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足裏を狙う悪達の前で男は哀しく安らぎを味わう

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「あぁっ、うぁぁぁんっ! もぉ、りゃめぇぇっ! おひりらめっ! ひんこも、ちくびっ、もぉぉっ! ゆりゅじでぇぇぇーっ!!」

雄の誇りを忘れ、喉の痛みを気にする余裕も完全に失った男が、舌の回らなくなった口でなりふり構わない哀願の絶叫を放ちながらまた、意に染まぬ絶頂へと押し上げられていく。
その迫り来る絶頂を拒みたくても、男は拒めない。逞しく鍛え上げられた筋肉質な裸体に縄を厳重に巻き付けられ、両手両足の自由を奪い取られてしまった男は、無我夢中で発する心からの哀願を無視して左右の乳首を捏ね、すでに吐き出す精液も枯渇している男根を扱き、縄で抜け落ちないように尻穴の奥深くに固定したバイブを気まぐれに掴んで動かす非道な男達の思い通りに快楽の極みへと追い詰められていくしか無いのだ。

「ほんろに、もぅ、らめ、いやらぁぁぁぁぁっ! もっ、イぎだぐない! だじゅげで!! ぎもぢいいの……もぉりゃめぇぇぇぇーっ!!」

二の腕と胴体を繋ぐ縄を軋ませ、背中で捻り上げられた状態から離れられないよう背面へと縄で縫い付けられた手を虚しくもがかせながら、男が淫獄から抜け出そうと半狂乱になってもがく。
左右の足首から太ももにかけてを縄できつく一つにまとめられた足を痙攣させながら、男は自分を淫らに嬲る男達が強要する絶頂地獄から逃れようと必死に身悶え続ける。
だが、緩み無い縄に縛められた裸体を幾ら暴れさせようとも捕らわれた事実と淫猥に責め立てられている事実を覆すことは出来なくて、男は無駄な足掻きを紡ぐことさえも叶わない憔悴に至ると同時にとうとう白が一切混じっていない淫蜜さえも噴き出せない限界を越えた絶頂へと上り詰めさせられ、男根から何も吐き出さずに迎える不完全な絶頂をもたらす長く鈍い苦しみに意識を跡形も無く擦り減らされ、失神へと追い込まれてしまった。

「あぉっ!? へっ、ほぉぉぉぉーっ!? おっ、こほっ、ほぅ、んぉぉぅ……っ!!」

立ったままの姿勢を維持させられていた汗と淫液塗れの裸体を生物とは思えない勢いで跳ね回らせ、上半身を折れてしまいそうなくらいに仰け反らせながら、男が獣のような鳴き声を上げつつ生まれて初めての絶頂に悶絶する。とっくに意識は途切れているというのに男は甘く蕩けた声で無様に吠え、雄々しき裸体を間抜けにくねらせている。
そんな滑稽極まりない状態に男を仕立て上げた残忍な男達は、尻穴を掻き毟っていたバイブのスイッチを切りつつ仰け反っていた上半身を協力して元に戻すと、焦点の合わない目でうつろにこちらを見つめ絶頂の余韻でまだ小さく呻いている口から唾液を垂らしている男の様子を嘲笑いつつ、意識を手放した男に何の躊躇いも無く仕置きを宣言した。

「あーぁ、勝手に気を失ったら罰だってちゃんと言ったのに、気絶しちゃったねぇ……捜査員さん」
「んじゃ、約束通りお仕置きの開始だぜ? このたっぷりとイきまくった身体を、もっともっと情けなくイきまくらせる苦しい苦しいお仕置きの始まりだ」
「あぉ、んぉぉ……」

まるで返事をするかのように呻いた男に表情を残酷に緩めつつ、捜査員を拉致した悪の男達は許可無く失神した男に対する罰の準備を嬉々として進めていく。
上面に肌触りの良い黒色のカバーをあてがわれた箱型の台に捜査員をうつ伏せで寝かせ、その上から逃れられないよう台の側面に取り付けられた頑丈な金属製の拘束具を用いて足首周辺を台へと縫い付けさせた悪達は、誤っての舌噛みを封じつつ口呼吸を禁じる男根型の黒い枷を捜査員に喉近くまでを貫く形で飲み込ませると、無防備に足裏をさらけ出させた足の前に集合し未だに疲弊色の眠りを貪っている捜査員に改めて、地獄の開始を笑い混じりに伝えた。

「さぁ、今からこの筆と薬を使って、捜査員さんの足裏をじっくりとくすぐって、弄んでやるよ」
「捜査員さんをイかせまくってた時に使った物よりも強烈な媚薬だから、すぐにくすぐられながらイき狂う淫乱な足になれるぜ?」
「しかも、口枷のせいで満足に笑えない上に呼吸も十分に出来ない。加えて下手に身悶えたら台に乳首とチ○コが擦れて、バイブがめちゃくちゃに捜査員さんのケツ穴をほじくり回しちまうおまけ付きだ。こんなひどいお仕置きされたら、流石の捜査員さんも気持ち良すぎて、何もかもを全部忘れた肉便器に堕ちちまうかもなぁ……?」
「ふぅ、ふぐぅ……」

何も聞こえていないが故に恐怖することも、身構えることも出来ない捜査員の男は、これから始まる真の地獄を知る由も無いまま、一時的に訪れた夢の中の安らぎを歪んだ興奮と欲望を滾らせている悪達の前で哀しく味わっていた。
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