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忠誠の証は淫獄を交えつつ無様に描かれる

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運動の時間だ。もう何十回聞いたか分からない絶望の宣告に対して、青年達は全力での抵抗を示した。
自らの胴体を抱き締めているかのような形を腕に強いる白い拘束服を纏わされた上半身を必死によじらせ、足首に嵌められた黒革の枷同士を繋ぐ決して長いとは言えない鎖を甲高く鳴らしながら、青年達は己と仲間を地獄から救い出すべく非道な男達からの脱出を追い求めた。
しかし、青年達の足掻きは状況に何一つとして変化をもたらせなどしなかった。自由を奪われた肉体をどんなに暴れさせても、男達には勝てない。満足に逆らうことも叶わずそもそも数でも負けている以上、青年達に勝ち目などありはしない。
喉近くまでを貫く男根を模した醜悪な張型に歯を立てながら唸り、もがいてもその全ては無駄で。国の支配者層に対し組織を立ち上げ異を唱えたという罪で捕らえられたレジスタンスの青年達は今日も抗えぬ肉体を為す術無く国に従う男達の手で運ばれ、連行された部屋の床から伸びた金属の棒の先端にある輪状の器具を剥き出しにさせられていた男根の根元へと睾丸ごとくびり出す形で装着され、愚かな反逆者に加える運動と称した醜悪な刑罰を叩き込まれ始めてしまった。
それは、男根を捕らえた器具による屈辱に満ちた刑罰。ゆっくりとした駆動を開始した器具に合わせて縛められた肉体を動かすことを強要される、今の己の惨めさを絶え間無く思い知らされる刑罰だ。

「んぅ……っぐ、ふうぅ」
「あっ、もぉっ……ふぐうぅ」

男根の根元を囲う金属の輪と一体化した棒が上下に動けば、青年達はそれを追って拘束された足を伸ばし、折り曲げさせられるしか無い。同様に棒が床に空いた細い穴に沿って横方向に動くならば、青年達は足枷の鎖を擦り合わせつつ自身の肉体もそちらへと運ばされるしか無い。
仲間達と共に、無様なダンスを披露させられる。無理矢理に動かされている男根の軌跡は、到底忠誠など誓えない支配者層達を崇める紋章を描いている。それを察していても、生け捕りにされたレジスタンスの青年達は口を塞ぐ枷越しに悔しげな呻きを漏らしながら、憎き支配者層に仕える男達の前で足を動かし腰を情けなくくねらせるしか無い。
すでにこれ以上無い辱めに苛まれている青年達は、追い打ちの罰を嬉々として上乗せされても拒絶さえ行えず、支配者層達に捧げる滑稽な映像として罰に喘ぐ様子を撮影されても無防備な恥部を覆い隠すことすら許されぬまま、ボロボロの心と身体を服従へと追いやられるしか無いのだ。

「んーっ! んぐ、ぶぐうぅぅぅっ!!」
「ほぼぉっ、ぼあぁぁぁっ!! んっんぅ、むぎゅぅぅ!!」

守りたくても守れない尻穴達に、無慈悲な追撃を生み出す器具が次々とねじ込まれていく。紋章を一回描き終える度に、褒美として意に染まぬ発情を促す効果を有した淫蕩な薬品混じりの栄養剤を腸内へと注入する。床と細いチューブで繋がったそんな非道な器具が、青年達の尻穴へと接続されていく。
これから始まる甘く辛い苦悶に戦慄し、反抗の態度を萎ませた怯え色の哀願をくぐもった声で叫んでも当然それは無意味でしか無くて、レジスタンスとして戦っていた青年達は気高き信念をじわじわと蓄積する疲弊と発情に砕かれながら、支配者層を悦ばせ従順に隷属することを至上の幸福と認識する肉奴隷の思考回路を仲良く深く刻み付けられていくのだった。
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