【完結・BL】インキュバス君は魔王様に恋してる！【インキュバス×魔王】

41】我慢できない⑪

41】我慢できない⑪

もうこれで本当に最後。イク。いや、イキたかった。

何度も何度も腰を振り。繋がるアナルから聞こえる水音、肌のぶつかる音、互いの声が大きくなっていた。自身の睾丸の中もグツグツと熱く、早くナカで果てたい。種をまきたいという気持ちが強くなるばかり。

フーッ♡　フーッ♡　フーッ♡

「んっ♡ぁ……ぁ゛♡」

息が荒いまま、ハデスの白い肌に自身の肌を合わせる。アナルとペニスだけにとどまらず、背中と俺の腹まで重なりあって伝わってくる体温に俺の理性も溶けてしまった。いや、今まで良く耐えていた。

「ふ……♡ハデス♡」

「ナイト……ぉ♡」

ちゅっ♡　ちゅぷっ♡　ちゅっ♡

顔が見たいと、後ろから首にすり寄って甘えれば、ハデスが首を動かして俺の唇を受け入れた。今度は甘やかすように、触れるだけの口づけをしながら舌先でも「ちゅっ♡」と舌を撫でたあと、もう一度深呼吸。

「んっ……♡？」

ヒクヒクッ♡　ヒクッ♡　へこっ……ズッ……パァァァン！！♡♡♡♡♡　

「ぁ……♡ナイト♡ない……とぉ゛っ？！？！？♡♡♡♡♡」

亀頭だけ埋めたまま、僅かに勢いをつけ思い切り腰を打ち付けた。時間差でパァァン！と二つの睾丸がハデスの尻たぶを打って、そのまま何度も腰を打ち付ける。

パァァン♡　パァァン♡　パァァン♡

「お゛ぉ゛……♡おほぉ゛！♡ちゅ♡ちゅよい……♡ナカ♡私のナカにぃ゛♡ナイトのがきて……♡わ、わたしのナカ♡お゛っ♡おひぃ゛っ♡♡」

パンッ♡　パンッ♡　ズチュッ♡　たぽっ♡　たぽっ♡　たぽっ♡　パンッ！♡♡

「ハデス♡ハデス♡好きだ♡ハデス♡綺麗なお前のナカに俺のザーメンぶっかけたかった♡好きだ♡ハデス♡俺だけ♡俺だけのハデス♡」

「わ♡私も……♡私もお前が、ぁ゛♡好きだ……♡かけて♡ひぅ゛っ♡ぁ゛っ♡私のナカ♡ナイトのザーメンぶっかけて……♡」

「くそっ……！」

熱いままの腸壁が、ちゅう♡ちゅう♡と吸い付いてアナルを締めて来た。もう出る。もう達してしまう。長い髪が張り付いた背中を舐めて、触れる下腹部を強く押した。

グイッ！　グググググッ……♡！

「も……っ、出るぞ……！」

パァァァン！！！！♡♡♡♡　ビュクククククク～～～～～～ッ♡♡♡♡♡♡

「ぁ、あ゛♡ぁ゛～～～～っ゛♡♡♡♡♡♡♡」

歯を食いしばった俺と、大きな声で善がるハデス。頭の中が真っ白になった。

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すみません＞＜
明日がシリーズ完結になります＞＜
短いですが、よろしくお願い致します