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男は刑事を優秀な肉便器として扱う

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無音と暗闇に覆われていた空間に扉が開く音が鳴り、続いて室内に蛍光灯の明かりが点される。その変化に反応した男は部屋の中央に敷かれた黒いマットの上で顔を開いた扉の方に向け、黒革の目隠しの向こうにいる存在に向かって黒のテープを貼り付けられた口で救いを求める唸りを発した。

「んーっ! んぐ、むぐぅぅっ!!」

目隠しと口のテープを取ってくれ。背中で手首を縛り二の腕を胸部に括り付け足首と太ももを短く結合して裸体の自由を奪っている縄を解いてくれ。そんな願いを込めて男から放たれた必死の唸り。だが、その唸りを聞いた存在は、男を捕らえ裸体に拘束を施して地下室に監禁している存在は男の願いを無視して冷たく笑いながら男へと歩み寄っていく。
もしかしたら助けが来たのかも知れない。淡い希望を込めて拘束からの解放を塞がれた口で求めた男は、やって来た存在が無言で距離を詰めてくる足音で目隠しの向こうの存在が自分を捕らえた男であることを把握し、今日の辱めが始まるという絶望に打ちひしがれながら怯えた呻きを漏らし裸体を一層激しくもがかせる。

「ん、んむぅっ! うー! うぶ、ぶむぅぅっ!」

もちろん、きつく裸体を縛り上げる縄はもがいたくらいでは解けない。男が半狂乱で裸体を暴れさせてもそれは縄を軋ませ、隠すことも許されない恥部を情けなく揺らす程度の変化しか起こせず、男は自分を支配する男から逃れられない。
右半身を下にして寝転がっていた裸体を仰向けにさせられても抗えず、縄で無理矢理に折り畳まされた足を限界まで開かされてもただただ羞恥に震えるしか無く、無防備にさらけ出された尻穴に硬く張り詰めた男根をあてがわれ強引に窄まった穴を割り開かれても男は為す術無く、憎い男の望むとおりに犯される以外何も出来ない。
人間として、男として、そして刑事としての尊厳を容赦無く叩きのめされながら、男は身動きを封じられた裸体を物のように扱われ意に染まぬ快楽で弄ばれるしか無いのだ。

「むぐっ、むぅぅぅっ!! んっ、んふっ、むふぅぅぅっ!!」

体内を好き勝手に蹂躙する男根が、苦しい。苦しいのに、地下室に監禁され始めてから毎日ほじくられた刑事の尻穴は苦しさよりも甘い悦びを強く感じるように作り変えられてしまっており、その残酷な事実は男根が腸内を行き来する度に刑事をこれ以上無い屈辱で無慈悲に痛め付けている。
気持ち良くなんてなりたくないのに、気持ち良くなってしまう。視界と言葉を奪われ、身体の自由を取り上げられた姿で一方的に犯されている状況だというのに、快楽を教え込まれた尻穴は腸壁を擦られる刺激を嬉しがり、まるで歓迎するかのように男根をきゅうきゅうと絞め付けてしまう。
嫌がる心と、悦ぶ身体。心の底から否定しても、本能から否定しきれずに湧き上がってくる淫らな幸福感。あまりにもちぐはぐな自分に、刑事は追い詰められている。
しかし、その刑事の苦悶などお構いなしに男は欲望のままに腰を振り、自らの男根に射精を促しつつ刑事に快感を注いで絶頂へと追いやっていく。刑事が幾ら苦しもうが、男の知ったことでは無い。刑事の心が屈辱と恥辱で壊れようが、男には関係無い。刑事を自らの手に堕とし、肉便器として使うためだけに生かしている男は犯していて愉しければそれで良いのだ。刑事を道具として使い、無様な痴態を堪能出来れば男は刑事の理性が失われようが正気が砕け散ろうがどうでも良いのだ。

「んぐっ、むぐぅぅぅぅんっ!! んむ、むぶぅぅ! うー! むぉぉぉぉぉぉっ!!」

尻穴で激しく脈打ち出した男根に気付き、体内での絶頂が近いことを悟った刑事は拒絶の意思を込めた絶叫を放つ。その絶叫を聞き、刑事を征服しているという実感を改めて抱いた男は顔に残忍な笑みを浮かべ、より早く腰を打ち付けて男根を刑事が拒む射精へと導いていく。

「んぎゅぅぅぅっ!! うぅっ! うぶ、ぶぐぅぅっ! むぅぅぅぅぅっ!!」

目と、口と、手足を制限され男の物へと堕とされた刑事は早くなった男根の出し入れによって生み出される悦楽に痛々しく鳴き叫びながら縄に拘束された裸体を痙攣させ、憎い男の目と耳を存分に愉しませ射精へと駆り立てる優秀な肉便器としての役目を、責めに屈して意識を手放すまで果たし続けるのだった。
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