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■一緒の部屋で眠る夜③※ややR
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■一緒の部屋で眠る夜③
自分でも、こんなことしちゃいけないと頭では分かっているが身体は止まらなかった。どうしようもなくソラに触れたくて。どうしようもなく好きだという気持ちが、今日に限って溢れてしまったんだ。多分、同じ部屋で寝て。色々あった一日の中で、今までで一番ソラを近くで感じているせいだろう。俺の下心なんて知らないソラが、穏やかに眠っている。
(起きないでくれよ)
先程まで、よく寝ていると思っていたが自分が今からしようとしていることを思うと、起きないでくれ気持ちが変わる。今ソラが起きてしまったら、うまいこと言い訳が思いつかない。多分、俺の口から出るのは、「へへっ」とか「起きちゃったか」とか。苦し紛れの、笑って胡麻化すのが精一杯だろう。だから頼む。今だけは起きないでくれ。
静かに眠るソラの柔らかな髪の上で、同じく色白で柔らかな頬に触れる。その肌に吸い寄せられるように、俺の唇は近づいて。最後に「ちゅっ」と小さな。挨拶の口づけのような小さな音がした。
────ちゅっ。
(ソラ、寝てる時にこんなことしてごめん)
自分でしておきながら、罪悪感が俺を襲う。それと同時に、満たされている部分もあった。ソラと初めて会った時の高鳴りは、ふとした瞬間も俺の中で鳴り続けている。
「……」
すりっ、と甘えるように顔を摺り寄せたが、当たり前だが反応はない。夜に一人で俺は何をしているだと思いながら、大人しく着た道を戻って行った。
もう一度布団を被るも、やはり眠たくない。それどころか、それ以上の。先ほど触れた唇を撫でた時、自身の下肢が寝巻の中でピクリと反応するのが分かった。
「……っ!」
(不味い!)
俺は、更に毛布の一か所だけ穴を開けたようにしたまま深く潜り込み。身体を丸め、久しぶりにペニスに触れた。
……ふにっ。
まだ柔らかなペニスが、確かにヒクリと芯を持ち始めるように感じた。
(そういえば、こっちに来て自慰とかしてなかったもんな)
生理現象だと思いつつも忙しく、それらしいことをしていなかった。いや、性欲が湧かなかった。それが今、久しぶりに湧いている。つまりは、そういうこと。俺は、ソラに触れてムラッとしてしまったということで。
「ふ……っ、ぅ……」
身体を横に向け、ペニスを脚の間に挟むようにしながらペニスを掴んだ。そのまま数回、下着の中でペニスを扱く。シュコッ……と乾いた音を立てながら、手を引けば自身の茂った陰毛が触れた。
「ぅ……ぐっ……」
(こんなことするの、久しぶりだな)
一度手を動かしてしまえば、達するまで止めることが出来ない。久しぶりの刺激に驚きながらも、だんだんと柔らかかったペニスが固くなっていくのが分かった。
*******
短いですが、軽度なR的な内容になりました
話別でR指定のやり方が分からず、シリーズをR区分に変更致しました
【宣伝】「DT騎士団員は~」を久しぶりに更新しました!良ければ読んで頂けると嬉しいです
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(起きないでくれよ)
先程まで、よく寝ていると思っていたが自分が今からしようとしていることを思うと、起きないでくれ気持ちが変わる。今ソラが起きてしまったら、うまいこと言い訳が思いつかない。多分、俺の口から出るのは、「へへっ」とか「起きちゃったか」とか。苦し紛れの、笑って胡麻化すのが精一杯だろう。だから頼む。今だけは起きないでくれ。
静かに眠るソラの柔らかな髪の上で、同じく色白で柔らかな頬に触れる。その肌に吸い寄せられるように、俺の唇は近づいて。最後に「ちゅっ」と小さな。挨拶の口づけのような小さな音がした。
────ちゅっ。
(ソラ、寝てる時にこんなことしてごめん)
自分でしておきながら、罪悪感が俺を襲う。それと同時に、満たされている部分もあった。ソラと初めて会った時の高鳴りは、ふとした瞬間も俺の中で鳴り続けている。
「……」
すりっ、と甘えるように顔を摺り寄せたが、当たり前だが反応はない。夜に一人で俺は何をしているだと思いながら、大人しく着た道を戻って行った。
もう一度布団を被るも、やはり眠たくない。それどころか、それ以上の。先ほど触れた唇を撫でた時、自身の下肢が寝巻の中でピクリと反応するのが分かった。
「……っ!」
(不味い!)
俺は、更に毛布の一か所だけ穴を開けたようにしたまま深く潜り込み。身体を丸め、久しぶりにペニスに触れた。
……ふにっ。
まだ柔らかなペニスが、確かにヒクリと芯を持ち始めるように感じた。
(そういえば、こっちに来て自慰とかしてなかったもんな)
生理現象だと思いつつも忙しく、それらしいことをしていなかった。いや、性欲が湧かなかった。それが今、久しぶりに湧いている。つまりは、そういうこと。俺は、ソラに触れてムラッとしてしまったということで。
「ふ……っ、ぅ……」
身体を横に向け、ペニスを脚の間に挟むようにしながらペニスを掴んだ。そのまま数回、下着の中でペニスを扱く。シュコッ……と乾いた音を立てながら、手を引けば自身の茂った陰毛が触れた。
「ぅ……ぐっ……」
(こんなことするの、久しぶりだな)
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