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青年は幸福を教えた男根にむしゃぶりつく

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満面の笑みを浮かべながら、男が自分のみが所持しているカードキーを用いて青年の自由を奪っている拘束を外していく。
カードキーを通された機械製の足枷が、電子音を立てつつ解除される。続いて、背中で手を縛めていた枷が足の物と同じように電子音を発して手首から離れ、先に外された足の枷と共に男の手で少し離れたソファーの上へと放り投げられた。
青年の身動きを封じる物は、もうどこにも無い。手足の枷を取り払われた青年は、カードキーをポケットにしまっている男に飛びかかれる。自分を捕らえ屈辱と恥辱を味わわせた男を怒りのままに殴打することも、暗殺者として与えられた任務に従い標的である男を冷徹に屠ることも出来る。
だが、青年はそれをしない。両手両足を封じていた拘束具から解放された青年は、その気になれば自らの体術で男をどうにでも扱えるというのに、男に危害を加える素振りすら見せない。
一糸まとわぬ裸体を覆い隠そうともせず、男が自分の背後から正面に移動し裸体を舐め回すように鑑賞してきても眉をしかめすらしない。そんな大人しい青年の様子を存分に眺め、非情な暗殺者として自身の屋敷にやって来た時の青年と今の青年を脳内で比較して笑みを深めた男は、良い子に待っている従順な青年に向かって優しい声音で命令を下した。

「○○、お座り」
「っ! わぅんっ!」

到底、人間に下す物ではない命令。ペットの犬を相手にするかの如く男の口から紡がれた命令。それに対し、青年は素早く従った。男をより愉しませる為に、犬の鳴き真似を交えながらだ。

「よし、良い子だ。○○は本当に、素直なワンちゃんになったね」
「きゃぅ、あぅぅんっ」

頭を撫でられ、幸せそうに蕩けた表情を浮かべつつだらしなく舌を垂らした口から甘えるような鳴き声を放つ青年に、暗殺者としての面影は欠片も残っていない。
演技ではない本気の服従。駆け引きなど介在しない心からの隷属を示す青年を見つめつつ満足げに小さく頷いた男は頭を撫でていた右手を離し、その右手を自らの股間へと移動させ、ズボンのファスナーを下ろして硬く張り詰めた男根を取り出した。

「ほら、○○の大好きな私のおチ○ポだよ。○○を暗殺者から、私専用の可愛いペットに躾け直したおチ○ポだよ」
「はっ、はぉ、わぉんっ」

ファスナーが開ききった瞬間ぶるん、と勢いよく飛び出した男根が、犬になりきった青年の額を緩く叩く。
自分に雌の快楽を叩き込み、暗殺者として組織に尽くす血みどろの日々よりも遥かに幸福なペットとしての日々を教えてくれた太く逞しい主の男根を至近距離で眺め雄の香りを一生懸命に吸入しながら、青年が発情を加速させていく。
命令されたお座りの体勢を守りつつ、青年は眼前の男根にむしゃぶりつきたい欲求を何処までも膨らませていく。床に付いた手足をそわそわと揺らし、無意識に男根へと伸びそうになる舌を必死で制しながら、青年は自分を支配する男に向かっておねだりの視線を飛ばす。
その愛しい仕草を見下ろし、念の為にと装着させていた枷はもはや必要無いという確信を募らせながら、男は身も心も屈服した青年ペットに新たな命令を下した。
それは青年自身が望み求めている、男根への奉仕を行わせる命令だ。

「さぁ、ご主人様にご奉仕しなさい。もし途中でサボったり、上手に出来なかったら今日はお尻に入れるのをお預けしちゃうからね。しっかり頑張るんだよ?」
「あむっ、んまぁぁんっ!」

男の言葉が終わりきるよりも早く一旦頭部を後ろに引いて口に運んだ男根を根本までくわえ込んだ青年は、男の命令に対してくぐもった声でもよく分かる分かりましたの意思を表わしながら、はしたない水音を立てて愛しい男根を一心不乱に舐めしゃぶり甘い奉仕に耽り始めた。

「ふふっ、その調子だよ、○○。とっても気持ち良い。これだけ上手なら、お預けの心配は無さそうだ。むしろ、私がご褒美の心配をしないといけないかもね……」
「ふむっ、あむっ、んぢゅ、んむぅぅっ!」

ご褒美の単語を耳にした途端に嬉しさから奉仕を更に熱烈な物へと引き上げた青年に穏やかな笑みを零しながら、男は改めて右手で頭を撫で、左の指で右の耳をくすぐり、以前に教えた通り手を使わず口のみで奉仕を行う賢い青年ペットに、甘ったるく淫猥な至福を抱かせていた。
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