【完結・BL】インキュバス君は魔王様に恋してる！【インキュバス×魔王】

40】我慢できない⑩

40】我慢できない⑩

（やべぇ！　ちんこ♡超気持ち良い……！）

その一言に尽きた。
気を抜けば、果ててしまいそうなほどの快楽。身体を重ねるのは初めて。長年どころではないほど待った、人生の初体験。自身のペニスがゆっくりと好きな相手のナカへと埋まり、一つになっていく。（まぁ……人間だった時より、性欲は強くなっていると思うが）

「ぐ……っ、ぅ゛……」

腰を前に振る度、温かなナカが舌先を歓迎した時のように俺のペニスを歓迎し腸壁が吸い付いた。湯の中に身体を沈めているような感じだが、圧で僅かに感じる痛み。

「ハデス……！」

「あ゛……っ゛……♡お、ぉ゛……♡」

これからだとでも言うように、沈みかける腰を持ち上げて、ゆっくりと前進させていた腰を「パンッ！♡」打ち付けた。

「お゛ん゛っ♡」

パンッ！　ズロロ～ッ♡　パンッ！　パンッ！♡　パンッ♡♡

「ぉ゛♡あ゛♡な、ナカ♡突かれ……て……♡熱い♡熱いのが、わ、私のナカ♡来て……っ゛♡」

「ハデス……！　ハデス……！」

「い゛♡ぁ、ぁ゛～～っ♡つよ、ぃ゛♡止ま、止まれ……！♡ナイト♡強すぎる♡」

「止まれねぇんだよ……！　お前のナカ。ケツまんこの中に俺のザーメンぶっかけるまで満足できねぇ……っ！」

パンッ！♡　パンッ！♡　パンッ！♡　

「ぁ♡なっ……っ゛♡そんな、下品なぁ゛……♡」

腰を引いては打ち付けて、肌と肌がぶつかり合う音が大きく響いた。乾いたような、パンッ！♡と一瞬だけ大きな破裂音のような音の中に、乱暴なギシギシというベッドの軋む音。それから互いの欲に溺れた声。
今では俺よりも理性が溶けて、普段であれば口にしないであろう口調で甘い言葉を漏らすハデス。だんだんと喘ぎ声も綺麗な顔に反して汚くなってきて、正直下半身にきた。

「お゛……♡ぉ゛♡ぉ゛～～っ♡」

ズロロ～～～～～ッ♡

「ぬ、抜ける゛ぅ……♡」

深く押し込んだペニスを、今度はギリギリまで腰を引いて耐える。カリの部分が引っかかるように、ヌプッ♡ヌププッ♡とアナルの淵ギリギリを行き来して亀頭はナカに入れたまま。ハデスが「抜ける」と言いながら、アナルを締めて思わず口角が上がった。

ヌプッ♡　ヌププッ♡

「どうする？　このまま俺の抜けちまうかもなぁ？」

ヌプププッ♡　キュッ♡　ヒクヒクッ♡　

「ん゛っ゛♡ぎ……ぃ゛♡」

抜けないように、アナルを締めたまま。へこっ……♡　と持ち上げた腰が前後して、更にツン♡と尻が高く上がった。

「安心しろ♡抜かねぇから」

フーッ♡　フーッ♡　フーッ♡

息が荒いまま、ハデスの白い肌に自身の肌を合わせる。アナルとペニスだけにとどまらず、背中と俺の腹まで重なりあって伝わってくる体温に俺の理性も溶けてしまった。いや、今まで良く耐えていた。

「ふ……♡ハデス♡」

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次回でシリーズ終わりの予定です
見て頂けると嬉しいです！