぶりかの自慰に、俺の頭はだんだんと理性を欠いていく。気持ち良いことが頭の中を埋めていく。勿論、ソラにバレませんようにと思いながらも、口から漏れ出る声を止めることが出来ない。それどころか、声は大きく、語尾に♡が付いているように聞こえるくらい甘い声だった。

「ふ……ぅっ……♡」

（前は、こんな声出てなかったのに）

そりゃあ、恥ずかしいから声を我慢することは前からあったが、それとは明らかに声質が違う。まるで自分の口から、女の子みたいなくぐもった。何かを受け入れるような、普段よりも幾分高い声が漏れていることに気付いていた。

事に及びながら下を見れば、俺の手の間に見上げるように勃起したペニスが見えた。赤く腫れたペニスの小さな穴から、トロトロと青臭さの源泉である白濁が漏れ続けている。

「は……っ、ぁ……♡」

（イキそう）

時おり、漏れ出る白濁がプピュッ♡と小さな噴水のように勢い良く漏れ出ていた。それから、扱く陰茎の下にぶら下がっている睾丸が、キュンキュンと熱く張っている。漏れ出ているというのに、精子が活発なんだなぁと他人事のように変なことを考えている俺。
耐え性がないと思いながら、へこっ♡と俺の腰が前後していた。

へこっ♡　へこへこっ♡♡　シュッ！　プッ……♡　シュコッ……！　プチュチュッ♡　

横を向いていた身体が、思わずうつ伏せになり。握ったペニスを押しつぶすかの如く、体重をかけ衣服越しにシーツに擦り付けるように腰を振った。

（声もだけど……こんな風には……♡）

声もだが、こんな風な自慰もしていなかったのに。言い訳だが、久しぶりということもあり、理性を欠いていく頭がただペニスの言いなりのようになっていた。プシッ♡とまた小さく噴き出した白濁が、うつ伏せのまま俺の臍下を濡らす。焦らされた身体が達するのは、意外と早く。睾丸からじんわりと潰れていったペニスが、陰茎から生暖かな白濁を勢い良く噴射した。

「んっ……！♡　ふ、ぁ、あ……♡ぁ゛～～～～♡♡」

プチュッ♡　ピュククククク～～～～ッ！♡♡♡　

「い゛っ……！♡♡」

だが唯一残っていた理性が、このまま漏らし続けたら不味いと扱いていた手をギュッ！　と。今度は吹き出る白濁が溢れるのを防ごうと亀頭の上で蓋をするように受け止めた。

ギュム！！　プキュキュキュッ…………♡♡♡　へこっ♡♡♡♡　ほかぁ……♡

「ぉ……ぉあ゛……♡」

きっと今、下着の中は悲惨な状態だろう。抑えた手は生暖かかく、ドロドロとしている。無意識に、へこっ♡とシーツにペニスを擦り付けて、蒸れた感じがしていた。

「は……っ♡は……、ぁ……♡」

達した脱力感に、頭まで抜けた快楽が気持ち良い。シーツは大丈夫だっただろうか？　と思い、おそるおそる自身の手が突っ込まれている下肢を見た。

むわぁっ……♡

「うっ……」

鼻を突く青臭さ。結果は、ワンちゃん乾くのを願おうというところ。
シーツは濡れていなかったが、寝巻の中心が色を変えている。丁度、ペニスのあった箇所。

「あー……」

流石に苦しいと顔を毛布から出し。俺にある布といえば、インナーくらい。背に腹は代えられないと、インナーの裾でペニスと濡れた手を拭きとった。

「頼む。明日は乾いていてくれ……！」

俺の体温の高さで明日の朝下半身が渇いていますようにと願いながら、俺は今度こそ眠りについたのだった。

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とりあえず、ぬるいRはここまで！
詰んだので、ちょっと次回更新は未定です＞＜