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哀れな捜査員は素敵な薬をたっぷりと注ぎ込まれる

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「さぁ、到着だよ。ここが、今日から捜査員さんが暮らすお部屋だ」
「これから毎日、たっぷりと可愛がってあげるからね?」
「んおぉっ……あおぉぉ……っ!」

どんなに騒いでも音が外部には一切漏れ出ないよう設計された地下室の扉を開けつつ放たれた悪達の言葉に拒絶と焦りを露わにした唸りを返しながら、捜査員と呼ばれた男は裸体に残った力を振り絞り抵抗を試みた。
反対の肘を手の平で包んでいるかのような状態を強要する黒革製のアームバインダーを装着された腕を背中で暴れさせても拘束からは抜け出せない。左右の足首に黒革製の枷を嵌められ、その枷同士を鎖で繋がれた足を幾ら踏ん張らせても黒革の首輪の前部に位置する輪状の金具を引く悪の指には逆らえない。何より、仮にこの場を脱せたとしてもここが敵の本拠地である以上手足を封じられた姿では逃げおおせるはずも無い。
そんな状況の中で、捜査員の男は口に噛まされた棒状の枷に歯を立てて意味の無い咆哮を発しつつ、自身の為に用意された監禁部屋への入室に抗う。
無論、その努力は悪達にとっては愉悦を加速させるだけの惨めな行動でしか無い。気高き正義の捜査員が、諦め悪く裸体をよじらせながら無駄に頑張っている。本拠地である建物中を惨めに練り歩かされ羞恥と疲労で憔悴しきった汗塗れの裸体に力を込めながら、恥辱の舞台への連行を回避しようとしている。その最高に滑稽な徒労の様子を堪能しながら首輪を容赦無く引き監禁部屋の床に敷いておいた分厚い薄桃色のマットの上に自由を奪った捜査員の裸体を転がした悪達は、マットに押し倒された衝撃に表情を歪め呻きながら再び立ち上がろうとしている間抜けな正義に、嬉々として新たな縛めをもたらし始めた。

「はい、捜査員さん。一旦この鎖は外しましょうね-」
「むぐうぅ!? うぉっ、あおぉぉっ!」
「んでもって、外した鎖はこうして……こう! ふふっ、これでもう、捜査員さんはマットから下りることも出来なくなっちゃったねぇ。可哀想に」
「ふうぅ! むぅぅ……っ!!」

足枷同士を結んでいた鎖を外され、その一部を首輪の後部に存在する金具へと接続する形で施し直された捜査員の裸体は、先程まで強いられていた自らの足での移動を行うことさえ不可能な状態に追いやられてしまった。首の後ろを通る鎖に左右の足首を再結合された足は、大きく持ち上げさせられたままそこから離れられないよう位置を固定された。なりふり構わずに足をもがかせても、捜査員は不自然な格好にされた裸体をみっともなく踊らせるくらいの動きしか取れない。この場から逃げ出す以前にマットの上で強いられた後ろ向きにでんぐり返しを行っている最中のような姿勢から抜け出せなくされた捜査員はもう、己の胴体とマットに腕を挟まれた裸体を悪達の前で惨めによじらせつつ、歩行を強制されていた時以上に見やすくなった男根と尻穴を無様に震わせることしか出来ない。
寝返りすらも出来ない絶望的な立場に置かれた捜査員はもはや、自分を生け捕りにした組織に属する者達が浴びせてくる悪意に為す術無くいたぶられる展開をどう足掻いても避けられはしない。悪に捕獲された正義の男は、無抵抗の裸体を残忍な辱めに嬲り倒されながら屈服へと導かれる道しか、選び取れはしないのだ。

「あんまりにも可哀想だから、素敵なお薬をあげて捜査員さんの心を紛らわせてあげるね。ほら、このお薬をたっぷりお尻に注いで、悔しさや惨めさを感じられなくさせてあげる」
「ふうぅっ!?」
「うんうん、嬉しいね? そんなに嬉しがられたら、俺達も嬉しくなっちゃうよ。捜査員さんも思わず悦んじゃうこのお薬を、ほぉら、今からたくさんお尻にプレゼントしてあげるからね? しっかり見てなよ?」
「むうぅ! んもぉぉぉっ!!」

捜査員として調査を行う中で存在を知った、悪達が理不尽に拉致した男達を隷属に至らせ淫乱へと調教する際に用いる薬品を詰めた注射器に似た器具の先端が尻穴をこじ開けて潜り込む光景を戦慄の眼差しで見つめながら、視線を逸らすことすらも禁じる悪達の手のせいで非道を加えられていく自らの恥部を観察させられながら、捜査員の男は腸内に辿り着いた薬品が早くも生み出した強烈な疼きと痒みに目を剥きつつ、すでに何も出来ない裸体を数人がかりで押さえ付け駄目押しの拘束を与える悪達の輪の中で男根を勃起させ、器具の先端を飲み込まされた尻穴を収縮させ、枷を噛まされた口から無意識に溢れ出た悲痛で情けないくぐもった絶叫を地下室中に反響させ始めるのだった。
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