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逞しき裸体は白濁に染め上げられる

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日々の鍛錬の末に育て上げられた筋肉に覆われている腕をもがかせても、雄々しく膨れ上がった太ももとふくらはぎを震わせながら逞しい足を必死に暴れさせても、男は自由を取り戻せない。どんなに立派な肉体を有していようとも、生身の人間である以上頑丈な鎖の拘束を引き千切ることなど出来ないからだ。
太い柱が並んで存在している薄暗い倉庫の一角に仰向けで裸体を転がされ、頭上で交差させられた手首と丸出しの股間の下で交差させられた足首を十字に縛る鎖を自分を上下から挟んでいる柱へと遊び無く南京錠で結合された男が危機からの脱出を求めてじたばたと身をよじらせても、太い鎖は男の肌に食い込みながら無駄な試みを嘲るように金属音を立てるのみで外れる気配すら見せない。固く丸めた布を押し込まれ黒色の粘着テープを使って栓を施された口から悔しげな唸りを漏らし、無防備にさらけ出された裸体をなりふり構わずに悶えさせても、男は屈辱を加速させられるだけで何一つとして状況を好転させられない。
正体を暴かれ敵の手に堕とされた男にはもはや、あらゆる自由を奪われた肉体を弄ばれる以外の選択肢など残されてはいない。祖国からの命令を受けて敵国が所有する軍の一隊員として潜り込みスパイであることを見抜かれて捕獲された無様な男は、何処にも逃れられぬ裸体を愉快そうに見下ろす敵軍の隊員達の手で情報を白状するまでいたぶられ、情報を白状した後も肉欲の捌け口として辱められるだけの存在に堕ちることしか出来はしないのだ。

「んーっ! んむっ、ぐむぅぅ……!」

共に軍の仕事をこなし訓練を行った男達が、スパイにとって欺いていた相手から自分を支配する相手へと変化した敵国の男達が、塞がれた口で惨めに呻きながら手足の拘束を鳴らす情けないスパイを笑顔で観察する。昨晩倉庫に置き去りにした時と全く同じ格好で無意味に足掻き、剥き出しの男根をぷるぷると揺れ動かすスパイを醜悪な表情で堪能しながら、男達は手も足も言葉も出せない状態で反抗の態度を示すスパイに興奮を滾らせていく。
この身体を、今日から毎日欲望のままに扱える。スパイを発見した功績として上層部から尋問を兼ねて思い通りに使用して良いとの許可を得た男達は、滾った興奮に合わせて硬く膨張した己の男根をファスナーを下ろしたズボンから取り出すと、まずはまだ自分の立場が理解出来ていないスパイにそれを思い知らせる為の責めを注ぎ始めた。それは、無様極まりないスパイの裸体を燃料としながらの自慰行為。これから自分がどういう形で扱われるのかを視覚で教え込みながら、逃げ場の無い裸体に白濁を浴びせかけて唯一の呼吸孔となった鼻腔を犯し嗅覚で屈服を教え込む残忍な責めだ。

「ふぶぅっ!? んもっ、むぅぅ! うぎゅぅぅっ!」

自分を眺めながら男根を扱き出した敵達の姿を見上げるスパイは想定していなかった展開に驚愕の声を発しつつ、淫猥な危機の到来を察して一層激しく手足の拘束から抜け出そうと試行錯誤を繰り返す。
もちろん、そんなことをしてもスパイはただただ自慰に耽る敵達の目と耳を余計に悦ばせながら体力を消耗することしか出来なくて。両手両足に鎖を巻かれ逃走と抵抗を不可能にされたスパイは、どうすることも出来ぬまま抗えない裸体を材料にした自慰を行う敵達が放出した雄の匂いを強く放つ白濁に染め上げられ、呼吸の度に体内へと潜り込んでくる雄に心を容赦無く蝕まれていくのだった。





「んぅ、んむ、もっ、おむぅっ……」

敵達の姿が無くなり、昨夜とは大きく違う苦悶に満ちた状況で倉庫に放置されたスパイは白濁に汚されていない場所の方が少ない裸体を力無くくねらせ、目に閉じた状態を強要する白濁と頭髪及び陰毛へと丹念に擦り込まれた白濁に嫌悪を募らせながら、鼻呼吸の回数を最大限に抑えつつ淫猥な地獄から離れたい一心で諦め悪く手足を虚しく動かし続けていた。
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