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加虐は心からの感謝と愛情を込めて注ぎ込まれる

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年齢を感じさせぬ程逞しく整えられた裸体が、自身から自由を奪う縄の縛めを軋ませつつくねくねと身悶える。視界を閉ざし口を塞ぐ黒色のテープを与えられた顔面が至福に歪みながら、抵抗を封じられた存在が唯一の呼吸孔に変えられた鼻を間抜けに鳴らしつつ絶え間無く湧き上がる高揚を味わい続けている。
二の腕と胴体を繋ぎ背中側で交差させた左右の手首を縛る上半身の縄を愉しみ、足首と太ももを短く括る縄を加えられ伸ばすことを禁じられた足の間で丸出しの男根を興奮に滾らせながら被虐を堪能している。そんな異常な存在を独占し弄んでいるという事実に倒錯的な愉悦を募らせながら、少年は何もかもが自分よりも遥かに上である変態に更なる辱めをもたらし始めた。

「ほら、社長さん。大好きな俺のチ○コ、たっぷり嗅がせてやるよ。自分の孫くらいの相手に縛られて、何をされても逆らえなくされてるって状況を思い知らせながら、変態社長さんをもっともっと苦しめてやるよ」
「んぶっ、むふうぅ……っ!」

汗ばんだ白髪交じりの髪を鷲掴みにした少年の手が、己の立場を忘れ虐げられる悦びに溺れていた壮年の男の頭部を自らの男根へと容赦無く引き寄せる。
それをしたら男の鼻が自身の男根に遮られ呼吸が困難になると知った上で、男が呼吸を阻害されたことによる息苦しさすらも幸福に変えるマゾヒストだと分かった上で、ベッドに腰掛けた少年が熱く火照った肉の棒をテープに覆われた男の顔面に密着させる。

「っぎゅ、んみゅ、ふ、ぶふうぅ……!」
「うんうん、苦しいな、社長さん? 辛いな、社長さん? でも、情けなく腰をヘコヘコ揺らしながら嬉しがっちまうくらいに良いんだよな、社長さん?」
「うぶぅ、も、ぐぶ……っ!!」

自分が感じている全てを、自分を慕う社員達にすら見せたことの無い淫らな本性を、二回り以上年下の少年に看破されている。
その事実が生み出す惨めさに酔いしれながら、男は無自覚に行っていた腰振りを意識しての物に変化させ朦朧としている意識も構わずに自分の意思で顔面を一層強く少年の男根に押し付けつつ、普通ではあり得ない形での絶頂へと達していく。

「むぐ、ふぶっ、もぶうぅ!」
「お? イきそうだな。良いぜ、イっちまえよ。俺のチ○コ至近距離で一生懸命嗅ぎながら、間抜けに腰を振って自分のチ○コ揺らしながらみっともなくイっちまえ。淫乱社長さん」
「うぅぅ! んぼ、も、おぉぉぉ……っ!!」

少年が浴びせてくる言葉の刃を心と身体で受けとめこれ以上無い恍惚を溢れさせながら、男は一切の刺激をもたらされていなかった男根から勢いよく精液を迸らせた。
少年の男根が放つ若くも絶対的な雄の香りを取り込みながら、股間に押し付けられた頭部以外の箇所を激しく痙攣させつつ快楽を極める男。少年が腰を下ろしたベッドの下部を噴き出した精液で汚しながら、裸体を締め上げる縄を鳴らしつつ甘い頂点がくれる幸せな余韻に浸る男。
その最高に無様で可愛い年上の男を作り出した少年は、専用の寮があるという理由で自身が働いていた嬲られて悦ぶ男向けの淫猥なサービスを提供する店から自分を買い受け衣食住に一切困らない何不自由の無い暮らしを与えた上で専属の主に変えた男からは見えない場所で感謝と慈愛を込めた笑みを浮かべつつ、この程度じゃ満足には至れないと知っている貪欲な男の身体をより激しく追い詰め恥辱と屈辱の淵に追いやることを目的とした追い打ちの責めを嬉々として叩き込み始めた。

「最高だぜ、社長さん。あんまりにも最高だから、俺も一回イかせてもらうよ。俺のチ○コの匂いだけでイった淫乱の顔でオナって、思いっきり顔に精液ぶっかけてやるよ。自分の顔を使ってオナられるの、どうしようも無いくらいに惨めで嬉しいだろ?」
「んふっ、んみゅぅっ、うぶうぅ」

髪を掴んでいた少年の手が頭部を上下左右に動かし男の顔面を用いた自慰に耽り出す。先程と違って鼻の穴を不規則に塞がれる責めに呼吸のタイミングを乱されながら、男は人間ではなく物として、それも快楽を追求する為の道具として扱われている事実に全身をときめかせついさっき派手に精液を吐き出したばかりの男根をまた限界まで張り詰めさせていく。

「んみゅ、ふぶっ、もごおぉっ」

好き勝手に甘く苛められている者が発する物とは到底思えない鳴き声を上げつつ自分よりも先に絶頂へと向かっていく男の可愛い悶絶を独占しながら、少年は歪んだ嗜好を満たしてくれる相手として自分を買った男へと湧き上がる愛情のままに思い付く限りの加虐を注ぎ込んでいくのだった。
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