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気高き心と肉体は建前を忘れて欲望に堕ちる

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自分達が下手な抵抗を行ったら、共に捕らわれたもう一人に苛烈な罰が加えられてしまう。自分達が従順とは真逆の態度を取り続けたら、愛すべき祖国とそこに住む者達の命が非道な帝国の軍勢によって打ち壊されてしまう。
そんな危惧を胸に募らせながら、憎き帝国の捕虜に貶められた双子の青年王子は屈辱を堪え反抗を抑え込みつつ与えられる指示全てを受け入れる日々を送り続けた。王族としての誇りだけでなく雄としての矜持すらも痛め付ける、淫らな辱めに満ちた奴隷の生活を耐え忍び続けた。
国の為、民の為。そう己に言い聞かせながら意に染まぬ快楽に為す術無く鳴かされ、数えきれぬ程の男根を上下の口にくわえさせられる地獄。数でも立場でも圧倒的な優位を取った帝国の者達が口にする脅しの言葉に抗えぬ状況を改めて理解させられながら、全身を使って男根への奉仕を強要される淫獄。朝も昼も夜も関係無くやって来る淫らな苦悶に心を打ちのめされ、否定しきれぬ甘い至福に衣服を纏うことすらも許されない肉体を作り変えられた王子達は、やがて悦楽を心から嬉しがる淫乱へと躾けられ、雌の快感が無い状態に違和感を覚える状態へと追い込まれ、とうとう自分達が気高き王族であったことはおろか人間としての自覚すらも忘れた色狂いへと貶められてしまった。

「おっ、んぉっ、ほっ、おぉんっ!」
「あぉ、はぉっ、おっおっ、んぉぉぉんっ!」

飼育される存在であることを表わす黒色の首輪以外に装飾を一切纏わず、手足にも拘束の類を施されてはいないというのに、双子の青年は逃げ出そうと試みる素振りすら見せない。
床に手を着き足を着き、床に固定された極太の張型を用いて自らの尻穴をぶぼぶぼと夢中でほじくり回しているかつて王子であった青年達は獣じみた鳴き声を発しながら途切れない疼きに苛まれているはしたない穴を慰めることに必死で、自分達を閉じ込めている部屋の扉と格闘することさえも出来なくなってしまっている。

「おほっ、おぉんっ! あっ、おぉ、ふぉぉぉんっ!」
「くひっ、んぃぃぃっ! あぇ、はひっ、ほぉぉぉんっ!!」

正面にいるもう一人が一生懸命に裸体を上下させる姿を見つめながら、切なげに鳴き喚く淫獣達。自分の周期で得る快楽では絶頂には辿り着けない、非道く嬲られないと快楽は極められない。凌辱に慣らされすぎて加減も愛も無い責めでしか頂点へと達せなくなった自らの肉体に打ちひしがれつつも、射精欲を際限無く高め続けている男根をぶるぶると踊らせながら肛虐の悦びを貪っている欲に溺れた淫乱達。
そうして完全に陥落した二人の元へ今日も訪れた帝国の男達は、何も言わずにズボンのファスナーを下ろして男根を露出させ、それを待ち望んでいた青年王子達の口に取り出した男根を押し付けてやった。

「あむっ、んむぅ……ふぶっ、むぉ、んうぅぅっ!」
「ちゅ、ふむぅ、ぷぁ、あむっ……んんぅ、むうぅぅんっ!」

迷い無く突き出された男根へとむしゃぶりつき一心不乱に舐め回し始めた青年達の痴態を堪能しながら、憎んでいたはずの男の腰に添えた手で裸体を支え頭部を前後に動かして口内の男根に奉仕を行いつつ足の動きを継続して一層激しく己の尻穴を苛め抜く壊れた王子達の奉仕に充足を募らせながら、男達は何もかもを捨てて幸せな肉奴隷の道を選んだ双子に対する獣欲を膨らませ、何度経験しても飽きない美しき元王子の肉体をいたぶる愉悦に心と男根をビクビクと踊らせていた。
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